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どこまで上がる社会保険料!! 熊本県全国7番目に高い!

2012年01月18日 15時23分11秒 | 経済


おはようございます。
社労士事務所人事アップ 社会保険労務士・人事コンシェルジュの岩切勝造です。

本日は、昨日の朝刊から、またもや「社会保険料アップ」の記事についてです






協会けんぽ熊本支部では、2012年度(4月徴収分から)の健康保険料率について、

「10.07%」  現在は、9.55%。(2011年度熊本県)


全国平均は「10.00%」で熊本県の保険料は全国で7番目に高いということです。



ここで、皆さん社会保険料は、どのような構成になっているでしょうか。


「厚生年金保険料」

「介護保険料」



そして、今回の「健康保険料」から成り立っています。



もう少し、突っ込みますと、

「児童手当拠出金」があり、こちらは、事業主全額負担となります。


さて、厚生年金保険料は毎年9月に保険料率が0.354ポイントづつ上昇し、

平成29年は1000分の183になります。


例えば、

現在月収が24万円の方は、厚生年金保険料を19,694円給与から徴収されていますが、

平成29年には、21,960円となり、年間で考えると、2,263円上昇することになります。


さて、今回の熊本県の健康保険料をみますと

0.52ポイント上昇していますので、これだけでも月収24万円の方は
年間7,488円上昇するのです。


もちろん、介護保険料(現在1.51%)も上昇傾向です。

40歳以上65歳未満の方で月収24万円もらっていた場合、3,624円。


そう考えると、給与の15~16%が、社会保険料になるということです。

その金額以上を事業主は負担しなければならないということです。


さらに、消費税の引き上げ案が出ています。

社会保障と税制一体化と言われていますが、

国から社会保険料として直接徴収(実質は事業主経由ですが)されるのか、

それとも消費税から間接的に徴収されるのか、

になり、最終的にはすべて国民の負担になっていることは、間違えありません。

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