開かれている小野竹喬展へ行ってきました
美しい茜色の空、土肌もなんともいえない色
木に見える光の変化や、季節のうつろいの美しさが優しく語り掛けてくれます
17歳から89歳で亡くなるまでの作品を流れていくと
洋画への感心を持ち 渡欧した頃の画風の変化もよく分かり
セザンヌに影響されたとのことです
私では全く考えられないような色の組み合わせですが
本当に優しい・・
どうやってこんな色を出すのだろう??
木の枝や葉など細密な描写には目を見張るばかり
展示場を出てから木々を見上げると
その時の描かれていた枝・葉を思い出し、葉の形まで浮かんできましたわ
89歳・・で、こんなにも美しい色が出せこれだけの大作が描けるものだと
友達と感服するばかりでした
幾つになっても挑戦していかなければいけないものだと・・
改めて感じます
美術館の前には金色に輝く銀杏の木が青空に映えていました
美術館裏にある庭