トレラン野郎のパンチの効いてない話~野郎works

トレイルランニング(森、山等のオフロード)に関するブログです。

消防部長編 地域防災訓練下見

2013-02-23 23:59:25 | 消防★工房

今日は仕事を早退して、来月の消防訓練に向けての現場下見を行いました。
明るくなってきたとは言え仕事終わりではちょっと暗いです。
来月の訓練は、地元自治会さんと協力をしての消火訓練。
事前にホースを通す径路や距離をはかり、必要なホースの本数や人員配置について検討しました。
今日の結果を今月の幹部会にて議論します。
訓練でも怪我がないよう万全準備が大切です。

スノーシュー#4 斑尾高原~カリスマガイトnishikawaくん&yukinkoさんと

2013-02-17 22:26:14 | トレイルランニング★工房
朝起きるとなんと晴れております。
すごいいい天気になりました。
神様ありがとう♪

山の休憩用に朝からコーヒーの準備。
先日yukinkoさんと打ち合わせをして、コーヒー担当になっております。
せっかくだから豆から挽かさせていただきます♪
なかなか一苦労なのでウエキヨさんに豆挽きを手伝っていただきました。


すんごい天気の良さにみんなテンションはアゲアゲです。

nishikawaくんが迎えに来てくれました。
さて今日は地元のカリスマトレイルランナーに声をかけてあります。

スタート地点のハイジへ。

nishikawaくんに言われて気付いたのですが、無雪期のハイジしか見たことないのですが、いつもあるはずの一階部分が雪で埋もれています(笑)

ハイジにてカリスマトレイルランナーのyukinkoさんに合流。
すでにリフトが動き出す前に一本滑って来たんだって!

4人乗りリフトでリフトトップへ!

yukinkoさん今日はよろしく!
どえらい雪やけしまっくってますね(笑)

昨日にひきつづき今日もこのお二人に盛り上げていただきましょう!

第二リフトは雪状態の確認のため行列ができております。
なかなか動きだしそうでないので

トレラン「もう少しだし、歩いて登る?」

と言った途端に動き出しました(笑)

リフトトップは、いやー絶景でした。

ボーダーさんに集合写真を撮ってもらいました。
特徴的な妙高山、スノーシューコースとして有名な鍋倉山がはっきりと見えます。

スノーシューをつけてさらに上に登ります。



リフトトップのその上。
眺望がさらに良くなりました!

さらに仮山頂に上がっていきます。


仮山頂から斑尾山へはアップダウンがあるテクニカルなやせ尾根を無雪期は行きますが、冬期はアップダウンが消え快適なトレイルになっております。

ただ右側には雪庇が出来ているので斜面を歩かないといけないのですが、その斜面が果てしなくずっと下に続いていてが見えていて微妙に怖かったりします。

途中、うさぎの足跡があったり、そこでもnishikawaくんが丁寧に説明をしてくれます。
なんでも知ってるんだね。

斜面は風できれいに波模様が出来ています。




斑尾山到着。

お地蔵さんがあるという付近は不思議なことに雪が解けています。
かと言って掘り起こすとバチが当たるそうですよ。

杉がミニモンスターになっていました。

山頂で記念撮影。

さて今日はこの先の大明神岳へ進みます。


先ほどまでの尾根と比べて、ここからは広い尾根になります。

yukinkoさんと俺は新雪のところを爆走中。
しかしyukinkoさんは上がったり下ったり、俺とはエンジンが違いました。







先に大明神岳に付いたみんなからは歓声が上がっております。

新緑や紅葉とは違う白と黒と青のコントラスト。


眼下の野尻湖も見事です。
大明神岳の下にはトレイルレースの時には上がってくるという尾根が見えますが、今の時期は恐ろしくて通れそうにもありません。
みんなで記念撮影をしてこちらで小休憩です。


今日はyukinkoさんが地元飯山のお菓子を持ってきてくれました。
『和菓子屋さんが作る”バナナボート”!』
洋菓子屋さんもびっくりの激旨デザートです。
それと一緒に朝豆から挽いたコーヒー。
みんな「美味しい―!」
やっぱり手のかかった本モノは旨いですね。
「幸せだ―」
yukinkoさんは仏壇職人に作ってもらったという素敵な桝のカップでコーヒを!


ここから斑尾山まで引き返します。


先ほど通ってきた反対側には強烈な雪庇ができています。

帰りは下り基調で軽快です。



斑尾のレースの時はこんな方から走ってくるらしいけど全然記憶にないなぁ。


斑尾山頂にはバックカントリーの方もいらっしゃいました。


リフトから上がってくる兄ちゃんに桝のカップについて宣伝するyukinkoさん、今日も熱いぜ!


さていよいよカリスマガイドnishikawaくんだけが知っているオススメのダウンヒルゾーンへ。

yukinkoさんと俺は新雪ゾーンでかっとびまくり!

