和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

晩秋の斑尾高原 笹ヶ峰高原を訪ねて

2017-11-27 08:00:05 | 日記

希望湖



斑尾タングラム峠道より

雲海の下は野反湖方面

仙人池







先日、長野駅で知人と落ち合い晩秋の信州の高原撮影に行ってきました。最初に訪ねたのは標高850メートルの斑尾高原希望湖(のぞみこ)です。ここは周囲をシラカバやブナの原生林に囲まれた静かな湖でした。到着したときは霧に包まれいて何も見えませんでしたがやがてうっすらと雪をかぶった妙高山が見えてきました。そこを後にして途中の秋景色を撮りながら次に笹ヶ峰高原にある仙人池を訪れました。 ここは標高1300メートルの所にある周囲500メートルの小さな池です。一昨年5月にも撮影しましたがその時は残雪の中だったので一部分のみしか歩けなかったところです。今回は池を囲む遊歩道を一周することが出来て楽しい撮影となりました。


天蒼し頬なでし風秋惜しむ


道東に秋を探して サロマ湖から網走へ

2017-11-23 08:00:02 | 日記

明るくなりかけた能取湖

オホーツクの海を見ている一本の木

しばらくして白鳥は大空に飛んでいきました

赤く見えるのはサンゴ草





サロマ湖周辺のキカラシ

別の畑

束の間青空が出た一本のイタヤカエデ

網走湖畔の向日葵畑はもう終わり

天都山から見えた斜里岳


道東に秋を探しての旅を2回中断しましたが今回が最後となります。。
10月13日は旅の最終日です。チャンスは今日しかないので泊まったサロマリゾートホテルを朝4時半に出発して前日下調べをしておいた常呂にある「一本の木」の撮影にチャレンジしました。昨夜もかなり激しい雨が降ったようで未舗装の山道はぬかるんでいました。現場に着いて撮影しようとするとまた激しい雨です。しばらく待つと雨が止み、朝日が昇る能取湖の方角の空が少しばかり明るんできましたが「一本の木」のあるオホーツクの海の空はいつまで経っても暗いままでした。諦めてホテルに帰る道すがらサロマ湖畔で白鳥を見たり、ピークは終わっているサンゴ草を見つけて撮りました。キムネアップのサンゴ草も終わりですでに茶褐色になっていました。朝食後はサロマ湖周辺をもう一度走り回ってキカラシの畑を何カ所か見たのですが曇っていて光がないため気に入った写真になりません。次回に期待しようと諦めて網走に向けて出発しました。帰りは釧路でなく女満別空港から帰京することになっています。ナビに従って車を走らせているとなんと網走方面に行く道路が「一本の木」の近くを通ることがわかりました。しかも雨が止んでわずかに青空が出てきています。現場に着いてみると少し紅葉したイタヤカエデに光が当たっているではありませんか。3度目の正直でなんとか「一本の木」を撮影することが出来ました。理想をいえばサロマ湖の夕日が撮れ、イタヤカエデがもっと赤くなったよく晴れた日に「一本の木」を撮影することが出来たなら最高だったのですが欲を言えばきりががありません。不満の残る撮影旅行でしたが、網走では美味しい海鮮丼を食べて気分を良くすることが出来ましたし事前に調べておいた店で買った夕食用の鱧丼も美味でした。こうして4日間の旅行は終わりました。

冷やかな浜にかすかな声届き

三浦半島大根干し、三崎港に寄って

2017-11-19 07:12:56 | 日記





城ヶ島渡船か釣船か

水中観光船は出発した後でした

うらり マルシェ 一階はさかな館 二階はやさい館

初めて見た黒い縞々の魚はお刺身に美味しいと

鮪のかぶと焼きを食べるツアー客が多い店

例年11月中旬から2月まで砂浜一杯に広がる白い大根干しは三浦海岸の風物詩もなっています。今年も見られるかなあと一昨日寄ってみると少しだけ干し大根は下がっていました。でもすでに漬物用に長さをそろえて全部カットされた後でした。海岸にはまだ干し場が広く組み立てられて残っていましたのでこれから多くの大根が干されるのでしょう?その風景をカメラに納めたいと期待していただけに残念でしたが次の目的地の三崎に廻りました。日本でもトップクラスのマグロ水揚げ量を誇る漁師町でもあります。平日とあって観光客は意外と少なく観光バスは3台だけでしたがお土産用の大きな保冷バッグが次々とバスに積み込まれていました。私達も港内を散歩した後お目当てのさかな館で買い物をしました。ここに来たのは今回で2度目です。生マグロ、冷凍マグロ、乾物類が所狭しと並べられていますし地元三崎港で今朝水揚げされた珍しい地魚もありました。ここでは私の好物のトロマグロの甘辛く煮た角切りの佃煮と冷凍の中トロ刺身等やすぐに食べられる三崎マグロのすきみも買いました。
天気も良く久里浜霊園にある実家のお墓参りを兄夫婦の車に私と娘も同乗させて貰い4人で済ませることが出来、そして楽しいドライブの一日となりました。

