空手道へっぽこ稽古日誌 An ordinary person's karate practice diary

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ソマリア難民30人超、射殺される イエメン沖の船上で/17.03.17/AFP

2017年03月17日 | 【NEWS】
ソマリア難民30人超、射殺される イエメン沖の船上で
2017年03月17日 23:14 発信地:アデン/イエメン

【3月17日 AFP】内戦が続くイエメンの沖合の船上で、女性と子どもを含む30人以上のソマリア人難民が射殺された。当局が17日、発表した。

 攻撃は誰によるものなのか、今のところ明らかになっていない。

 現地当局によると、紅海(Red Sea)に接し、イスラム教シーア派(Shiite)系反政府武装勢力「フーシ派(Huthi)」が掌握する港湾都市ホデイダ(Hodeida)の沖合で、難民らが小火器による発砲を受け、同市の港に辛うじてたどり着いたという。

 病院関係者によると、難民33人の遺体が病院に運ばれ、さらに負傷者35人が収容された。また、国際移住機関(IOM)によれば、80人が救助され病院に搬送されたが、うち24人は「極めて深刻な」容体だという。

 IOMのジョエル・ミルマン(Joel Millman)報道官は、「われわれが確認したのは死者が数十人いるということだ」と語った。

 一方で港湾当局は、生き残った数十人のソマリア人、およびイエメン人の人身売買業者3人を市内の勾留施設に連行されたことを明らかにしている。

 フーシ派の勢力下にある国営サバ(Saba)通信は、同派と敵対するサウジアラビア主導の連合軍が空からソマリア難民に攻撃を加えたと非難したが、それ以上の詳細は明らかにしていない。一方、政府側を支援し、フーシ派からイエメンの紅海沿岸地域を奪還するため攻勢をかけている連合軍側からのコメントも今のところない。

 難民らが乗っていた船はイエメンを出国しようとしていたのか、それとも同国に避難を求めたのかは明らかになっていないが、IOMは船がスーダンに向かっていたとの見方を示している。

 イエメンでは、イランの支援を受けるフーシ派が2014年9月に首都サヌア(Sanaa)を掌握したが、翌年3月にスンニ派(Sunni)のサウジアラビアが政府側を支援して介入。以降、内戦が激化している。(c)AFP