空手道へっぽこ稽古日誌 An ordinary person's karate practice diary

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さっぽろ雪まつり:初音ミクの雪像倒れ栃木の女性重傷/12.02.07/毎日新聞

2012年02月07日 | 【NEWS】
さっぽろ雪まつり:初音ミクの雪像倒れ栃木の女性重傷
2012年2月7日 19時15分 更新:2月7日 23時28分 毎日新聞

倒壊する直前の初音ミクの雪像=札幌市中央区の大通公園で2012年2月7日午後4時11分、佐藤剛志さん提供
7日午後4時20分ごろ、札幌市中央区大通西6の「第63回さっぽろ雪まつり」会場で、「雪像が倒れて女性に当たった」と119番があった。北海道警札幌中央署によると、崩れた雪の塊が栃木県那須塩原市から来た女性会社員(61)を直撃し救急搬送されたが、腰の骨にひびが入る重傷を負った。同署は気温の上昇で雪像が解けたのが倒壊の原因とみて調べている。

雪まつり実行委は、会場内の全雪像を緊急点検し、市民製作の6基について倒壊の恐れがあるとして同日夜から取り壊しを始めた。

実行委によると、倒壊したのは市内のソフト会社考案のバーチャルアイドル「初音ミク」を模した高さ約3メートル(台座含む)の雪像で、実行委が委託した団体が製作した。同署によると、雪像は約1メートルの台座の上から前方に崩れ落ち、一緒にいた80代男性が女性の腕を後ろに引っ張ったが間に合わなかったという。

雪まつりは6~12日の日程で、開幕日から寒さが急に緩んだ。札幌管区気象台によると、7日の市内の最高気温は3月上旬並みの2・2度で、平年より2・7度高かった。実行委の石川雅也管理部長は「気温が高いので巡回して破損がないかを確認してきたが大変残念。けがをした方に申し訳ない」と話した。

千葉県から来た会社員、山本達也さん(23)は「『キャー』という声が聞こえ、人がぐったりと倒れて雪像が崩れていた。すぐに人が集まって騒然としていた」と驚いていた。【佐藤心哉、今井美津子】

 ◇「ここ数年、倒壊例ない」…まつり実行委

今年の雪まつりは、市内3会場で大小228基の雪氷像が造られている。市観光企画課によると、62年に横綱大鵬の雪像のまげ部分が崩れたという記録があるが、実行委は「ここ数年、倒壊した例はない」という。気温が上がって雪が解けそうになると、安全のため倒壊前に取り壊すこともあり、76年には市民制作の雪像8基を壊したこともあった。

実行委は安全対策として、雪像を作る市民を対象に講習会を開き、バランスや形など強度確保の方法を指導している。ただ、雪像の高さや雪の量、構造などの規制があるわけではなく、崩壊前に取り壊す判断基準もないという。実行委の石川管理部長は「雪が落ちても来場者の安全が確保できるようなスペースを(雪像周辺に)確保するなどの対策を今後検討せざるを得ない」と話している。【中川紗矢子、大場あい】