お命日の一日 娘たち帰還

娘たち、無事？日本から戻ってまいりました。お世話になったみなさま、どうもありがとうございました。なんと、ブーちゃんフーちゃん、空港から、携帯電話でみなさんへ【お世話になりました】メッセージを時間をかけて打ち、さて、一斉送信！・・・・・・・・・・のつもりで削除してしまったそうですorz....　さすが私の子だ…

というわけで、お礼も言えずに申し訳ありませんでした。おかげさまでとても楽しい日本滞在となったようです。いろいろ思うこともあったんじゃないかしらん？？どうでしょう？＞娘たち


さてさて、それにしても、荷物がすごいとは聞いていたけれど、実際目の当たりにすると圧倒されるものがありました。なんたって、部屋の中これ→ですもん。ありえなさすぎ・・・。もっとも、私が頼んだ本やら雑貨やらもかなりの数になるのでえらそうなことは言えませんが。

そして、我が家は、今からかっきり一週間後の早朝には、カナディアンロッキーへ向けて旅立っているわけで…その準備はリビングルームの方を使って行われることになります。知らない人が見たら絶対泥棒が入ったと思われるな。。。警察呼ばれないように気を付けないと。

幸い、留守中の庭の水やりは隣人が買って出てくれました。小さい子が３人もいるからとんでもないと思っていたのに、「ちょっとちょっと、留守中の庭はどうするの！？水やりくらいなら任せて！」って言ってくれて。一応遠慮してみたものの、もう「ゼラニウムの鉢植えをあの人に預けて、シソはとにかく人にあげちゃって、それからジンジャーは…ああ、もう畑は枯れちゃうかな、諦めようか…」なんてアタマの中がパニックになっていたのが、そうしてもらえれば一気に解決なんです。

「２，３日に一度、枯れない程度でいいから」ってお願いしました。もともとベリーやイチゴなんかも収穫してもらわないといけないから、それだけは頼むつもりだったんですけど。大助かり。ついでにキュウリやスカッシュも採ってね、って。持つべきモノは良い隣人です。


ところで。我が家の「天使の日」だった昨日は朝から波乱含みでした。

まず、朝起きたらシエナのタイヤがパンクしていた。出勤前のオットが真っ黒になってタイヤ交換。プリウス程度なら私でもできるけど、シエナは工具を出すところから、力やテクニックが必要で手も足も出ません。スペアタイヤもとても一人で出せるような状態ではないし。大変そうでした。

そして、オットを見送り、慌てて身支度してTOYOTAへ到着したのは８時過ぎ…「30分くらいかかるから待合室で待っていて」と言われて待ったものの、待てど暮らせど呼ばれない。本当は10時の開店と同時にCostcoでバラの花を買い、その足でHopeが旅立った病院の、Hopeが最期に自力で歩いたという裏庭にバラの花を１本だけお供えしてくるつもりだったんです。10時38分までに。でもとてもとても間に合う状況ではなく、私は待合室から外に出てその時間を迎えました。風が気持ちよくて空は優しく晴れて綺麗に薄雲が流れ、ほぷちゃんが感じられました。HopeのクロスステッチとHopeのアルバムを見ながら時間を過ごしました。


結局タイヤはパンクではなく、バルブに欠陥があったので、それを交換して修理費わずか16ドル。TOYOTAを出たのはもうお昼近かったけど。Costcoで、いつになく理想的なバラを見つけて一目惚れ。もう時間は過ぎてしまったので病院へ行くのは諦めました。家に帰れば、そろそろ娘たちから「ヒューストンに着いたよ！」って電話が入るはずです。

そして、待望の電話。あと何時間かで帰ってくる…と思いきや、入国の別室での手続きに思いの外時間がかかり（手続きそのものは何の問題もなかったのだけど、南部気質なのか、職員たちがおしゃべりしたり何か食べたりトイレに行って戻ってこなかったり…でちっとも手続きが進まなかったんだそうです）、乗り継ぎの時間がギリギリに。走りに走って（こういうパニックのときに限ってゲートを確認していなかったりして、また逆方向へ端から端まで走ることになったそうな）到着したゲートには飛行機が見あたらず…

