空手道へっぽこ稽古日誌 An ordinary person's karate practice diary

いい歳こいて空手を学ぶおっさんの備忘録。
23年7月2日に二段になりました。
まだ続けるのこれ?

六合螳螂拳 六合短捶/YOUTUBE

2009年09月01日 | 【動画】中国北派武術



名前はよく聞くが、見たことのない拳法・武術。今回は六合蟷螂拳です。
六合蟷螂拳は、蟷螂拳の一派であり、内家拳の技を取り入れており、他派の蟷螂拳の直線的且つスピーディーな動きに対して、柔軟且つ円の動きが特徴といわれております。他派の蟷螂拳を「硬蟷螂」と呼ぶのに対して、六合蟷螂拳は「軟蟷螂」と呼ばれているとか。六合とは、内三合(目標・課題、意識、タイミング)と、外三合(突きの場合は肩、肘、拳などの三つの身体バランス)を合わせたものだと解説されています。六合短捶は基本套路で最初に習うものなのだそうです。

余談ですが、最初にこの「六合短捶」の名前を知ったのは、『拳神―海渡勇次郎伝』というボクシング漫画でした。小池 一夫・松森 正の原作で、1983年12月から87年5月までの3年半『週刊プレイボーイ』に連載されていました。「日本拳闘倶楽部」を創設した日本ボクシング界の祖とも呼ぶべき渡辺勇次郎氏をモデルにした、海渡勇次郎の青春を描いた作品です。

その中で日米親善試合の代表を選ぶという名目で主人公:ボクシングの海渡勇次郎と中国拳法の暗殺拳の使い手が試合をするエピソードがあり、その暗殺拳の名前が「六合短捶」でした。