生活保護最多 １６０万３０００世帯 ５月 単身高齢者増え
2014年8月7日 東京新聞 朝刊
厚生労働省は六日、全国で生活保護を受けているのは五月時点で百六十万三千九十三世帯となり、前月から二千八百五十二世帯増えて過去最多となったと発表した。受給者数は前月比五人増の二百十五万九千八百五十二人だった。
厚労省によると、景気回復の影響で受給者数は横ばいだったが、無年金や家族の死亡で生活保護になる単身の高齢者が増えていることが世帯数の増加につながった。
担当者は「今後も高齢者の受給は増え続けるだろう」とみている。
世帯別（一時的な保護停止を除く）では、六十五歳以上の高齢者世帯が前月比千九百九十三世帯増の七十五万一千三百六十三世帯と全体の４７・１％を占め最も多い。働ける世帯を含む「その他の世帯」は前月比百二十二世帯増の二十八万三千三百七十一世帯。母子世帯は微増で十万七千八百七十二世帯となった。
2014年8月7日 東京新聞 朝刊
厚生労働省は六日、全国で生活保護を受けているのは五月時点で百六十万三千九十三世帯となり、前月から二千八百五十二世帯増えて過去最多となったと発表した。受給者数は前月比五人増の二百十五万九千八百五十二人だった。
厚労省によると、景気回復の影響で受給者数は横ばいだったが、無年金や家族の死亡で生活保護になる単身の高齢者が増えていることが世帯数の増加につながった。
担当者は「今後も高齢者の受給は増え続けるだろう」とみている。
世帯別（一時的な保護停止を除く）では、六十五歳以上の高齢者世帯が前月比千九百九十三世帯増の七十五万一千三百六十三世帯と全体の４７・１％を占め最も多い。働ける世帯を含む「その他の世帯」は前月比百二十二世帯増の二十八万三千三百七十一世帯。母子世帯は微増で十万七千八百七十二世帯となった。