1・2話と明るく軽くきていたので気楽に見られるかと思っていたら・・・
甘かったですね。
薫にとって死はすぐ隣にあった。
こんなに緊迫した思いではらはら見るなんて予想してなかったのです。
泣いちゃったわ・・・
麻美が待っていた孝治は、俺には用がないとさっさと立ち去っていきました。
スランプの麻美はプロデューサー工藤の恋人であり売れっ子のアーティスト。
孝治のもとに来たのは過去の二人の音楽を思い出したからでしょうね。
麻美が裏切ったのか、単に孝治の才能を欲しくなったのか・・謎です。
しかし雄太@田中圭は麻美の後ろ姿を目撃し薫だと勘違いしてしまいます・・。
薫はいつものように駅前の広場で歌います。そこに走ってきたのは美咲。
隆介と連絡がとれないことで焦りとそして思いが募っていったようです。
そんな美咲の恋を応援しようと薫は考えました。
孝治のバイト先に現れ、遊園地に連れて行こうと提案します。
そんなにうまくいくかな?という孝治に、
「ドラマでは必ず成功してるから大丈夫」だって!・・確かにドラマだし
当日。
孝治は薫と会うのはいつも夜だと言い、夜の空が意外に綺麗なこともわかって
きたと薫に言っていたのでしたが、こうして夜のデートも楽しそうです。
話のタイミングで孝治のバイト先も皆一緒にやって来てしまいましたが、
何気に隆介が美咲を「彼女」と紹介したことが美咲の心を開いてくれたようです。
もう、二人は大丈夫だと思う孝治と薫。そしてそれぞれが散っていく遊園地。
そう言えば・・・と薫が自分のCDの感想を求めた時、
孝治は聞いてなかったのをごまかしていたのね・・。
ほほえましい二人に笑いながら見ていたら、孝治が逃げた後にそう、先ほどの
雄太が目撃した麻美を薫だと勘違いして話しかけているのが見えます。
薫は孝治に恋人がいるのかと思い・・暗い沈んだ気持ちになってきています・・・。
グループは3つの箱に入ります。
観覧車。
一周するのにだいたい15分ですか?
恋人とこの中で二人っきりなんて・・すごいロマンチックですよね~~☆
美咲と隆介。
雄太たち四人。
そして薫と孝治。
薫は孝治に聞いてしまいます。
「いるんだ・・?彼女?黒のロングスカートの・・」
「彼女じゃね~よ。あれはただの幼なじみ」
ほ~っとする薫の嬉しそうな顔にこちらも意外そうな孝治。
見透かされたかとはっとする薫は、いけない!!って顔をするけど・・。
二人はもうここで一気に心がつながったみたいです。
さてアクシデント!
薫たちの手前のグループ。
雄太たちが降りる時に争ってしまい、係員を押し出してしまいました。
階段を転げ落ちる係員に驚きましたよね
皆、動転してしまい、係員を介抱したりわらわらと騒ぎまくっています。
おかげで薫たちが出ようにも出られない状態!!
なってこったい・・。
もう一周するとしたら15分。
だけど15分ではすまなかったのです。
薫が孝治になぜ真夜中のバイトをしていたのか聞いています。
ただ、生活するためだった。両親が死んでしまってから施設で暮らし、
施設を出た後は生きるために必死だった。
「・・残された方は寂しいね」
はっとしましたね。薫は自分の死後のことを考えてる・・
そうでもないと言う孝治。意外と残された思い出はいいものばかりだと。
そうか・・。そうか・・。
薫が自分に言い聞かせるように頷くのを見て孝治もけげんそう。
そして、2度目のハプニング。
観覧車が突然止まります。係員が電源を落としてしまったのです。
夜中の体制で手薄だったのでしょうか?どうして確認せずにそういうことをするの?
時刻はAM3:31。美咲に電話するも隆介と二人の時間のようで出てくれません。
留守電を残しながらも不安が胸いっぱいに広がる薫。
孝治は薫の心配がわからずけげんなまま。
美咲が携帯に気付きました!
