合衆国の片隅で新館 2006~

5人と4頭プラスαと2羽と1匹とその他大勢だったアメリカ暮らしは2人と1頭と1匹になりました。

バスルーム改築記

2017-04-24 | 家のあれこれ
インスタでやればシリーズ第3弾(だっけ)
私のモットーはとにかく「やらないよりはマシ」時間がなければ写真だけあげちゃえ!ってことで。
お風呂改築工事の写真集です。 2月に、毎年恒例のホーム・リノベーション祭りみたいなのがありまして、そろそろ玄関ドアを変えたい!というのが一番の理由で重い腰を上げて行ってきました。で、まあドアの見積もりなんかも取ったものの、なぜか今回はお風呂を交換しよう、ということになり。。。何年か前にやっぱりドアを見に行って、結局屋根裏にインスレーションを入れてしまったり。まあ、予定通りに行かないところも面白い、ということにしておきましょう。

入居時から「いずれ交換」と思い続けて15年も使ってしまったマスターベッドルームのバスルーム。浴槽はジャグジーなんかついていて巨大でムダに豪華だったのですが、
1.タブが大きいわりにボイラーが小さいので、お湯を張っている間に水になる(サイアク)
2.グラスファイバー製なので汚れが付くと落ちない。泥犬洗ったらアウト
3.ヴァニティ(洗面台)がオークの無垢材で、浴室の湿気と犬が濡れた体を擦り付けるので超みすぼらしくなっていた。
4.収納が少なくて使いづらい
5.とにかく古い!(築30年を軽く超えてますからね~)

と不満だらけでした。この改築祭りでもやっぱり目玉はバスルーム。ブースもたくさん出ていて、そのうちの2社から見積もりを取りました。当初、現在の浴槽にそのまま新しいものをかぶせるタイプのリモデリングを見てそれにしようと思ったのですが、見積もりに来た専門家が一目見て、その方法は不可能だと。巨大バスタブには対応していないんだそうです。結局2社のうち、値段は多少張ったものの、壁に継ぎ目のないタイプ(現場でアクリル板を折り曲げて合わせる)の会社を選びました。カビの元は少なければ少ないほどいい。





全体の色合いも好きじゃなかったなあー。

前日までにモノを全部別のバスルームに移動して、古いバニティは、私が出かけている間にオットが一人で分解、運び出しました。ものすごく大きい鏡が大変だったみたいです。



解体中!


あっという間に古いバスタブは取り外され



サヨウナラ~


家の裏側って恐ろしいな。



何やらタイルに落書き計算のあと。現場合わせ感満載




新しい浴槽がセットされました。


裏に立っている2✕4の柱は、今までの浴槽の奥行きを縮めた分の新しい壁になる部分です。つまりタブが小さくなった分、壁を内側に移動しちゃった。壁の裏にはヒト一人入れるくらいの空間がある~。欧米の家ってこういうことがあるから「黒猫」なんて小説が成り立つんですね。子どもの頃それがわからなくて、どうやって壁の隙間に黒猫が入るのかと謎で仕方なかったモンですが。怖い…とか考えないようにする、うん。



朝8時過ぎに来て、夕方4時過ぎには完成してました。ただし、シーリングが固まるまでの24時間は使用禁止、固定してある手すりや棚は48時間(だっけ?)化学薬品の使用は5日間(だっけ?)使わないでください、的な注意がありました。どっちにしても工事が終わるまで使えないので心配なし。



さて、実はここからが最難関の床剥がし。その前にトイレも取り外して寝室に置いてありました(←見た目かなりシュール)



トイレ交換プロジェクトのときもこれが一番辛かった。とはいえ、今回私は留守がちでほとんどタッチしておらずオットが一人でやりましたw。実は新しい秘密兵器、床剥がしケミカルというのを発見して使ったらしいのですが、それがすごく危険!なんと、手に飛沫が飛んだだけで、火傷のような痛みがある化学薬品なんです。普通にホームセンターで売ってたりするのが信じられない。当然ケミカルのニオイもすごかったです。ともあれ、効果は抜群で、前回とは比較にならないほど短い時間で終わった模様。



