トレラン野郎のパンチの効いてない話~野郎works

トレイルランニング(森、山等のオフロード)に関するブログです。

ザ・ユタトレイルズ 6日目 ザイオンキャニオン、ラスベガス

2009-03-31 09:55:41 | トレイルランニング★工房

昨日はゆっくり寝れました。
今日はザイオンで少し走ることになっているので、テーピングなどしておきます。

朝、グレンキャニオンに寄ります。

コロラド川のダムです。

トレラン「ダムフェチの方っているんですよねー」

と話は横へ。

トレラン「ジャンクションフェチとかもいらっしゃるんですよ」

とさらに横へ横へ。

ヒグさん「フェチっていうさー、俺はコンクリートフェチなんだよね」
みんな「エエーッ」
ヒグさん「たとえばダムの壁面とか気になるねー。あれはいいコンクリート使ってないから、中の成分が外に出てきてるんだよねー」


と、見る人によって景色の見るポイントもいろいろです!

これは桜?梅?
そういえば日本の桜は帰った頃には終わってるかも。



ザイオンへの道中、アメリカ版100均に寄ります。

だいたいが1ドルみたいな。
俺はボタンを押すと曲が流れ、光るマイクがお気に入り(3ドル)
マイク片手にオンステージ。



昨日の朝寄った絶品カフェの近くのカフェでランチ。

そして今日もバーガー。

バーガー食べ比べ状態です。
しかも今日はダブルパティ!
食後にみんなでアップルパイwithアイス。

満族満足。



ザイオンの入口。

ここはまた今までに無かった景色です。
ここは無数のトレイルの入口があります。
ちょっと車を止めてトレイルに。



シャッターで撃ち合い?

俺らはこんなことばかり(笑)



目的のトレイルの入口に到着。
みんな走りの準備をします。
登りの階段を上って、走り始めると日本人の家族が。


お兄さん「これは何なんですか?」
トレラン「着いてきます~?」

と本当に兄さんも走ってついてきます。
何が何だか分からないままついてきます。


休憩ポイントで

お兄さん「めっちゃきついですねえ」

ヒグさんがこのお兄さんにトレイルランニングの事を説明してくれていたようです。
彼は陸上をやっていたそうなので、帰国したら是非やってくれるでしょう!


ザイオーンって感じです。

とっても多様な自然がここにはありました。
岩の上で考え事とか瞑想とかいいんじゃないでしょうか?

みんなで岩に登って記念撮影。
チョコチョコと走りまわるリスの撮影も成功!


さて帰りはきっちり走ります。
しばらく走ってきて来た方向を振り返ると、まだ岩の上に居る人が。

ヒグさーん!何してんの?

ガッツリ走りかと思いましたが、適度な距離で良かったです。



ここからザイオンのビジターセンターへ向かいます。
ほんとにたくさんのトレイルがあって入口があちらこちらにあります。



ビジターセンターの付近には小さな宿場町があり、ここを拠点にトレイルを楽しむのもよさそうです。



さて最終目的地ラスベガスを目指して、南下・南下。

俺は起きている間は、どうでもエエことを延々と話し続けています。
そして話疲れると睡眠に入ります。
そしてまたぱっと起きてしゃべり続けるの繰り返し。
ここまで数日同乗してきたyoheiさんやマキちゃんは馴れたもんです。

そんなにぎかな雰囲気のままベガス突入。
YoheiさんがREIのラスベガス店の地図を持っていたのでそれを当てに進みます。



REI到着!!

俺は大興奮です。
中はメチャくちゃ広いです。
トロさんがREIの会員で割引が効くと思ったのですが、それはもうないようで、お買い上げ額に応じて後に還元されるというものでした。
トレイルランニングということに絞れば、そんなにギアがあるわけでもありませんが、山道具とみればメチャクチャあります。
PバーもGOOもNUUNもいろいろあります。
雑誌「トレイルラニング」もゲッツ!
そろそろスーツケースに荷物が入りきらなくなり、予備のカバンをいよいよ買わなくてはいけなくなりました。
REIの小さく折りたためるオリジナルカバンが15ドルで売っていたので即購入。
オーッと、先日ソルトレイクで100ドル買ったプロライト4のマットが
“NOW ON SALE $68”
オーマイガッツー。
ま100ドルでも十分安いからいいけどさー。



みんなそれぞれ買い物を済ませ本日の宿に向かいます。

今日のホテルは

「ハードロックホテルー!!」

ドエライことハデハデなホテルです。
しかも1階のフロントのフロアーは、カジノです。

音楽が大音量で流れており、フロントの会話もままなりません(笑)



アメリカ最後の晩餐は近くのハードロックカフェです。



今日こそビール&ステーキです。
と、今日に限ってIDを忘れてきたためホテルに慌てて取りに戻りました。
結局、今回はなくて大丈夫だったんです。
俺もやっと大人に見えるようになったか(笑)

ステーキが食べたかったはずですが、メニューをみてサーモンステーキにそそられました。

ドデカイグラスにビールが出てきました。

やったね!
この日は男性はみんなビールです。
ヒグさんせっかくビール断ちしてたのに、もう辞めたらしい(笑)

「乾杯――!オツカレー」





最高の旅でした。
なんというか体で感じまくりの。
いやあアメリカ満喫できました。
ほんとにみんなと旅できて楽しかった。
みんなのいろんな個性が今回の旅を何倍も楽しくさせてくれました。
またみんなと行きたいです。

ザ・ユタトレイルズ 5日目 モニュメントバレー

2009-03-30 09:54:33 | トレイルランニング★工房
さて今日のオーラス、モミュメントバレーを目指します。

また今までとは雰囲気が全然違ってきています。



スッゴーイ、とんでもない広大な大地が広がっています。
みんな大興奮です。
あんなスケールのものが隆起するんですねえ。

この大絶景に感動する人、涙する人、それぞれ心に去来するものがあったようです。
これもいずれは無くなるもので、俺たちが今見ているのも、無くなる過程の一コマです。
それだからこそ感じるものも計り知れないのでしょう。

ここから下に下りて行きます。
スリーシスターズ。


夕日がとんでもなく影を長ーくしてくれます。


こんなところは愛を語るには最高じゃないですか?
こんなとこで言われた日にゃー、あなた。
どうですか、お客さーん!