空碧し潮かぜ旨し掛大根

吟行で赤坂迎賓館等や四谷を歩いて

2017-11-15 08:03:54 | 日記

迎賓館赤坂離宮

赤坂日枝神社



弁慶橋から見た弁慶堀

赤坂プリンスホテルクラシックハウス

別の角度から

西念寺 服部半蔵開基 菩提寺

四谷於岩稲荷田宮神社 

於岩霊堂 日蓮宗寺 

先日所属している俳句会の吟行で赤坂、四谷周辺を歩きました。最初に訪ねたのは赤坂日枝神社です。創建は約800年前。江戸三大祭りの一つである山王祭りが行われる神社です。この日はお天気も良く七五三のお参りに来ている大勢の家族連れと結婚式を挙げて記念写真を撮っている一組の家族に出会いました。次に弁慶堀にかかっている弁慶橋を渡りました。数人がボートにのり釣りをしていました。弁慶の名はこの橋を造った大工の棟梁の弁慶小左右衛門に由来します。彼は江戸城を普請したことでも知られています。そこを後にして次に訪ねたのは赤坂プリンスホテルクラシックハウスです。鹿鳴館、ニコライ堂、岩崎邸、旧古河庭園等々の設計で知られるジョサイアコンドルが設計したチューダ様式の明治の洋館(旧李王家東京邸にもなった)です。ここで丁度お昼となりすぐ近くのイタリアンレストランで早めの昼食をとりました。

今回の吟行のメインはこの日の午後予定している赤坂迎賓館の内部見学です。つい先日この迎賓館の中庭でトランプ大統領の歓迎式典があり、花鳥の間では晩餐会が行われました。内部を見学するのは今回で2度目です。前回来たときは入館まで2時間近く並びましたので今回も待たされるかなと思いましたが大統領が去ってまもなくだったこともあり、待つこともなく入館出来ました。土曜日なのに不思議なくらい閑散としていてビックリしました。空いていたこともあって内部の見学はゆっくり時間をかけながら係員から詳しい説明を聞くことができました。残念ながら内部の撮影は禁止ですが彩らんの間、花鳥の間、羽衣の間、朝日の間(現在修復中で公開せず)、中央階段二階大ホールなど日本における唯一のネオバロック様式の西洋風宮殿建築を見ることが出来ました。
この場所はかって紀州徳川家の中屋敷があったところで建物は平成21年国宝に指定されました。
見学後はメンバーの半分だけが四谷の狭い路地を昇ったり降りたりして歩き、西念寺、油揚げ坂、映画「君の名は」のポスターにもなった須賀神社界隈、四谷於岩稲荷神社などを見て回り4時半過ぎに四谷三丁目の駅で解散となりました。

枯れ葉走る迎賓館や聞き入りて

道東に秋を探して 阿寒湖の森からサロマ湖へ

2017-11-12 08:10:23 | 日記

阿寒の森





温泉の湯煙が上がって

道の駅 あいおい



ニオ

道祖神?

ホテルの部屋から

10月13日の朝起きてみると昨夜からの雨がまだ降り続いています。天気予報では今日は終日雨の予報です。この天気では撮影が難しく最初はこの日泊まる佐呂間町へ移動するだけかなと思っていました。でもせっかくここまで来て何もしないのは残念なので朝食後ホテルの隣にあるボッケの森で傘をさして再度撮影しました。
その後国道240号線を津別、美幌、北見から佐呂間町へ抜けました。最初の休憩地 道の駅 あいおい は旧国鉄北見相生駅跡にあり、当時の駅舎、ホーム、鉄道車両が保存されていました。
またしばらく走ると今度は大豆や小豆などを天日干しにするニオ積みを見つけました。今日の撮影はすべて傘をさしての撮影です。

途中の端野ではオホーツクのタマネギふりかけを買いました。毎年ネットで取り寄せていますが、娘家族や息子家族にも好評なので今回は直接地元の店に出向き買うことにしたものです。
佐呂間町では海産物を商う北勝水産という店でサロマ湖名産のフライホタテをパンで挟んだご当地バーガーを食べました。ガイドブックに「ここでしか食べられない美味しいバーガー」と載っていたのに惹かれて食べに行きましたが若者になった気分でマヨネーズたっぷりの熱々のバーガーを美味しく頂きました。
結局この日は予定していたキムネアップ岬のサンゴソウやサロマ湖に沈む夕日の撮影はすべて出来ませんでした。雨には勝てません。

ホテルに入るにはまだ時間が早すぎます。気持ちを切り替えて最終日の明日に期待することにしました。今回の撮影旅行でどうしても撮りたかった広い草原に立つ一本のイタヤ楓の場所を確認したかったのです。出発する前に常呂町役場に電話して場所を聞いたのですが「口では説明が難しい」と言われ直接常呂町の役場に出向きました。夕日の中にすっと立つ一本の木のイメージだったのですが残念なことにこの日は夕日はでませんでした。サロマ湖に沈む真っ赤な夕日もおあずけとなり早々にホテルに入りました。


雨しとど阿寒の森の朝紅葉