合衆国の片隅で新館 2006~

5人と4頭プラスαと2羽と1匹とその他大勢だったアメリカ暮らしは2人と1頭と1匹になりました。

Aruba で 乗馬

2012-10-09 | 此処じゃない何処かへ

アルーバに到着した日は、もうひたすら歩いて歩いて食べるものを探して終わりました。「このゴージャスなリゾートで飢えてるのってきっと私たちだけだよねー」なんて冗談を言っていられたのは最初の20分くらいだったか。歩いても歩いても店一軒見あたらず、ビーチばっかり。やっと繁華街らしきところに出ても、恐ろしいことにレストランもヴェンダーの食べ物やさんも見事に閉まっているのでした。やっとのことでなんとか開いているフードコートみたいなところを見つけて晩ご飯を注文。残りを持ち帰って、とりあえず翌朝のご飯を確保。……ってどうしてリゾートに来てこんなことしてるんでしょう(涙)。

翌日聞いたところによれば、「オフシーズンだから」 …だそうです。ほとんどの観光客はオール・インクルーシブでホテルに食事が含まれているのでわざわざ外に出ないんですね。なのでレストランは閉まっている。知らなかった~。


最初の間違いは、敢えてオール・インクルーシブのホテルをやめてVillaを取ったのに、ろくに食料を持ち込まなかったこと。そしてレンタカーの手配をしなかったこと。さらに、周りにスーパーマーケットの一軒もないと知らなかったこと。次回の教訓としましょう。

ともかく、なんとか朝ご飯を終え、Day2が始まりました。午前中は近場でシュノーケルを楽しんで、午後は乗馬のツアーです!

実は、今の家に引っ越すとき、選んだ決め手は、隣が馬牧場だったことでした。実際、娘2号のフーは結構長い間乗馬を習っていたりしたんですが、当時バレエで大忙しだったブー、そして親の私は実は一度も馬に乗ったことがなかったんです。

だからって、何も海のリゾートでわざわざ乗馬をすることもなさそうなものなんですが、この青い海の横を馬に乗って歩いている写真を見てしまったらもうたまらず。villaのフロントの人に言ったら、申し込みもピックアップの電話もしてくれたし(やはりオランダ語の方が話が早いみたい)、時間きっかりにお迎えのバンも来たし。スムースでした。


いや…ほぼ、スムースだったんですが…問題があったといえばちょっとあったような…のは、この写真の隅にチラッと写っているお方(とその奥様)。




「え?馬に、ののの、乗るんですか?本当に?」という150kg級の方々だったんです。当日は32℃ピーカンの直射日光バリバリの日。無事に馬にまたがった娘と私、そこのお嬢さんを馬の上に待たせた状態で「強い馬じゃないとダメよ、私が乗るんだから。それから私を馬の上に載せるのにもっと人がいるわね。2人じゃ無理無理!っていうのが始まって…軽く15分、馬の上で日あぶりの刑になっていた我々でした。




まあ、実際のところ、馬は意外と丈夫でそれくらいの重さでも大丈夫…らしいのですが…(涙)でもさあ。。。なんだか気が気じゃなくて、初めて馬に乗った印象とかぶっとんでしまいました。でも、ほぼ想像通り。「高い」って聞いていたから「ああ、確かに高いな」って。あまりに想像通りでデジャブ?って思ったくらいです。

まあとにかく3人がかりでなんとか彼らを馬の上に押し上げてツアーは出発!



よろしくねー。



最初は道なき道を歩きます。「これは馬じゃないと無理!」っていう道を造ったんだろうなあ。


ここでブーの乗った馬が突然暴走。この前に車の通る道路を渡ったのですが、そのとき車が近かったか何かで馬たちが興奮してしまい、馬同士のいさかいが起きたんです。走り出す馬にひきつるブー。この馬は最初から今日は仕事の気が進まなかったようで何かとブーに嫌がらせ(笑)をしていたとか。で、ここでインストラクターさんと馬交替となりました。



こんな車道脇も、ビビることなく、初心者を乗せて淡々と歩くんだから馬ってお利口です。でも、やっぱり扱いが素人なのは一瞬でバレて、ナメられちゃうんですね。私の言うこと、あまり聞きません。先頭のガイドさんが「アリババ(私の乗った馬)、水が大好きだから注意し……」言い終わらないうちに、


アリババ、海に突入。

垂直にどんどん沖に進んでいく(実際は数メートル)ので、このまま帰ってこられないのかと思いましたが、しばらく水と戯れてオシ○コなど豪快になさって、気が済んだのか、列にお戻りになりました。



粛々と。


1時間のツアーを選んで正解でした。2時間とか半日とかだったら体力持たなかった~。腹筋、かなり使いますね。あれは身体絞るのに良さそうです。初日は飛行機と歩き疲れ、2日目はこの乗馬とまたもやランチを食べる場所を探して歩きまくりで疲れました。

