トレラン野郎のパンチの効いてない話~野郎works

トレイルランニング(森、山等のオフロード)に関するブログです。

ザ・ユタトレイルズ 5日目 モニュメントバレー

2009-03-30 09:54:33 | トレイルランニング★工房
さて今日のオーラス、モミュメントバレーを目指します。

また今までとは雰囲気が全然違ってきています。



スッゴーイ、とんでもない広大な大地が広がっています。
みんな大興奮です。
あんなスケールのものが隆起するんですねえ。

この大絶景に感動する人、涙する人、それぞれ心に去来するものがあったようです。
これもいずれは無くなるもので、俺たちが今見ているのも、無くなる過程の一コマです。
それだからこそ感じるものも計り知れないのでしょう。

ここから下に下りて行きます。
スリーシスターズ。


夕日がとんでもなく影を長ーくしてくれます。


こんなところは愛を語るには最高じゃないですか?
こんなとこで言われた日にゃー、あなた。
どうですか、お客さーん!


最高の日でした。
みんな忘れられない日になりました。
特にyoheiさんは男前に見えました。



さて今日は昨日食べれなかったということでステーキです。
俺はずっと夕食時は首からパスポートをぶら下げています。
それは、もちろんビールを飲むため。
残念ながらいままでの店にはビールは無く、このIDが役立つことがありませんでした。
今日は行けそうな気がするー!
みんなステーキをオーダー。

トレラン「ビール下さい」
店員「ありません」

ガーン・・・またや、またや・・・
思いっきり水を飲んでやるー!

水ウマー。

オーダーしたサーロイン来ました。

が、サーロイン?!
黒くね?堅そうじゃね?
ま、1000円ですからそんなもんです。

リエちゃんお疲れで食欲ないみたいでしたが、こんなの来ました。

エビフライ+肉+エビフライ+肉・・・・・
しかも完食。
リエちゃn、あなたって人は・・

ウッチーもちょっとにしようと思ったのに、実際来たのはコレ。

パーティサイズにウッチー撃沈。



トレラン「ヒグさん、今日こそ洗濯をしないとダメですよ。帰ったら速攻でランドリー行かないと。一緒に洗濯しましょう」

と言っていたのに、普通にシャワーを浴びてしまいました。
しばらくして、トントン

ヒグ「洗たくはー?」

とヒグさん登場。
さて寝冷えしないようにランドリーへ。
ランドリーは外の物置みたいなところにありました。
俺は昨日の分までは全て洗濯済です。
ヒグさんは今日が初めての洗たくということでどえらい量の洗濯ものです。

ヒグ「全部入るかなあ」
トレラン「とりあえず入れましょ」

こちらは自販機などは25セントコインを何枚みたいなことが多く、自販機系には大量の25セントが必要です。
運転開始!

トレラン「50分間くらいしたらまた見にきましょ」

ということでひとまず退散。
40分くらいでヒグさんを連れて見に行くと洗濯は終わっておりました。
俺は部屋干しするので持ち帰り、ヒグさんは乾燥機コースへ。
翌朝話を聞くと、無事乾燥できたようです。
洗濯はコツコツしましょう(笑)

ザ・ユタトレイルズ 5日目 アンテロープキャニオン

2009-03-30 09:53:41 | トレイルランニング★工房

昨晩真っ暗田街中を走っていたので分かりませんでしたが、とっても景色がいい街です。


今日は移動時間が長く車で朝ごはんも食べようとテイクアウトにカフェに寄りました。

店先でお兄さんが座り込んでコーヒー片手に本を読んでます。
俺たちが着くなり、慌てて店に入って行かれました。
店内に入ると、カウンターの中にそのお兄さんが。
おもいっきりお店の人でした。
ここではたくさんの自家製のパンがありエエ匂いがします。
マフィンやクロワッサンやベーグルが何種類も。
あれやこれやに目移りして決められません。
結局、

トレラン「マキちゃんはあれ買いー、俺これ買うから~」

みたいなことで解決。
俺はアーモンドクリームのクロワッサンとオニオンベーグルとアメリカンをオーダー。
みんなが注文している間につまみ食い。
ありえん美味しさです!
コーヒーも最高です!
みんなとも食べ比べ、俺のアーモンドクロワッサンは絶品でした。
結局、テイクアウトと言いつつ、店内で立ち食いで完食していました。
トレラン「もう1個買っとうかなあ・・・」
しかし地元のお客さんも待っていたのであきらめましたが、後ろ髪をひかれる思いでした。



今日は長距離走るので、スタンドで給油。

だいぶ車も埃まみれ。
給油の間に洗車します。

俺らの車ではみんながセッセと働くのですが、姉さん号は運転手以外は動きませんねえ。
あなた喰ってないで、車洗いなさい(笑)