最高の日でした。
みんな忘れられない日になりました。
特にyoheiさんは男前に見えました。



さて今日は昨日食べれなかったということでステーキです。
俺はずっと夕食時は首からパスポートをぶら下げています。
それは、もちろんビールを飲むため。
残念ながらいままでの店にはビールは無く、このIDが役立つことがありませんでした。
今日は行けそうな気がするー!
みんなステーキをオーダー。

トレラン「ビール下さい」
店員「ありません」

ガーン・・・またや、またや・・・
思いっきり水を飲んでやるー!

水ウマー。

オーダーしたサーロイン来ました。

が、サーロイン?!
黒くね?堅そうじゃね?
ま、1000円ですからそんなもんです。

リエちゃんお疲れで食欲ないみたいでしたが、こんなの来ました。

エビフライ+肉+エビフライ+肉・・・・・
しかも完食。
リエちゃn、あなたって人は・・

ウッチーもちょっとにしようと思ったのに、実際来たのはコレ。

パーティサイズにウッチー撃沈。



トレラン「ヒグさん、今日こそ洗濯をしないとダメですよ。帰ったら速攻でランドリー行かないと。一緒に洗濯しましょう」

と言っていたのに、普通にシャワーを浴びてしまいました。
しばらくして、トントン

ヒグ「洗たくはー?」

とヒグさん登場。
さて寝冷えしないようにランドリーへ。
ランドリーは外の物置みたいなところにありました。
俺は昨日の分までは全て洗濯済です。
ヒグさんは今日が初めての洗たくということでどえらい量の洗濯ものです。

ヒグ「全部入るかなあ」
トレラン「とりあえず入れましょ」

こちらは自販機などは25セントコインを何枚みたいなことが多く、自販機系には大量の25セントが必要です。
運転開始!

トレラン「50分間くらいしたらまた見にきましょ」

ということでひとまず退散。
40分くらいでヒグさんを連れて見に行くと洗濯は終わっておりました。
俺は部屋干しするので持ち帰り、ヒグさんは乾燥機コースへ。
翌朝話を聞くと、無事乾燥できたようです。
洗濯はコツコツしましょう(笑)

ザ・ユタトレイルズ 5日目 アンテロープキャニオン

2009-03-30 09:53:41 | トレイルランニング★工房

昨晩真っ暗田街中を走っていたので分かりませんでしたが、とっても景色がいい街です。


今日は移動時間が長く車で朝ごはんも食べようとテイクアウトにカフェに寄りました。

店先でお兄さんが座り込んでコーヒー片手に本を読んでます。
俺たちが着くなり、慌てて店に入って行かれました。
店内に入ると、カウンターの中にそのお兄さんが。
おもいっきりお店の人でした。
ここではたくさんの自家製のパンがありエエ匂いがします。
マフィンやクロワッサンやベーグルが何種類も。
あれやこれやに目移りして決められません。
結局、

トレラン「マキちゃんはあれ買いー、俺これ買うから~」

みたいなことで解決。
俺はアーモンドクリームのクロワッサンとオニオンベーグルとアメリカンをオーダー。
みんなが注文している間につまみ食い。
ありえん美味しさです!
コーヒーも最高です!
みんなとも食べ比べ、俺のアーモンドクロワッサンは絶品でした。
結局、テイクアウトと言いつつ、店内で立ち食いで完食していました。
トレラン「もう1個買っとうかなあ・・・」
しかし地元のお客さんも待っていたのであきらめましたが、後ろ髪をひかれる思いでした。



今日は長距離走るので、スタンドで給油。

だいぶ車も埃まみれ。
給油の間に洗車します。

俺らの車ではみんながセッセと働くのですが、姉さん号は運転手以外は動きませんねえ。
あなた喰ってないで、車洗いなさい(笑)



今日は朝9時までにウェーブの抽選会に行かないといけません。

ここウェーブは1日10人しか入ることができません。
そのため前日の9時に抽選会が行われるのです。
駐車場はスウェーデンやらオランダやら世界中から人が集まっているようです。

抽選会場では、たくさんの人が居ました。
俺らは1人1つでなく、グループで2つの抽選権ということでした。
割り振られた番号の玉がガラガラの中に入れられて、おばちゃんが抽選していきます。

当たった人は大興奮です。
次々と抽選が進み、10人まで残りわずか。
残念ながら、当たりませんでした。
当たった人の中には5日連続で来ている方も居て、どうやらそれくらいが当たり前らしいのです。

スタッフ「じゃあまた明日ねー」

もう明日は来れないと言うと、とても残念そうでした。

ここの犬「おまえらまた来いよ~」


ここは当たれば超ラッキーというものだったし、仕方がありません。
しかし、自然を守る姿勢が完徹されています。
上からブライス、ザイオン、グランドキャニオン。




午後から、アンテロープキャニオンのツアーなのですがそれまで時間があるので寄り道です。

道路から山の方へジープ道をひたすら入っていきます。

ゴレンジャーの撮影場みたいなところをひたすら45分ほど走ると、トレイルっぽいところへ。

ここからイエローストーンが見えるところに行けるらしいのです。


しかしきちんとした案内もなくいろいろみんなで探してみたのですが行き方がわからず。

この山さえ超えればなんですが・・・

マウンテンライオンの足跡?

ここでは許可を取ればキャンプができるようなのですが、夜はちょっと怖そう。

時間も迫ってきたので、あきらめてページの街に向かいます。


遠くに見えるのがイエローストーン。




ペイジに着いたどー!



