ららぽーと柏の葉の南側で何か工事をしています。
もともとこのエリアの電力融通の一部として使われていたNAS電池があった場所ですが、数か月前から撤去されていてまた同じような機械を設置しているようです。
NAS電池とは大容量の電気を貯められる蓄電池のことで、ららぽーとなどの電力の補助をしたり、非常時にはマンション(1番街・2番街)などへの電力融通ができるようにしてあるようで、スマートシティの一部を担っているものです。
「スマートシティ」 というと 「スマートな街?」 でなんとなく かっこいいことのように思ってしまいがちですが、もともと省エネルギーや自然エネルギーなどの技術を使って環境に配慮した街をつくっていくことのようですね。
それを拡大して柏の葉では健康長寿や新産業創造を加えてまちづくりを行っていこうということで動いているようです。
今は ららぽーとや近くのマンション・ホテルなどへの電力融通をしていますが、いずれはこの街の防災の拠点となる場所がこのエリアの中心にできて、そこに電力や熱などのエネルギーが供給されるようになったらいいなと夢見ています。
柏の葉エリアで生活したり働いたりしている多くの人々が、災害時に安心して避難できる場所を確保し、その場所が非常時でも電気や通信が確保され、ある程度の寒さ・暑さもしのげるような状態であれば、このスマートシティの取り組みももっと大きな意味を持ってくるのではと想像してしまいました。
もちろん様々な規制や費用の問題、日常時の取り扱いなど難しい面が多いと思いますが、より多くの人に役立つまちづくりが進んでいったらいいなと思います。
そしてスマートシティのおかげで、あまり気にせずに省エネができたり、停電せずに快適な生活が送れることに慣れてしまわずに、あの震災後にみんなで節電をしていた時のようにエネルギーの大切さを考えながら生活していくことができればと思いました。
NAS電池の不具合対応だったんですね。
あの断水事件の時に地下水が役立っていたとは知りませんでした。
困ったときはお互い様となるような人間味のある街であり続けたいですね。
3.11の後にも2年前柏市が断水した時、ららぽーとは地下水で給水を補っているので、断水せずに助かったと妻が言ってました。(特にトイレ)
いざという時は助かりますが、それに甘えず個々人が非常時に備える気持ちを忘れないようにしないといけないと、私も思います。