観客はまばら
15分ぐらい戦って引き分け
モーモードームの建物
神社正面にある八百杉
神社はここでも隠岐造り
岩倉の乳房杉
三脚が欲しかった
屋根に石が置いてあるのが特徴
玄関は3カ所あり室内に入って
外部から見ると
今日は旅の最終日です。 西ノ島町の別府港から高速船レインボーに乗り隠岐の島町の西郷港へ向かいました。
最初に訪ねたところはモーモードームという牛突きの見学でした。承久の乱で隠岐に配流となった後鳥羽上皇をお慰めするために始まったと伝えられ、800年近くの伝統を誇り日本最古の歴史を持つ闘牛だそうです。年に数回本場所大会もあるとのことでした。
次に行ったのは国指定天然記念物の八百杉のある玉若酢命神社でした。隠岐造りの本殿、随神門、旧拝殿が国指定重要文化財だそうで厳かそのものでしたね。
八百杉は推定樹齢1000年以上、国指定天然記念物になっています。樹高30メートル、幹周り11メートルの巨樹ですが若干弱りかかっているように見えました。
次は今日のハイライト岩倉の乳房杉を見るためにバスは狭い山道を50分かけて登って行きました。その途中では根元から6本の幹に分かれているかぶらす杉(600年の樹齢)を車中から眺めました。狭い道で対向車と出会いながら大満寺山の深い森に入っていきました。樹齢約800年と言われて樹高が30メートル、幹周り約11メートル、主幹は途中から15本に分岐しそこから大小24個の乳房状の根が垂れ下がっていると案内板にありました。迫力ある奇形の杉の木を見たのは初めてかもしれません。公孫樹では乳房状の気根を良く目にしますが。地元ではご神木として崇拝されているとのことでした。巨樹探索が趣味の私には今日は大満足の3本の杉巡りの旅でした。
最後に訪ねたのは佐々木家住宅で天保7年(1836年)に建てられた杉皮葺き石置き屋根の木造住宅でした。3カ所ある玄関など隠岐独特の特徴ある建物は国指定重要文化財です。ここでは地元の方が用意してくれた隠岐の珍しい田舎料理が昼食でした。古民家で味わう素朴な寿司や煮物などを楽しませて貰いました。
上皇の身罷る隠岐に卯波立つ