慌てて戻り、説明するけれど信じてもらえません。
電源を戻すのも30~40分かかると言われます。
何より雄太たちの反応がもどかしい。
「タイヨウの光を浴びたら死んでしまうかもしれない!」
ちょっと信じられませんよね。でも美咲は必死。すぐに薫に電話します。
「今日の日の出は?」
「4時37分」
今出来る事、薫の両親に知らせること。走り出す美咲。隆介もバイクを貸します。
観覧車の二人。
話せよ。なんだよ4時37分って。何でもない。何でもないって顔してないぞ。
そしてアラームが鳴る。お前おかしいぞ。この前もアラームで急に走り出して。
窓を叩いて「出して!」と叫ぶ薫の様子を見て孝治も異変を感じはじめています。
薫~っ!!!!!
ああ、もう黙ってらんないよ~~!!ついに孝治も「薫」って叫んでしまったよ。
私病気なの。どこか苦しいのか?XPっていう病気なの。太陽に当たると死ぬかも
しれない。えっ?紫外線に抵抗できないの。太陽の光に当たるだけで、皮膚が
炎症を起こして皮膚がんに変わる。だから夜しかでられなかった。
だから、月が好きだったの。
美咲からのTEL。あと20分で救助がくるから。お母さんも向かってるから。
20分・・間に合わないよ。何言ってるの!!ごめんね・・ごめんね。
「見ないでね。太陽でたら私のこと見ないでね。
あなたにだけは見られたくないから・・」
孝治が急に立ち上がります。自分のシャツを着せていきます。
太陽の光を浴びなきゃいいんだろ?シャツなんかじゃ意味ないよ。
紫外線通さないのは黒だろ?薫のバッグをひっくり返し、何かないかと探す孝治。
ムダだよ!あきらめんのか?人には諦めんなと説教しておいて。
自分は諦めんのかよ!!そして孝治は見つけた!!日焼け止め。
さあ、早く塗って。今やれることをやるしかね~だろ。
太陽がその光を発散し始めています。焦る孝治。
薫、下に座って・・。
薫を抱きしめ、かばうように覆うように、しっかりと。
そして、がたん。。ようやく観覧車が動き始めました。
下には両親も皆が揃って待っていました。紫外線防護の服をかけられ、走る薫。
ふと振り返ります。
孝治としっかり目が絡み合います。
そうして、車の厚いカーテンの中に入っていきました。
榎戸医院。異常なし。ほっとする瞬間。
嫌われたかな。病気だからって態度が変わるような男ならこちらから願い下げ。
嫌って欲しい。だって私からは嫌いになれない。
初めて本気で死にたくないって思った。
これ以上好きになったら私、どんどん弱くなる。
ずっと生きたいって思っちゃうよ。
叶わない夢、見ちゃう・・。
診察室の向こうではドア越に両親が泣いています。
何も言わず。。ただ嗚咽。
背中をなでるだけの父親。
こうして二人で迫ってくる運命と闘ってきた・・。
親ってせつない・・・
孝治はXPについて調べています。皮膚がん。紫外線防護服・・青いその服・・
じっと見つめだいぶ前の薫の言葉を思い出します。
「人生一度きりだし、いつ死ぬかわからないんだし、諦めちゃだめだよ」
薫の歌ういつもの場所に行ってみたが薫はいない。
孝治は訪ねていきます。部屋にかけられてある防護服を見て・・複雑な顔。
しかし、薫はひとつの決心を胸に刻んでいるのです。決して悟られないように。
何の用?同情でもしに来た?
そういうのすごい迷惑。だからもう来ないで!!
呆然とする孝治。
部屋に戻り、5円をくぐらせたネックレスを見つめ薫は涙がこぼれ落ちます。
とぼとぼと帰ろうとする孝治は窓を見上げて・・何を思う。
*************
泣きましたよ・・・書きながら思い出してまた泣いてしまったわ・・
沢尻エリカちゃんはまたまた難病それも相当な病気だったのですね。
これまでさらっと見てきたので死に至るという話を聞いても実感できなかったのに、
今回は嫌というほど思い知らされました。
恋する切なさと、迫る死に、何とも言いようのない感情です。
観覧車の山田君はセカチューを彷彿させてくれ、あの時のせつないモードが
一気に戻ってきました。うまい!!こういう役は山田君しかできないよ!!