俺らの車は終始盛り上がっていたのですが、姉さんたちの車はまったりしてたようです。
確かに盛り上げ役みたいな役柄は誰もいないよね。
休憩時に姉さんが泣いています(笑)

姉さん「あたし、おもしろいこと言えないのー・・」
エエーそれで泣いてんのー(笑)

ツアーの予約をしてから、ランチをタコベルで。

タコスと言えば、以前ベンチュラでひどい目にあった(自分が悪いのですが)記憶があります。
ので今回は慎重にオーダーしないと。
注文待ちでみんなと離れて後ろに並んでいると、先に行きなと親切にオジサンが声をかけてくれました。
その後もいろいろ声をかけてくれます。

オジサン「どこから来たんだい?」
トレラン「日本です」
オジサン「弟が日本に留学していたことがあってねー」

といろいろ話を聞かせてくれました。
俺がレジで注文し24セントのおつりとなった時に、

オジサン「これで25セントコインをやってくれ」

と1セントをレジに渡してくれました。
うぉーカッケー!

トレラン「ありがとうございます!」

なんて粋なオジサンなんだ。
気分よくランチを終え、いざツアーへ。



ツアーは、車の荷台にみんな乗っていきます。

今回のガイドはジャネットさん。
愛嬌たっぷりの笑顔とは違い運転は相当男前です。
あまりの暴れ馬ドライブなので思わず

みんな「ジャネットー!」

と声もあがります。


大雨になると川になる枯れ川を進みます。

「みなさん荷物落とさないように」

というのも空しく

みんな「あ“―――」

誰かがザックを落としました。
ガン!ガン!ガン!

みんな「ジャネットー!ストップ!ストップ」

キィーッツ!
姉さんのザックです。
可哀想にyoheiさんが荷物を取りに行かされてました。

姉さん「ゴメンなさーい」

お決まりのお約束がここで出るとは!。
まさかこれもオプション?

今度はきっちりザックを持って、終着地点に到着。

洞窟の入口があり、数大のツアーの車が止まってます。

事前にジャネットから注意事項を受けます。
洞窟内はシャッターはダメよとのことでした。

中は川によって浸食された壁が、差し込む光で芸術品と化してます。


まさに近代美術館。
ジャネット「ルック、アット、ディース」
壁の模様がいろいろなものに見えるようでジャネットが逐次説明してくれます。
こうやって撮るとキレイよといってジャネットがカメラのボタンを押すと、思いっきりフラッシュ!!
ジャネット「オッオー!だめよフラッシュは!」
ボケ突っ込みとは、やるなジャネット!

泣顔


タイガー


ビックノーズ


くぼみのところにジャネットが砂を投げ上げると、その落ちる様がとても神秘的です。


途中、聞いたある言葉やなあと思ってたら日本人観光客の方々でした。
観光客「あら、日本の方?」
トレラン「こんちわー」

マクロで撮った壁面も綺麗です。


ここを抜けるとまた砂場が広がってます。


一株の花がここにあると際立って美しい。





「大丈夫ですか?!」
と思わず声をかけてしまいそうです。
寝転がってでも、“この1枚”を取ろうとする御紳士。

ザ・ユタトレイルズ 4日目 ブライスキャニオン

2009-03-29 09:53:16 | トレイルランニング★工房
朝、起きると下半身全部に筋肉痛が残っており、そうとうギコチナイ動きをしております。

朝、外は酷い大荒れです。
雨と突風がスゴイことになっています。
なんとか車に荷物を積み込み出発。


是非ともREIに行きたいと言うと、今日の行きがけにソルトレイクのREIに寄ってくれることになりました。
今日もトロさんが張り切って運転をしてくれます。
どうぞよろしく。

ナビゲーターはヒグさんです。

REIに行きましたが、開店まで1時間半もあるので、残念ながら次を目指します。
ずっと雨だったのですが、南下をしていくといきなり晴れに。
ビックリ!雨雲がまさにここから発生しています!


車内では、yoheiさんがチューイングガムを膨らますことができないということで、スタンドでいかにも膨らみそうなガムをゲットし膨らまし大会です。
買ったガムは5個ぐらい一気に噛んだようなサイズで、お口の中がいっぱいです。
そんなビックサイズのガムだから、大きく膨らませるだろうと思いきや、結構膨らまず。
マキちゃんも俺もええとこで割れてしまいます。
なのでYoheiさんは・・でした(笑)



昼の時間になりました。
ある街に着きました。

ここは突風の町というようなところです。
スタンドで休憩。
降りるなり、とんでもない突風の洗礼を受けます。
台風の中にいるようです。
埃が目に突き刺さります。
イタッタタターァー!!
お腹がすいたのでめし!めし!と言っていると、姉さん号ではみんながスナックを買いこみガツガツ喰っていたのでそんなに腹も減っていないらしい。
確かに車の中は、サンチップスとかがまみれてます。
とにかくランチに行くことに。

車で店探し。
店もほとんどなく、スタンドかウェンディーズかー、あれもう町終わり?!
という最後にカフェが。
雰囲気、抜群!行きましょう!

店内は片田舎の食堂のような雰囲気。
バーガーやサンドイッチがオススメ商品のようです。

トロさんはみんな気になるマッシュルームバーガーをオーダー。


おれは冒険をせずにベーコンチーズバーガーをオーダー。

ゲロうまー。
雰囲気も味も最高です。
おばちゃんが写真を撮ってあげると、椅子の上に立って撮ってくれました。
その後地元の人たちがたくさん来て、人気の店のようです。



腹も満たされ、ブライスキャニオンを目指します。
途中に、トレイルに入れるところがあるというので寄り道。


土の色が全然違う!

自然と
『サボテーンの花咲いてるーー♪』
と口ずさんでしまします。
天気はいいのですが、風が強い、冷たい!

