9月の1泊ツーリングで寄るつもりがたどり着けず、今日やっと訪れることが出来ました。
というと大げさですが、たしかに山奥の温泉ではあります。
国道52から県道32-南アルプス街道-へとはいり、そこから36km、44分の道程でした。
ほとんどが走りやすい2車線道路ですが、ところどころ、すれ違い困難な道幅であったり、工事交互通行箇所もありました。
場所自体は分かり易く、駐車場から坂道を歩いて3分(表示案内による)ほど登ると、建物があります。
有料休憩処の外側は、障子と縁側になっていて、昔の田舎の親戚の家のよう。
受付の奥に100円リターン式のコインロッカーがあり、そこから、また坂になった渡り廊下までの間、漂う香りは、硫黄、ではなく厨房からのモツ煮込みの匂い。合わないような気もしますが、旨そうではあります。
四六代 孝謙天皇ゆかりの湯。
浴槽、壁、天井は檜造り、1.5面のガラス窓からはすぐ近くの山が見えます。紅葉すれば、見ごたえがあるでしょう。
湯船に足をいれた途端、感じることが出来るのが、かなりヌルヌル感のある泉質。
掛け流しで飲むことも出来るので試してみると、ほんのり塩味、かすかに硫黄臭。不味くはないです。
下調べした情報では、湯に入ると、泡付がかなり多いような表現でしたが、まあそこそこですね。それだけでいえば、韮崎旭温泉のほうが、多いでしょう。
露天風呂はなく、それほど広くはない浴槽は2つに仕切られ、下流側は温めなので、暖かいほうへ出たり入ったりしましたが、他の人はあまり移動していませんね。
浴槽の大きさのわりに、シャワー付カランは6個あります。
それまで1人客ばかりで静かだったのが、3~4人グループの人たちが入ってきて、やや賑やかになったこともあり、そろそろ出ます。
入浴料500円 休憩室利用では1500円です。