床を剥がしたら次は待望のペンキ塗り!マスキングテープとかめんどくさいところはオットがやってくれて、私は楽しく天井と壁を塗らせてもらいました。ペンキ塗りも、下のトイレから始まり、キッチン、ファミリールーム、子ども部屋3つ…と経験を重ねてきたので、ペンキ選びから実際の作業までかなりスムーズ。



のはずだったんだけどな…私が選んだ(つもり)色はグレーだったはずなのに、どうみても塗られた壁はブルー。見本は右側の上から4つめ。確かにその色なんだけど。グレーが欲しかったら左の色目を選ばなければいけなかったみたい。。。ちょっとがっくり。実は下のトイレもラベンダーカラーの予定がピンクになっちゃったし、ファミリールームも元気を吸い取るようなオレンジになっちゃったし、色選びで成功したことはあまりないような気もします。色見本の小さい缶も注文できたんです。次からやっぱり一度試してみるべきなのかな。何度も足を運ぶのが面倒でつい…。




ともあれ、2度塗りとタッチアップでカンペキな仕上がり。今回選んだバスルーム用の湿気に強いペンキは水を弾くタイプなので、2度塗りが難しく、やっぱりプライマー(下地ペンキ)を使うべきだったかな、というのが反省点(←覚書)。




新しいバニティを運び入れます。



青いマスキングテープは、柱のある場所。鏡付きの薬棚を打ち付ける目印です。



そして、この時初めて気づいた大問題。


おーい、届かないぞー。
 
165センチの私で背伸びしてギリギリってことは154センチのブーちゃんはシャワー使えないじゃないか~!ということで、こちらは対策必要です。来週業者さんが来てくれる予定。一応生涯保障付きなので、たとえカビが生えてコーキングの塗り直しが必要になった程度でも無料で直してくれることになってます。でも新しく壁に穴を開ける訳にはいかないから、きっとエクステンションかなにかで対応することになるんでしょう。少し心配。




驚くほどのことではないけれど、なぜか奥を合わせると手前に隙間が。調査の結果、歪んでいるのはバニティではなく家の壁の直角だということが判明yellow22 ま、こんなもんだ。隙間は私がせっせとシリコンで埋めました。ま、そんなもんだ。



バニティを打ち付けて



隠れる壁もきちんと塗って穴を塞いで完璧な仕上がりに。



シリコンを接着剤にして



すでにオットが蛇口をセット済みのカウンタートップを乗せます。固定して、私がコーキングのシリコンを3方の壁との境目に塗り込んでいる間にオットが水道と接続…しているときに事件は起きた。全長わずか1センチに満たない小さな小さな部品が後ろの5ミリの隙間から落ちちゃったんですyellow23
しばし対策を練るも、辿り着いた結論は、無情のやり直しyellow15 バリバリと壁からネジを外し重いカウンタートップを剥がして、バニティ自体を動かして部品を拾い、振り出しに戻る。また塗り直したシリコンはギザギザになっちゃった。。。痛恨の極みナリ。



ようやく終了。



・・・・・え?・・・・・



見なかったことに。


まあ、私はもともとズボラでいい加減なので、こんなのへっちゃらですが、日本人でエンジニアのオットはちょっとクヨクヨしてました。細かいこと言ってたらここに住めないよ!




気を取り直して薬棚の据え付け。



これもやる前にもうちょっと店でリサーチするべきでしたね。高すぎたんですよ、位置が。普通上半身全体が鏡に映るはずなのに、首から上くらいしか映らないの。もう、力尽きたので、まあいいか、です。鏡になっているドアの開け閉めには丁度いい高さだし。




まあ、なにはともあれ



最後に床のモールド(縁取)も取り付けてペンキ塗って…(オットが)



完成!



アマゾンで買った蛇口もなかなか気に入ってます。いろんなレビューがあって、万人が満足するものはないのだということも身に沁みたけど、まあまあ正解でした。



やった~!


マスターベッドルーム改築日記 1回で終わらせた!えらいぞ、私!
工事には足掛け3週間くらいかかったかな?このあたりが自力DIYの限界かな、って気がします。
お疲れ様でした>オット




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1 コメント

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Unknown (シナモン)
2017-04-25 07:46:56
パチパチ!!
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