気を抜いたら飛ばされてしまいます。
膝が痛いヒグさんはビッコを引きながら大変そうですが、楽しくて仕方がないようです。




ブライスキャニオンの入口から入っていくとビジターセンターがあります。
すでに標高は2500m超です。

この先に絶景が待ち構えている予感。


絶景を感動的に味わうためにポイントまでみんなで目をつぶって行くことに。
ということで、みんな目を閉じて電車ゴッコ状態で進みます。
「ヨイッショ、ヨイッショ!」

「目を開けていいよー」

みんな「ウウワッーーーーーー!!!!」

周りの観光客も歓声にビックリ。
なんですのこの光景は!
信じられない景色が広がっています。
今まで触れてきた“自然“とはスケールが違いすぎます。

サンセットポイントから、下に下りて行って周回するコースを進みます。


スイッチバックをしながら下へ下へと道が続いて行きます。

始めのところに
『凍っているので注意!』
みたいなのがありましたが、ここらへんから凍てが残っています。

昨日、雪が降ったようです。

あの高さのところから一番の下まで降りて来ました。

自然にこんなのが出来るんですねー。

現在も“風化”進行中ということで、風が吹くと上から石ころが降ってきます。
危険注意報発令中です!
急いで写真をとり、物陰に逃げました。


こんなとこにも木が。

下に下りると普通のトレイルなんでビックリ。


なぜかどの木もツイストしています、なぜでしょう。

さて登り返しのポイントです。

少しずつ気温が低くなり天気が崩れて来ました。

フーディーニで来たツッチー達はとっても寒そうです。

ダウンセーターの俺は熱いくらいなのですが。
やはり山ではギアが命取りになるんですね。

本格的に雪がちらつき始め、フゥーディーにの人は相当やばいことに。

マキちゃんのほっぺっも真っ赤っかに!

どうにかサンセットポイントに戻れました。
みんな震えながら車に走り込みます。


今日のお宿までここから長旅です。
途中俺らの車はハイウェイ上の雪でハンドルを取られヒヤッとする瞬間がありました。
寒いところから温かい車に戻り、眠い中をトロさんは一人運転をしてくれています。

滞在の町に着きホテルに確認に行くと、一気に店と町の電気が消えてしまいました。
広地域に及ぶ停電のようです。
隣の町のホテルまでここから80km。
さすがアメリカ、停電のサイズも半端ねえぜ。
ということで様子を見るため少し待つことに。
しかし一向に停電が回復しそうにありません。

ということで隣町ならもう復旧しているだろうと、紹介してもらった隣町のホテルに向かって移動することに。
どこもかしこも真っ暗で、明るいのは我々の車のライトだけ。


途中真っ暗な町を通過。
しばらく走っていくと町というか山のなかに入って行きました。

トロさん「おかしい、どう考えてもおかしい」

車の方位計も南を指しているので引き返すことに。
ジャンクション間違えたんでしょうか。
姉さん達に連絡を取るにも携帯も圏外。
どうしましょう・・
ひたすら元に戻ってくると、後ろからライトを照らす車が。
姉さん達の車です。


話によると、復旧しているだろうホテルも停電のままで、姉さん達はそこに停車していたのに、そこを俺らは通り過ぎて行ったというのです。
そうか、あそこか!
となるとだいぶ先まで行ってしまったことになります。
ま、どうにかこうにか会えて良かったです。


最初のホテルはすでに復旧していました。
やれやれとフロントに向かうと、すでに入口は締め切ってます。
ドアをノックしても誰も出てくる気配がありません。
結局ちょっと先のモーテルが空いていたので今日はそこにとまることに。


すでに10時を過ぎ、どこのレストランも締まっています。
スタンドで適当な夜食を買いモーテルへ。
カップラーメン派が多かったですね。

そのポケットって、そういう使い方なんですか(笑)

モーテル着。
ショックー!
なんとお湯が無い!
レンジでお湯を沸かしてくれと言われたのですが、レンジがあるのはヒグさんの部屋のみ。
カップラーメンやら、アルファ米やらで、たくさん湯を沸かさないといけないのに、全然沸きませーん。
らちがあかないので、フロントにコーヒーメーカーを借りに行きます。
コーヒーメーカの方が断然早く、30分後ようやくみんな夜食にたどりつけました。

ハンバーガーとか買ってた人は大正解でした。
こちらのカップラーメンはとっても薄味。
ビーフとチキン味がありましたが、両方スープ味という薄さで食べた感がもう一つでした。
といってももう0時、明日は6時半発なのでもう寝ます。
大変スリリングな1日でした。

ザ・ユタトレイルズ 3日目 初海外レース参戦 後半

2009-03-28 09:52:01 | トレイルランニング★工房
25kの人でしょうか、たくさん帰ってくる人とすれ違います。
と見なれた人が

姉さん「イェーイ!」
ってもう2周してきたってこと?速ッ!
しかもテンションはいつも通り。
先週東京マラソン走ったとこだというのに、圧巻です。
姉さん「ツッチーたちとさっき出合ったよー」
俺も頑張ります。

50kの人たちが続々と2周目を終え帰ってきます。

選手「グッジョーブ」
選手「ハーイ」
選手「ハロー」

とみんな声をかけてくれます。
だいだいこの3種類ですが、どう違うのかと思いながら走っていました。
100回近く会話をしていると何となく使いわけの雰囲気が分かって来ました。
今までは受け身でしたが、こちらから声をかけれるようになりました。


さあ、俺は50kの中では最後尾に近い順番です。

選手「50mileを走ってるのかーい?」

とジョークを言われたりする遅さです


やっと2周目のエイドにつきました。
ランナーに続いて、再びスタート。
後ろから女性のランナーが着いてきています。
その方が早かったので先に行ってもらいます。
と進むごとに、
「エッ、こんなとこ走ったけなあ?」
という感じになってきました。
と思っていると、エイドでランナーと思っていたのはただの観光客!
観光客を抜かして先に行くと
「おかしい」
ほんとに走ったことのないようなところです。
と、先の女性が立ち止まってます。
そこには白いポリタンクのようなものが置いてあり、行き止まりになってます。

トレラン「道間違えたんでしょうか?」
女性ランナー「知らないわ、私はあなたに着いてきたのよ」
トレラン「ゴメンナサイ~・・」

と急いで引き返しました。
どうやらエイドから正しくは左にいくところを右に行ってしまったようでした。
しかもここはバッファローヘッドで50mileのランナーの折り返しコースだったようです。
1時間近くのロス。


やっとエイドに戻って来ました。
スタッフさんに

トレラン「正しいのはこっちですか?」
スッタフ「その通り!」

ハレヒレホロハレ~・・・
ガクーンとなる俺を見てスタッフさん苦笑。


気を取り直して進みます。
と前からリエちゃんとツッチーが

リエちゃん「あれートレランさん、どうしたの?」
トレラン「えっ、2周目を」
リエちゃん「こっちじゃないよー」
ツッチー「途中下に下りるとこがあるんだよ、そこまで一緒に行ってあげるあから」