「機材が到着しないため、出発が遅れます。」とのこと。理由は「機長が急病のため」ネットで逐一確認していたものの、出発予定時刻は10分ずつ遅くなっていきます。「今代わりのパイロットが向かっている」という状態が長く続きました。きっと代わりのパイロット、慌てて走ったりはしてないだろうな…日本人だったら絶対に走る状況でもこっちの人、走らないもんね。スクールバスに遅れて、バス停を外れたところでバスを待たせていても子供が走らないのにも毎回ちょっと呆れる私なんですが、まあ、社会が許してくれるならそれも有りなのか…。ともあれ、最終的に１時間ほどの遅れとなりました。相当お疲れの娘たちには辛かったみたいです。

そして、その頃、こちらでは「人生の重要な節目には雨を降らせる」ことに決めてらっしゃるホプ様が(笑)、ものすごいサンダーストームを起こしてくれてました。

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不思議なことに、いつも雷が来たらソファで震えているはずのクッキー
（→参考画像）
が私と一緒になって窓の外を見ていたこと。ほぷさんの雨だってわかってたかな？今回の嵐はわずか10分ちょっとで通り過ぎ、突然真っ暗になった空も突然明るくなりました。でもそのたった10分間の大嵐で…

ご近所のブラッドフォード・ペアが軒並みなぎ倒され

そのあたり総出で折れた木を処理していました。

そして、困ったことにはそれから翌朝まで、ネット不通。これが一番困ったなあ。そんなわけで、娘たち無事帰還のご報告も遅れました。

お迎えに行く空港までのハイウェイ入り口にて


信号も停電で消えてましたが、もともと４－STOP（四方停止）の「入った車から順番に出る」が徹底しているので特に混乱はありませんでした。

ほぷちゃん、お命日は派手に過ごしたかったのかな？確かに、すごいことがいろいろ起こりましたがその割に実害がなかったところがさすが。

感動の再会画像はうまく撮れませんでした～。クッキーの喜びっぷりが可愛かったです。嬉しそうだったクッキー、それから笑いっぱなし。がーちゃんにべーったりです。でも、それを見たフーは「若い頃は意地でも『がーちゃん好き』なんて言わなかったのに、こんなに丸くなっちゃって。トシ取ってきたんだねぇ。」って切なくなっちゃったみたいです。そうかもね。。。


私が娘たちのために用意した晩ご飯は、和風唐揚げとKFC風フライドチキン、そしてみそ汁。それだけ。なんたって待っていたんですもの。

これの到着を！

久しぶりのコンビニおにぎりも日本のベーカリーのパンも、美味しかったぁ～（うっとり）特に焼きたらことか、辛子高菜とか、明太子とか、こういうビミョーにこちらで食べられないものがたまらないんです。

その後、お疲れの娘たちは荷解き、そしておしゃべりで真夜中まで興奮したまま。私ももう寝るのがもったいなくて限界まで喋りまくりました。活字中毒のフーが山ほど抱えてきてくれた本も嬉しいな。食材も、このままロッキーへ持って行けそうなものがたっぷりあって。

ああ。今、旅の準備のことを考えるとパニックになるからやめておこうっと。。。

現在午後１時。娘たちはまだ起きてません。今日はこれから、うぃるちの保育園体験入園が待っているというのに大丈夫か～？

おまけ写真　菜園のこの頃

植えたつもり（記憶）のないカボチャが育って来てます。

っていうか、すっかりゴーヤのつもりで支柱まで立ててあったのに、ある日葉っぱの大きさに愕然としました。ゴーヤはどこへ行っちゃったのか。先日種をまき直して、ゴーヤちゃん、現在高さ５センチ。…間に合うか…？

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