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かんちがい

、かも知れないけど、思いついたことを書いていく、ヤマサキタカシの日記です。

自分の立ち位置-その2

2007年05月21日 | Weblog
というわけで、前回の続き。

詩人の恋川春町さん主催の「溶鉱炉」というイベント。

詩の朗読をする人と、弾き語りをやる人が、かわりばんこに
出て来るのかな~くらいに、行く前は思ってました。


いや、でも出てきた人の幅広いこと。

シューゲイザー系の?ギターノイズを延々と奏でている
ユニットがいたり。
ボイスパフォーマンスと、舞踏を組み合わせている
グループがいたり。


PLAN B という会場も、コンクリートむき出しで、いかにも
”地下室ぅ~”という感じが何ともイイ。

地下といっても、普通の住宅マンションの地下にあるので、
なにか、当局に隠れて、悪いことしてる気分になります(笑)。


そうそう、”詩の朗読”と聞いて、皆さんはどんな風景を
思い浮かべますか?

僕は、自分の世界に浸りきってしまった人々が、
これまた自分に酔いしれて朗読する姿を思い浮かべてました。

ところが。そうでもなかったんですね。

自分の日頃生活していることを純粋に素朴に詩にしている人が、
結構多かったことに驚きました。

いずれにしても、自分の世界に浸りきってしまった人、という方は
見られず、何かを伝えよう、という意思がはっきり感じられました。

それが人に理解されるかどうかは別として。



というわけで、今回分かったこと。

僕は、芸術家ではありません。

彼らのように、たとえ前衛的な方法をとって人に理解されなくても、
表現したい!!という衝動が心の中にない。

それよりも、より多くのお客さんに、楽しんでもらいたい。

エンターテイナーになりたかったんですね、僕は。


ただ、それが悪いことだとは思わないのです。

ベジータだって超サイヤ人になれたんですから。

「おだやかだったさ…おだやかで純粋だった…
 ただし純粋な悪だがな……」

という感じです。

ただ僕には、そのあとの、

「そしてすさまじい特訓をくりかえしたさ…」

というのが足りないのですが。


といっても、僕がいくら多くの人を楽しませたいからといって、
いわゆるJ-POPをやりたいかというと、そうでもない。

他人の前に、自分を楽しませたいのでしょう、僕は。

で、今、自分がやっている音楽が、自分を納得させているかというと、
そうでもない。

そう、まずは自分をうならせるような音楽を、僕は創りたい。



もちろん
(酔)

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