確かに下に行くルートがありました。
行きは人に付いて行くだけだったので気にとめてませんでした。
下には石灰でルートが書いてあるのですが、ほとんど消えかかってます。

ツッチー「まだまだ大丈夫だから」

と二人に励ましてもらっていざ・いざ本当に再スタート。

2回もコースミスをするとは。
ツッチーとリエちゃんがすぐそこに居てくれたのが運が良かった。
でなきゃ、一人50mileしてるところでした。


さすがにこの時間帯、すべてのランナーはほとんど続々ゴールしている頃です。
なのでこのエリアを独占状態です。



夕方だというのにまだまだ日が高い高い。


上空ではヘリがパタパタと何回も飛んでいます。

下半身の筋肉痛はなったり治ったりを繰り返してます。
足の裏が青竹踏み状態なのがいちばんキツい。
というのも、ここのトレイルは結構固い。
普通にアスファルトを走っているような感じです。
後日友達に聞いた話では、靴下を履き替えるだけでもだいぶ違うのだとか。

周回を終えて、再びエイドが見えるとこに帰ってこれました。
遠くから声援が聞こえます。
エイドにつくと、本来撤収している時間なのに俺のためにエイドを開けておいてくれたようです。

スタッフ「グッジョブー」
スタッフ「楽しんでる?スマイルよスマイル!」
スタッフ「バッファローヘッドに間違って行ったのよね」
スタッフ「頑張ってねー」

と声をかけてもらってゴールを目指しす。

スタッフ「ただ今最終ランナーが通過しました!」


先に進むと車にのったスタッフさんが脇に止めて

スタッフ「Goal is not so far」
トレラン「???」
スタッフ「Not so long」
トレラン「!! Thank you!」

通じないので簡単に言ってくれたり。


ポリスマンも脇にパトカーを止めてクラクションを鳴らして応援してくれます

ポリスマン「Good job!」


ゴールがやっと見えてきました。
カートが2台登ってきます。

スタッフ「大丈夫かい?水はどうだい?」
トレラン「ありがとうございます。大丈夫です!」

待ってくれているみんなも小さく見えてきました。
フェンス越しにみんなが応援してくれます。
さっき周回でUターンさせたれたところを今度は通過。

みんな「もうちょっと!」

とっくに時間切れなのですが、一度片付けてあったゴールをスタッフさんが設営しなおしてくれました。
なんてありがたいことでしょう!
みんなに迎えてもらってゴール!!
長かったー、けどめっちゃスゴかった、楽しかったー!

ゴールを設営してくれたスタッフさん「グッジョーブ!」
トレラン「ありがとうございました!!!」

マキちゃんがペプシを取ってきてくれました。
マジうまー!
ゴールには俺のせいでコースミスしてしまった女性もいました。

トレラン「ほんとスミマセンでした」
女性「グッジョブ!いいのよ!」

受付にいき、完走記念のTシャツを貰いました。
このときディレクターのジムさんにお礼を言うのを失念してました。
スミマセンー。

50mileのみんなも好タイムでゴール。
結局俺が相当お待たせしてしまいました。
ゴール後にPゴニアに行く予定が・・・
みなさん、どうもすみません。



レース後は、前日現地入りして、アンテロープ島を観光できなかったトロさんのためと、見納めにと、アンテロープ島を巡ります。
おっとこれも初めて目にするカラーのバッファロー。


本当に長かった一日が暮れようとしています。
日の入りと青空が入り混じり、幻想的な時間です。




レース後はおとといの食べ放題のお店に。
みんな腹減った腹減ったとたくさん喰ってます。
しかし俺は食欲が・・。
みんなの見てるだけでお腹がいっぱい。



今日から市内の別のホテルです。
レース着の洗濯をしないといけないのですが、ランドリーの洗濯機は他の誰かがすでに使用中。
みんなも洗濯物が溜ってタイミングが一気に被ったようです。
乾燥機が空いているので、部屋でゴッシゴッシ洗って乾燥機に放り込みました。
Pゴニアのウェアは洗濯が本当に楽でありがたい。
そんなに汚れもしないしすぐ乾くし、ほんと旅行には最適です。
ランドリーにみんな出たり入ったり、戦争です。
俺は大体乾燥したら部屋干しに移行。
ていうか、もう夜中なので早く寝たいのです。
姉さんは今からザックを洗おうとしています。
洗たく1時間+乾燥1時間。
寝んのいつやねん!
ヒグさんは綺麗好きで今日こそ洗濯をしたかったようですが、ひっきりなしに行き来するみんなの勢いに圧倒され、洗濯レースに参戦できず、今日も洗濯をできなかったようです。
ヒグ選手、不戦敗。


明日からはユタの絶景が待っています!

ザ・ユタトレイルズ 3日目 初海外レース参戦 前半

2009-03-28 09:50:20 | トレイルランニング★工房

朝起きて、飯っくったりテーピング準備しているとあっという間に出発の時間です。
外はまだ真っ暗です。
昨日と同じ島への道路を進むわけですが、まったく景色は見えません。
道にボランティアの方が立っていて、駐車場まで誘導してくれます。

途中、道を間違えましたがなんとか到着。
50mileのレース30分前くらいだというのに、まだそんなに車がありません。
ヒグさん、トロさん、yoheiさんは大忙しです。
3人は先にレース会場に向かいます。


会場では直前のレース説明が始まっています。

ポロポロと選手が集まってきます。
なんとゆったりとしたレースの雰囲気。
国内レースのような緊張感やピリピリ感などまったくありませんがな。
まるで町内会の運動会の雰囲気です。
ストレッチなんかしている人はいません。
おいおい、ほんとにこんな勢いで50mile走るのかよ!?


