貴婦人の指か猿のバナナか

ご飯が美味しくなる魔法の炭

オーストラリアの コワいオバサマ ママ猫こと優しいＡ子さんが、岡山里帰りの際にわざわざ地球の裏側へ送ってくれました。口は悪いけど、本当は優しいんですね。（と日記には書いておこう）

昔から、備長炭は有名だったけど、生協で買ってワクワクしながら使った時は、正直言ってそれほど違いを感じなかったんですね。でもこれはすごいです。炊きあがったご飯の美味しいことももちろんだけど、翌朝になっても、冷めたご飯がまだつぶつぶしていて温めるとふっくら。どういうメカニズムなのかわかりませんが（あ、解説要りません、念のため。わからないものはわからないからいいのよっ。）ありがたいものですね～。

話は変わりますが、先日、近くのスーパーマーケットでこんなものを買いました。

その名も「ミニバナナ」…なんのひねりもないじゃん！

しかし、私がこの果物にはまった、かの地、オーストラリアでは、このバナナを、なんとLady's Fingerと呼ぶのです！ どんだけ太い指のレイディだよ

日本ではモンキーバナナなんて呼んでませんでした？懐かしくてつい買っちゃったけど、やっぱり果物はオーストラリアの地物に限るなあ…と、マンゴーの食べ過ぎで４kgも太った反省をすっかり忘れている私でした。


果物ついでに

グレープフルーツ18パウンド入り、３ドル99セント!!

24個入ってました。あり得ない安さ。いくらなんでも多すぎ！と思い、ちょうどうちの犬を拉致しに来ていたビビパパ（ビビがいなくなって以来、近所の犬を借りて回っては犬のいない寂しさを紛らわしている）にお裾分けしたのです。５個。

そしたらなんと、うちのフーちゃんがあとから「なんてもったいないことをっ！」って怒るの。何故フーがそんなケチなことを言うのかとうろたえてしまった私ですが、謎が判明。ビビさんちは野菜や果物をほとんど食べないうちで、「唯一食べる野菜はコーンとトマト」と豪語しているのだそう。「グレープフルーツなんてきっとそのまま腐って捨てられちゃうよ。」と悲しむフーちゃんなのでした。うーん、そういう人は本当に多いけど、お隣さんもそうだったとは気づかなかった。食生活における常識の違いはやっぱり計り知れないですねえ。大体、コーンって野菜か？まあ、いいけど。


さらに、実はこちらで、グレープフルーツってあまり人気がないらしいです。うちの子どもたちの周りだけなのかもしれないけど、ランチに持っていくと、周りのテーブルの子にまで「それ、なぁに？」と聞かれたりするらしい。友達でも、食べたことがある子はすごく少ないらしい。

美味しいのに。

そして、「いくらなんでも多すぎだろう」と思われたグレープフルーツ２４－５＝19個。恐るべきことに一週間と経たずになくなり、２袋目を買うことになる勢いです。むいておくといくらでも食べちゃうねえ。

「グレープフルーツ、大好きでちよ。愛してるでちよ。食べまちよ。」


「オマエ、だめ、そんなの。犬としてどうかと思うオレ。あんこの方がいい。」

どっちもどっちかなあ。

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