京都便り

京都のこと、和菓子のこと、着物のこと。
四季折々のことを書きつづることができればと。

お祝い

2006-03-08 16:49:14 | つれづれ
 お祝いをいただいた。さすが京都の御三家の一つ。
 ヘギに熨斗、末広とすべてが京都らしい。他の地方ではこうしたお祝いというのはなかなかないらしいけど、京都はなぜだかこういう風習が今も残っている。だから京都らしいというのか、ずっと続いているのかもしれない。
 もちろんこれは昨日今日、代表取締役という役職をいただいた僕ではなく、今は亡き父が築き上げてきたものがこうした形で目の前にあらわれているに過ぎない。 亡くなってからもうしばらく経つけど、父の後ろ姿は日に日に大きくなる。
 僕もまた人の親になる。今の僕にはまだ足跡と呼べるものは何もない。子どもに何を残せるのかと思案するが何も思い浮かばない。お祝いももらったことだし、もうひとがんばり。

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