幸い、このツアーの帰りにスーパーで降ろしてもらって、また迎えに来てもらって送り届けてもらって…という夢のような幸運があったので、この日の晩ご飯と翌朝の食事は確保。コーヒーやお茶やパン…という当たり前のものがある幸せをかみしめました。ただ、普通のスーパーにはやっぱりそんなに魚を売っていないのでちょっとガッカリかな。新鮮な魚を買ってデッキでグリルして食べる!というのがちょっとした目標だったのだけど。



アルーバのお家はどれも可愛いかった。



「オレもまた馬さんと遊びたいー。」



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8 コメント

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Unknown (えくぼママ)
2012-10-09 06:53:25
お馬さん、人を見るって言いますよね(^o^)
何でも挑戦、凄いです。私は、きっと尻込みするでしょう(;_;)
でも、オフシーズンでも、このお天気。観光シーズンだったら、どんだけ暑くなるんでしょうか。こげそうな気がします

クッキーさん、たくさん、歩きましたね。
すっかり、秋の気配、歩くには少し寒いくらいがいいのかもしれないですね。
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Unknown (AI)
2012-10-09 11:19:15
(外国)旅ならではのハプニング、続きますね~
乗馬!!いいな~~、(エイラの気分に浸れましたか?)
私の憧れです。なんせ鼻の長い生き物が大好きになったもんで(笑)
乗馬って初めてでも大丈夫なものなんですか???
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Unknown (ちろこ)
2012-10-10 07:54:36
お馬さんのお目めステキですね。私も高所恐怖症なのであの高さに腰が抜けましたよ~、ケアンズに行ったとき軽い気持ちでツアーに参加したらあまりの高さに後悔しました~。
旅先で食べ物にありつけないとへこみますよね~、私もノースダコタで、ひもじい旅の経験あります。(笑)
旅行記、見ていてTAMAさんの絞りっぷりには感動しました。もともと絞れていたのでしょうけども、ここまで徹底してキレイだと楽しくてどんどん鍛えたくなりますよねぇ。自分の思い通りに脂肪が落ちて筋肉が増えてくると運動が楽しくなって行動的になりますもんね。私も夏山なんて暑くて嫌いだったんですが今年はガンバって登ってました。今は紅葉の山登りが楽しいです。
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Unknown (TAMA)
2012-10-10 12:18:17
☆えくぼママさん、

それがですね、ここアルーバは年間を通して気温が25~28℃くらいなんですって!オフシーズンなのは、北半球から冬に来る人が多いのと、秋はハリケーンのシーズンで天気が不安定だからってことらしいです。でも実際はここ、ハリケーンベルトの南にあるのでハリケーンのヒットはほとんどないらしいです。

クキさんが元気な気温はちょっと私には辛いです。動いているから身体は暑いのですが、手とか耳とかが冷たくて。今後は防寒対策も必要です。でもたくさん歩くとクキさん目がキラキラしてすごく良い感じ。なので止められません。私は筋肉痛…。
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Unknown (TAMA)
2012-10-10 12:20:33
☆AIさん、

そうですよねー。エイラとかローラとか…馬の背でいろいろ考えていたのが「思ったより楽じゃないぞ」ってことでした。確かに人の足よりは速いけれど、結構体力使うみたいです。上手になったら違うのかしらん。

初心者乗せてもちゃんと歩ける訓練をしているのでしょうね、きっと。一応「怪我しても自分の責任です」っていう書類にサインしましたよー。
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Unknown (TAMA)
2012-10-10 12:24:27
☆ちろこさん、

ケアンズで乗馬!クランダでしたっけ?テーブルランドのあたりで見た気がします。確かに高い。落ちたら怪我しますよね。でも滅多なことじゃ落ちないかな(馬の機嫌を損ねない限り?)

わはは、今までの人生で、きちんと運動して痩せたのって初めてです。体力までついてきて一石二鳥どころか何鳥にもなりました。なんだか朝起きられるようになったし、バレエの回転もやりやすくなったし。ただ、この旅行前から3週間近く休んでしまって昨日再開したら、明らかに筋力落ちてました。もう一生休めないんでしょうか、私たち。
お互い、赤い靴ならぬピンクのバーベルを持ってしまったのね(笑)。 
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Unknown (モコミルク)
2012-10-11 16:58:49
走り出す馬にひきつるブー。
アリババ、海に突入。(≧▽≦)ノシ
何故、こんなにブログネタが!?
 
日本の乗馬クラブ、確か80何kgまでだった様な記憶が。案外いけるんでちね?
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Unknown (TAMA)
2012-10-12 09:19:53
☆モコミルクさん、

言われてみるとなんであんなブログネタが!?でもとにかくお相撲さんカップルに気を取られて他のことみんな飛んじゃってたんで疑問にも思いませんでしたよ。

80kgなんてあの人達の半分にも満たないはずです。こっちでは100kg超えないと「太ってるな」と思いませんもん。
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