今日は朝9時までにウェーブの抽選会に行かないといけません。

ここウェーブは1日10人しか入ることができません。
そのため前日の9時に抽選会が行われるのです。
駐車場はスウェーデンやらオランダやら世界中から人が集まっているようです。

抽選会場では、たくさんの人が居ました。
俺らは1人1つでなく、グループで2つの抽選権ということでした。
割り振られた番号の玉がガラガラの中に入れられて、おばちゃんが抽選していきます。

当たった人は大興奮です。
次々と抽選が進み、10人まで残りわずか。
残念ながら、当たりませんでした。
当たった人の中には5日連続で来ている方も居て、どうやらそれくらいが当たり前らしいのです。

スタッフ「じゃあまた明日ねー」

もう明日は来れないと言うと、とても残念そうでした。

ここの犬「おまえらまた来いよ~」


ここは当たれば超ラッキーというものだったし、仕方がありません。
しかし、自然を守る姿勢が完徹されています。
上からブライス、ザイオン、グランドキャニオン。




午後から、アンテロープキャニオンのツアーなのですがそれまで時間があるので寄り道です。

道路から山の方へジープ道をひたすら入っていきます。

ゴレンジャーの撮影場みたいなところをひたすら45分ほど走ると、トレイルっぽいところへ。

ここからイエローストーンが見えるところに行けるらしいのです。


しかしきちんとした案内もなくいろいろみんなで探してみたのですが行き方がわからず。

この山さえ超えればなんですが・・・

マウンテンライオンの足跡?

ここでは許可を取ればキャンプができるようなのですが、夜はちょっと怖そう。

時間も迫ってきたので、あきらめてページの街に向かいます。


遠くに見えるのがイエローストーン。




ペイジに着いたどー!



俺らの車は終始盛り上がっていたのですが、姉さんたちの車はまったりしてたようです。
確かに盛り上げ役みたいな役柄は誰もいないよね。
休憩時に姉さんが泣いています(笑)

姉さん「あたし、おもしろいこと言えないのー・・」
エエーそれで泣いてんのー(笑)

ツアーの予約をしてから、ランチをタコベルで。

タコスと言えば、以前ベンチュラでひどい目にあった(自分が悪いのですが)記憶があります。
ので今回は慎重にオーダーしないと。
注文待ちでみんなと離れて後ろに並んでいると、先に行きなと親切にオジサンが声をかけてくれました。
その後もいろいろ声をかけてくれます。

オジサン「どこから来たんだい?」
トレラン「日本です」
オジサン「弟が日本に留学していたことがあってねー」

といろいろ話を聞かせてくれました。
俺がレジで注文し24セントのおつりとなった時に、

オジサン「これで25セントコインをやってくれ」

と1セントをレジに渡してくれました。
うぉーカッケー!

トレラン「ありがとうございます!」

なんて粋なオジサンなんだ。
気分よくランチを終え、いざツアーへ。



ツアーは、車の荷台にみんな乗っていきます。

今回のガイドはジャネットさん。
愛嬌たっぷりの笑顔とは違い運転は相当男前です。
あまりの暴れ馬ドライブなので思わず

みんな「ジャネットー!」

と声もあがります。


大雨になると川になる枯れ川を進みます。

「みなさん荷物落とさないように」

というのも空しく

みんな「あ“―――」

誰かがザックを落としました。
ガン!ガン!ガン!

みんな「ジャネットー!ストップ!ストップ」

キィーッツ!
姉さんのザックです。
可哀想にyoheiさんが荷物を取りに行かされてました。

姉さん「ゴメンなさーい」

お決まりのお約束がここで出るとは!。
まさかこれもオプション?

今度はきっちりザックを持って、終着地点に到着。

洞窟の入口があり、数大のツアーの車が止まってます。

事前にジャネットから注意事項を受けます。
洞窟内はシャッターはダメよとのことでした。

中は川によって浸食された壁が、差し込む光で芸術品と化してます。


まさに近代美術館。
ジャネット「ルック、アット、ディース」
壁の模様がいろいろなものに見えるようでジャネットが逐次説明してくれます。
こうやって撮るとキレイよといってジャネットがカメラのボタンを押すと、思いっきりフラッシュ!!
ジャネット「オッオー!だめよフラッシュは!」
ボケ突っ込みとは、やるなジャネット!

泣顔


タイガー


ビックノーズ


くぼみのところにジャネットが砂を投げ上げると、その落ちる様がとても神秘的です。


途中、聞いたある言葉やなあと思ってたら日本人観光客の方々でした。
観光客「あら、日本の方?」
トレラン「こんちわー」

マクロで撮った壁面も綺麗です。


ここを抜けるとまた砂場が広がってます。


一株の花がここにあると際立って美しい。





「大丈夫ですか?!」
と思わず声をかけてしまいそうです。
寝転がってでも、“この1枚”を取ろうとする御紳士。