両親の苦しみ。
セリフが全くないのに、ただ背中をなでる父親と泣くだけの母親。
これだけで表現する悲しみが画面いっぱい伝わってきました。
榎戸医師。
医師であるけれど人生の師でもあり、よき理解者ですね。
若い人が普通にこんなことを話すことなどなさそうですが、
何でも話したくなるような雰囲気がいいですね。
いよいよ、はまっていきそうです。
映画を見ないでよかった。こちらを先に見てからですね・・。
こぼれ話・・
ふふ、遊園地でジェットコースターに乗るシーンがあったでしょう?
山田くんはこういうのが苦手らしいですね。
撮影を何方位からも撮るため、3回乗ったらしいのですが、
とうとう泣いてしまったということでした・・・
私も子供のころは平気だったのに、今は乗れないなぁ・・・
薫が閉じ込められていた観覧車から脱出した後、薫が主治医に話す言葉でウルウルきてしまいました。
本当は孝治のことが好きなのに、自分はXP患者で来年生きているかどうかもわからない身だから。。。苦しくて切ない展開です。
映画とは別の部分で泣ける展開になりそうです
孝治と麻美の真の別れの理由
いつか明かされるんでしょうね
でもさ・・・あの2人似合わない気が(^^;
麻美と孝治が並ぶと
孝治がすごーく子供に見えちゃう(^^;
観覧車2人だけで乗るのって
本当にロマンチックですよね
しかも夜乗るなんて♪
私もあります!夜の観覧車に乗ったの
でもね、私が乗ったのベッキー組系(^^;
男2女2で乗って、4人乗りってさぁ
片側に4人乗ってもいいのぉ?
ってちょっと乗ってみたら
まさにあのシーンのように
ロマンチックなはずの夜の観覧車が
ジェットコースターより怖いことになりました(汗
↑よい子はまねしないように・・・。
私の中では、「H2」以来久々に山田に惚れそうなほどです。
観覧車のシーンはドキドキでした。
会いたくないと言ってしまった薫の気持ちが切ない(+_+)
1リットルとセカチューが入り交ざり(苦笑)
久しぶりに泣きました
こういう役やらせたら山田君はうまいね。
薫のツラさが痛いほどわかるから
余計に泣ける。
好きなのに、つっぱねてしまうところとか。
これからもっと泣けちゃうんだろうなぁ。。
でも、楽しみです(笑)
彼女にとって太陽の光は死を意味するのですが
それ以上に自分の好きな人にその姿を見せてしまうのが嫌。
薫と孝治の表情・仕草のひとつひとつにその思いが伝わってきて
それが分かるだけに余計に切なくなります。
次回の薫と孝治の行方も気になりますが、
薫の病気を知った孝治の友達や
彼女の苦悩を知った両親がとる行動も気になります。
だんだん、本領発揮のドラマです
特に、観覧車から助けられて榎戸医師の元へ行き、二人で話す場面はもう号泣でした
まだ泣かされそうですね
主治医の優しさ、薫の想い・・・
もぉ、後半にこれでもかっ!これでもか!と
泣きツボ攻撃が休み無く続き、涙が乾く暇がありませんでしたわぁ・・・
今後はツラい展開になりそうですね~
後の互いのツラさを考えると、薫の恋を応援していいものかどうか悩みます
前半部はまだ何も起きない状態でしたから緊迫感も
ないですし私も認識が甘いまま見ていました。
観覧車に閉じ込められてからが、薫の病状をはっきりと思い知らされたというところです。
鈍い私も、やっとわかりました。
榎戸医師は薫の相談相手で恋の話もできちゃうなんてすてきですね。
この人からいつもいいセリフが飛び出します。
今回は切なかった。
両親の悲しみがさらに募りました。
もらい泣き・・号泣でした・・
愛梨さんは映画をご覧になったのですね。
>麻美と孝治が並ぶと孝治がすごーく子供に見えちゃう(^^;
実に鋭いわ~。本当にその通りね。松下さんの雰囲気がかなりオトナですもん。深い顔してますし・・。
観覧車にそもそも二人っきりなんて贅沢な状況がそんなあるとも思えません。。(断言!!・・笑)
4人は自然ではないでしょうか?
片側に寄ったらバランス崩して怖いことになりそうですね。
で、どうなったのかしら?
危険ですよ。怪我はなかったのね。
H2は見てないけど。。。
セカチュー彷彿です。
観覧車の緊迫感は上手い演出でした。
薫は自分から嫌いになれないから孝治から嫌ってもらおうと必死ですね。
でもそんなにうまくいくかな?