まだぽろぽろ人集まってるし。
押し押しで、結局スタートの6:00は過ぎて、6:05にぐだぐだスタート(笑)
おばちゃん「ほんとにクレイジーな子達。行ってらったしゃい」
みんな暗闇の中に消えて行きました。

俺は新しいバンドをもらうべくディレクターのジムさんのところへ。

トレラン「すみません、こんなんなっちゃいまして」
ジムさん「おおー新しいのが欲しいんだね。レース前にもう一度来てくれるかい?」
とおっしゃったのですがこの時は聞き取れず
トレラン「?」
みたいな顔をしていると
ジムさん「誰かー日本語のできるやつを連れてきてくれー(笑)」
と叫んでました。

結局チップに穴が開いていたので、靴ひもを通して普通に付けることができました。


さて50kmは2時間後の8時スタートです。
ひとまず車に帰ってゆっくりします。
少しずつ朝が明けて来ると、昨日見た景色が少しずつ見えてきました。



30分前になり会場へ向かいます。


会場でドロップバックを自分のポイントの表示のところに置きます。
ひとまずこれでオッケー。

トイレに並んでいると、男の子が話しかけてきました。

男の子「どこからお見えですか?」
トレラン「日本です」
男の子「日本のどちらですか?」
トレラン「京都です」
男の子「いいですねえ。私もネリマクー(練馬区)に住んでました」
そしておケツをポンポン叩いていると
男の子「お尻ですか、私もお尻が痛いんですよ(笑)」

と、その後も十分聞き取れず申し訳なかったですが、それでもいろいろ話しかけてくれ、嬉しかったです。



先ほどの車で姉さんはアルファ米の赤飯をガッついていたのですが、その時に付属のごま塩がなかったらしい。
スタート前にスタートライン付近にいると

お兄さん「GOMA・SIO?!」

と言って姉さんに落ちていたごましおの袋を届けてくれた。

姉さん「エエーッツ!!なんで私だってわかったのーー!」

世界は広いな。


50kmスタート。

みんな楽しもうぜー!

最初は登りです。
といっても緩やかなのでガンガン走れます。

みんな走って登って行きます。
アメリカの人は、ストライドが違うよね。
しかも骨盤が前掲してるのがほんと間近でみてよーく分かります。
登りではどんどん置いて行かれます。


レースのプロローグに相応しい、果てしない空と高原が広がっています。
朝が完全に明けようというタイミングが何んとも最高です。





登りきるとお待ちかねのアイドル“バファ夫”登場。
今日はようけ居ります。



心が洗濯されまくりーです。


完璧な景色が次から次へと出てきます。
次は何が見えるのか、楽しみで楽しみで。


ウワァー、どこまでも道が続いてます。


山を周回してきたポイントでskinsのアーマーをした人発見。

トレラン「yoheiさーん!」
Yoheiさんも気づいたようです。
快調快調。

前方から見覚えがあるゼッケン100の人登場。

ヒグさんでした。
ヒグさん「膝が痛てー」
まだまだ序盤です、気を付けて頑張って!

馬も行き交います。


おや?あのskinsのレッグソックスは?

トロさん「どこかで見たことがある人が来ました」
と動画で中継しながらしながら登場。
とても楽しんでおられます。
今回レース中のムービーがトロさんに託されてました、ご苦労さまです。
トロさん「もうちょっとでエイドですよ」
あの坂をー登ればー。
みんなの顔を見てさらに元気が出ました。



エイド到着。


m&mのチョコが目に入りますが、この手の色にはどうも食欲が。
俺はオレンジとバナナをいただきました。
ドロップバックは手をつけずそのままで、水だけ補給してスタート。

湖に向かってダダ下りー!


途中からこの3人がいいペーサーで付いて行きました。


どんどん変わる景色に興奮気味。







これから走るルートがずっと先まで続いて見えます。

長いぞー、でも楽しいぞー。



ここは25kの人と同じコース。
上位の人がどんどん走り抜けていきます。
ゼーハー、ゼーハ走っていると、犬に引っ張られて駆け抜ける女性。
「そんなんもありー?!」
次は俺も犬を連れて来たい。


どうにかスタート地点に戻って来ました。

俺はコースの事をよく把握しておらず次はどの絶景コースかと思ってました。
スタッフ「あなたは25k?50k?」
トレラン「50kです」
スタッフ「じゃあもう1周よ」
25kの人はすぐ横のゴールへ。
50kの人はここからまた先ほどのコースをもう1周。
『ゲッ!』
肩が3段くらい落ちました。
が、気を取り直してスタート。
もういっちょ行くか!


ザ・ユタトレイルズ 2日目 ソルトレイクシティ

2009-03-27 09:49:49 | トレイルランニング★工房

朝、快晴です。
そしてホテルの前はトイザラス。
わたくし時差には強いようで、ほとんど影響ございません。
レースは明日なので今日1日ゆっくりできます。


朝起きて、レース会場となるアンテーロープ・アイランドに向かいます。
ヒグさんの運転もこなれて来ました。


島に渡る道路の前に料金所とビューポイントがあり、バッファローの像があります。




ただの道路なのですが、すべてがビューポイントで立ち止まらずには居られません。



道路に寝転んだり、コントしたり。


最初の動物はその名の通りアンテロープ(鹿)でした。
なんか縁起がいいですね。

ひとまずビジターセンターへ向かいます。

先ほど渡って来た道路。



こには白黒のバッファロー。
この島には一体何体いるんでしょうか?

ビジターセンターの中に。




明日走るコースを確認!


そして50マイルのコースを車で北上します。


と、いましたバッファロー!!
デカッ!!

ちょっとトレイルへ入ってみることに。





吸い込まれそうな空と、緑の大地、青い海、遠くに見える雪山。
日本ではありえない組み合わせの絶景に夢心地です。
ほんとここはどこなんだ?!
明日、こんなところを走れると思うと浮足立つ心を抑えられません。


マウンテンライオンの足跡?

こんな動物がいます。

丘に車で移動。



玉虫色のバッファロー、そのココロは?


