(2005年11月3日 シネマスコーレにて ヴィスタ SRD)
ほのぼのとしてミラクルを感じさせるタイトルに、勝手に「クルド人らの間に起きたちょっとした奇跡」みたいなのを想像していたのですが、実際は違っていました。重い映画だった。
というか、現実はもっと、あの映画以上に重いのだと思う。
子供が芯を取る村に予知能力のある少年という、幻想の中にきつい現実を交えたこの作品は、イラク戦争がもたらした様 . . . 本文を読む
(2005年11月3日 シネマスコーレにて シネスコ ドルビーSR)
「ココニイルコト」「13階段」の長澤雅彦監督が初恋、友情に揺れる中学三年生のひと夏がまぶしく、瑞々しい青春映画。
この手の映画にしては登場人物がちょっと多い上に、似た感じの子もいるので前半は混乱しそうでしたが、ドラマが進むにつれて関係が明らかになって解り易くなるのは良かった。人物を多く出せる利点のあるシネスコの画面の使い方も . . . 本文を読む