札幌市中央区で二つの病院を経営する「医療法人シオン」(小笠原篤夫理事長)は今月、看護師が1カ月1時間からでも勤務できる「超短時間勤務制度」を導入した。資格を持ちながら、出産や育児で現場を離れた「潜在看護師」らを掘り起こし、看護師不足解消を狙う。制度を使って看護師を募集しているのは、シオンが運営する内科の「シオン山鼻病院」(ベッド数74床)と循環器科などがある「シオン山鼻北病院」(同76床)。パート看護師として短時間での勤務が可能で、時給は900~1400円。院内の保育所に子供を預けることもできる。現在週3日勤務し、うち2日は4時間だけというパート看護師の女性(50)は「体調や家事を考えると定時で帰宅したいと思っていた。いずれはフルタイムで働きたいと思うので、考える時間をもらえる意味でも制度はありがたい」と話す。
助かるだろうけど、1時間はどうなんでしょう!
助かるだろうけど、1時間はどうなんでしょう!