ヒグさんは、はぐれないように先導する姉さん車をピターッとついて行くわけです。
それはとてもいいことなのですが、時として。
左折する際、一緒に着いて行こうとすると、前から来た直進車と間一髪な瞬間もありました。
といっても運転手のヒグさんは冷静で、助手席や後部座席の俺らがギャーギャー騒いでいるのですが(笑)



お昼は日本料理屋さんへ。
アメリカの店だしー、日本の味そのまんまとはいかないだろうねと思ってました。

店内は、カウンターもあり本格的な料理屋です。
普段は予約をしないと入れないくらいの超人気店のようで、今日も平日だというのにたくさんの人で賑わっています。



付き出し(サービスらしい)は揚げ出し。
アメリカでこんな和風なものが食べれるとは!

俺がオーダーしたのは“エビ天丼”。
エビが、1,2,3,4,・・入り過ぎ。
そんなに食えるか―、なくらい超・特盛りです。
みんなも親子丼、チキン照り焼き丼をオーダー。

ヒグさんは、うなぎロール。
通ですなぁ~。
味は十分日本食でした。
次はカウンターで握りをいただきたいもんです。


明日は早朝スタートということもあり相当冷えるので、防寒着を購入したいという人がいるのでパタゴニア・アウトレットに。



「ヤ、安っ!」
ありえんくらい安いです!
しかも品ぞろえも春物出たとこ!みたいに豊富。
サイズも十分たくさんあります。
出たとこのウール1もあります。
当初買うつもりもなかったのですが、あまりの安さに結局Pゴニアっちゃいました。

(本日のお買いもの)
ジェットストリーム・ジャケット 135ドル
レインシャドウ・パンツ      60ドル
ウール3              56ドル
R1                 69ドル

ジェットストリームは100ドルだったので喰いついたのですが、レジの登録ができておらず35ドルぼッタくられた~(涙)
マキちゃんはレジでそのことを気づいたため、言ったら訂正してくらたそうな。
2時間後スーツ姿のトロさん登場。
仕事終わりで直行で来てくれたようです。
しかし、まだみんなまだまだ買い物真っ最中!

この後レースの受付会場に行かないといけません。
みんな急いでレジへ。
レース用の防寒着を買う目的で来ていた姉さんは、結局お目当ての品がなく、それ以外の小物ばかりで2カゴも漁っていた。
しかも本日の最高金額を叩き出していた。
店員さんも、「これだけだよ」
とこっそりパソコンレジの表示金額を姉さんに見せていた。
どうやら大台に突入しそうだったので1品は泣く泣くキャンセルした模様。
物欲は恐ろしい・・・


レースの受付会場となる、市内のランニングショップ『ストライダーズ』



ヒグさんは#100をゲット。
マッキーは25kmから50kmへチェンジ!(Yss、We Can!)
ディレクターのジムさんが
ジム「なんでこんなところに日本人が10人もいきなりきたんだ、何がなんだか分からないよ」
と困惑気味。
そりゃビビルよね。

いよいよ明日のレースモードになってきました。
すっかりお気楽モードでいましたが、ここへ来てyoheiさんのコースマップにみんな群がってます。
みんなマップを持ってくるのを忘れたのでコピーして今さらですがコースの勉強。


レース前日はイタリアンということですが。

昼間のTENDONが相当キテマス。
他のみんなもあの超特盛りがまだ残っているようです。

ここではスパゲティやドリアなどのメインにサラダとドリンクをつけるコンボメニューなわけです。

メインが2種類食べたいなら、1つは単品で注文したらいいと思うのですが、ヒグさんは間違えてどちらもコンボでオーダー。
結局、喰えないとほざいていました(笑)。

食後は近くのスーパーへで明日の朝食などを買い出し。



今回はドロップバックシステムなので、ドロップバックも準備しないといけません。
ホテルで、初めてのドロップバックの作成。
Pスポの袋に、ヒグさんのホワイトテープを張って、名前をローマ字と漢字で書いておきました。
中は補給食と一応の着換えです。
シューズにチップをプラスチックの一度はめたらとれないバンドでつけるのですが、付けてから自分のじゃなくてヒグさんのチップを間違えて付けたことに気付く。
のでバンドが一つおじゃんになってしまい明日受付でもらわないと。

さて明日は50mileが6時スタートなため3時起きです。
明日の全員の完走を祈ります!

ザ・ユタトレイルズ 1日目 ソルトレイクシティ

2009-03-26 09:48:33 | トレイルランニング★工房
ともだちと一緒に海外レース参戦する話がトントン拍子で進み・・
結局今回も英会話学校入学、間に合わず。
ハンドブック片手に乗り切るしかありません。

夕方6時のフライトでチェックインが4時のため少し早目の待ち合わせ。
言い出しっぺの姉さんはいまだ詰め込み準備中。
昨晩そんなに仕事が忙しかったのかと思いきや、千葉までまつげカールに行ってたからだとか、その後準備もせず寝てしまったらしい。
ナンも言えねえ。

時間通り来たのはツッチーとウッチー。
今から保険に入ったり両替をするらしい。
俺は2月あたりから一番安い時を狙っていたが、某外務大臣の発言以降、円高が進み、100円に突入したらヤバイ!と思って買ったらその日の昼から円安になった。
ピークでドルを買ったのは、そう私です。
今日の為替も97円くらい、結果的に今日でも良かったのだ。

しばらくしてマキちゃんやリエちゃん、yoheiさんが登場。
やはりあの男は最後か?
「やぁお待たせ!」「こんにちは!」
とか何もなしに、知らぬ間にヒグさんが横に居た。
ほんとこの人は(笑)


チェックするためカウンターへ。
俺はいつもの中サイズのスーツケースです。
みんなはドでかいスーツケースにさらにもう1個バックを持っています。
荷物を預ける段階で、ヒグさんの荷物がゆうに重量制限超えて行っっちゃってます。
今回はマケテもらえたようです。
ちょっとーヒグさん!

さてゲートの中に。
出発前うどんでも喰いますかということに。
が、ゲートの中と外は別世界。
うどんが1000円します。
ここのマクドはWBCセールとは無関係のようです。
結局一番安いチーチクでさらば日本食。



さて一まず目指すはサンフランシスコ。
今日の晩飯、ステーキ。


ユナイテッド航空の機内食は前評判が良くなかったのですが、普通に旨かったよ。

サンフランシスコまで10時間かかります。
ベンチュラに行った時は、寝ても寝ても着かないので大変でした。
最初の夕食後、数時間寝ました。
それからはみんなとしゃべりっぱなし。
特に隣のヒグさんとどうでもええことを延々としゃべり続けています。
喉が渇くと、ピンポーン♪と呼び出しボタンを押し
「Coke please」
機内のスチュワートさんは外国の方ばかりなので英語でお願いしないといけないので、いい英会話の勉強になります。

朝ごはんはこれ。

さっき晩飯食ったばっかりだけどね。



無事12時サンフランシスコに到着。

ここから最初の関門、入国審査。
畿内でも入国審査のページを熟読しておりました。
今回英語が出来るのはツッチーくらい。
後のみんなはドキドキもんです。

俺の前でyoheiさんが審査中。
なんか笑顔が出てるじゃん、そしていろんな紙広げてるよ、何話てるのよん。
あ、終った。

審査管「カモン」
トレラン「ハロー」

以後日本語で。

審査管「何しに来たんだ?」

お決まりきましたね!

トレラン「1週間の観光です」
審査管「観光?他に何するんだ」
トレラン「トレイルランングを」
審査管「トレイルランニング?!そういやあ、さっきのやつも言ってたなあ
ダチか?」
トレラン「はいそうです」

みたいな感じでした。
この後職業やら基本的なことを聞かれました。

後でyoheiさんに聞くと、トレイルランニングをすると言ったら
「あんなえらいこと何が楽しんだか」
みたいなことを言われたそうです。
アメリカ人と言ってもみんながみんなトレランするわけじゃないんですもんね(笑)
とりあえず全員第一関門脱出。


このあとトランジットでソルトレイクシティに向かうわけですが、15時半発なので待ち時間がどえらいことあります。
かといって外に出られないので中のショップをウロウロと。
といってもそんなにウロウロするほど店がなーい!
30分ほどで散策終了。
みんな結局出発ゲートの前で座って待ってます。
特に女性陣は先ほども一睡もできなかったそうで、旅疲れでグロッキーに。

いよいよソルトレイク行きのゲートが開きました。
国内線はとっても小さい飛行機です。
なのに俺の横はとてもデカイ人。
トイレには立てません。
しかも機内冷房強すぎ、アメリカ人基準になってます。
横の人はコーラをガブガブ飲み、氷をガリガリ喰ってます。
俺は寒いので暖かい紅茶をちびちび飲んでいます。

窓からはアメリカの広大な自然が。

雪の山が来たと思えば、春のような山が。
ワサッチ!


みんな「オオーッ!」
ソルトレイクの町が見えて来ました。
たくさんの家が見えます。



成田を出てから15時間、ようやく地に足を付けました。
いよいよ着いたというのにみんなグロッキーでテンション低ぅー。
お疲れ様でした。


ここからはレンタカーで移動です。
今回は2台での移動です。
姉さんはエスティマ。


ヒグさんが借りていたのはシボレーのサバーバン(デカッ!)

出発ゲートが別々だったので、空港出たとこで待ち合わせをすることに。
ヒグさん運転手よろしくお願いします。


しばらく道なりに行くも姉さんの車が見つけられず。
このままではハイウェイに乗ってしまいそうになり、路肩で停車。
ヒグさんとyohei君が様子を見に車から降りて、来た方向に見に走って行きました。
と言ってもここは車がビュンビュン走る道路、車をそんなに長い時間止めていいはずもなく・・・
後ろから光る車体が近づいて来ました。


良くテレビで見たことがあるシーンです、ウン、ウン。
助手席と俺と、後部座席のマキちゃんはドキドキもんです。

トレラン「やべっ!パトカー来た」
警察官「こんなところに車を止めて何してるんだ?」
トレラン「すみません、道に迷ってしまって」
警察官「運転手はどこだ?」
トレラン「仲間の車を探しに行きました」
警察官「はぁ?」

これ以上どうしようか、という絶妙のタイミングで姉さん登場。
はぐれてしまって、運転手が姉さんたちを探しに出てしまったと事情を説明します。
しばらくしてヒグさんとyoheiさんが戻って来ました。
とりあえず事なきを得、宿に向けて仕切り直しです。
いきなりのハプニング、しかも警察沙汰。
いきなり捕まるのか、罰金取られるのかと焦りました。
ま、これやっといたら、あと大抵のことは乗り越えて“行けそうな気がする~♪”

改めて仕切りなおし。

ヒグさんの運転は良好です。
俺も一応緊急事態に備え国際免許を取って来ましたが使わないですみそう。


無事、本日のお宿Hampton INNに到着。



とってもええお宿です。
何と言ってもベットがクィーンベットで寝心地が最高なんです。


今日の食事はホテルの前の食べ放題の店で。




今日初めてのおくつろぎタイムです。
「ようこそソルトレイクシティへ!」
ヒグさんがイチゴ好きとうことでイチゴをガッついています。
日本で働いていたというウェイトレスさんがいろいろ話しかけてきてくれます。
サービスしすぎなくらいサービスしてくれます。


このためにカメラ新調しました。
リコーのGRdigitalⅡ。
見たままの感動をそのままおさめたかったから。
ヒグさんもリコーのカメラを慎重しておられました。
さていよいよ、明日からユタツアーズ始まります。

南堀江 焼きそば やん!

2009-03-21 23:28:49 | 食べたり飲んだり★工房

かーじーさんに山のギアについてご相談に大阪に来たのですが、その前に腹ごなし。

4度目の正直ということでやっといけたのは『焼きそば やん』さん。

ここは全国の100種類を超えるソースが味わえるお店です。
1回目は休み、2回目はイベント、3回目も休みと立て続けにふられ続けたものですが、やっとのことでいけました。

バースタイルな焼きそば屋、さすが大阪のソウルフード。


俺は、太麺+京都のオジカソースをチョイス。
かーじーさんのと食べ比べしましたが、味がそれぞれ違いました。
無性に白ごはん喰いてー。

焼きそばの食べ比べがいろいろできる楽しみがあってエーです。
平日のお昼はお得な白ごはん+味噌汁がついたランチセットがお得!