ヒューヒューもんに最高の下りの連続!



yukinkoさんはボーダーにスノーシューの素晴らしさを見せつけると熱い下りを実践中。



みんなで撮影大会をしたりと、ほんと最高の下りの連続です。




だんだん下に降りて参りました。
けどまだまだ下りがあります、最高!






谷の方まで降りて来るとさすがに吹き溜まりとなっており雪の量もハンパございません。





nakagakiさんに強制的にラッセル隊長を押しつけて進みます。

アッnakagaki埋まってしもた!しっかり!

ハイジに戻ってまいりました。
ぐるっと一周致しました。

yukinkoさんはまだ遊び足らないようです(笑)
俺も負けじと先ほど降りてきたところをわざわざ登り返しヒップソリ。

そしてウエキヨさんもヒップソリ。

カリスマガイドnishikawa君とカリスマ地元トレイルランナーのyukinkoさん本当にありごうございました。
やはりガイドは絶対居りますね。
今日のコースは実際冬に行かないと分からないコースです。
そういう意味で、斑尾の自然も知り尽くして、何回も訪れて最高のコースをコーディネートしてくれたnisikawaくん様様でした。
さらにスポーツカー並みのエンジンでスノーシューの遊びの限界を実践してくれたyukinkoさんにも感謝です。
冬の斑尾も熱いです!

さてハイジにはカリスマフォトグラファーとカリスマトライアスリートの友達が会いに来てくれています。

hujimakiくんとnaoちゃん!
意外にもウィンタースポーツはしないというnaoちゃん。
ま、やれば何だって出来るでしょう(笑)

飯山の素敵なお土産いただきました。
黒にんにくのクッキー。
何気に飯山ってお菓子すごくない?


ランナーでいっぱいの時しかしらないので通常の冬営業時のハイジは新鮮そのもの。
斑尾のゲレ食はなかなかレベルが高い。

俺とnishikawaくんはリサーチ時点で目をつけていたグリーンカレーをオーダー。
辛さも効いていてマジウマでした。
nishikawaくんとみなさんはfacebookの交換をしています

nishikawaくん「ええと名前は石川遼の・・・」

トレラン「ええ様に言うな!」

と突っ込まずには入れません(笑)


ドラゴンスンドゥプを食べるyukinkoさんの頭はピエール瀧のように(笑)

地元飯山のメンバーが来てくれて最高のスノーシューツアーになりました。
斑尾は遠かったけど、冬の斑尾もサイコー!来てヨカッター!!

帰りも名古屋のお二人に運転をお任せでとっても楽させていただきました。
このツアーは毎年の恒例になりそうな予感♪

スノーシュー#4 斑尾高原~カリスマガイドnishikawaくんと

2013-02-16 22:20:34 | トレイルランニング★工房
そうだ、冬の斑尾高原へ行こう!
とウエキヨさん達と年末から着々と計画。
斑尾の友人のカリスマガイドを二日間押さえました!
トレランではなくてスノーシューのためにスノーシーズンに斑尾に行くというのはとっても新鮮です。
関西からは気が遠くなりそうなくらい、とっても遠い斑尾。
今回は頼もしい方々を名古屋でピックアップしてドライバーサポートしていただきます。

夜0時過ぎに出発して名古屋方面へ。
途中、雪が吹雪ところもありビビリながら進みます。
朝5時過ぎにnakagakiさん宅到着。
まだ真っ暗です。

さてここからはnakagakiさんとnakamuraさんが増えて楽しいドライブとなります。
どうぞよろしく。

順調に中央道を進みますが、岡谷JCTの手前の伊那から一気に渋滞。
ほとんど動かなくなりました。
道中、本日ガイドをお願いする山の家のnishikawaくんからメッセージが入り、斑尾は雪が本降りのようで気をつけて来て下さいとのこと。
さっきインター降りとけば良かったと悔やみながら歩くより遅いスピードで進むことに。
ここまでひどいことになるとは調査不足でした。
10時着予定が数時間おしになっております。
ウエキヨさんも我々の後方で渋滞につかまっている模様です。

渋滞の原因はチェーン規制。
そりゃ一台ずつ確認してたら大渋滞するよね。
なんとか復活し、我々は再度チェーン規制が始まる長野で降りて下道を行くことに。
下道もなんだか混んでます。

豊田飯山ICから斑尾に向かう途中、あと一息のところでプリウスのお兄ちゃんが雪で動けなくなって前後渋滞発生です。
われわれも同じく動けなくなり、すぐチェーンを装着。
練習したこともあり一分ほどでバッチシ完了!
現代の簡単なチェーンにnakagakiさんたちもビックリ!
しかしプリウスのお兄ちゃんはというと、今から説明書を読見始めております。
エエーッツ!

nakagakiさん「トレラン先生―!」

ということで我々が手助けすることに。
少し手間取りましたが何とか作業完了。
さらに予定時刻が押せ押せです。

結局斑尾到着は昼の1時。
nishikawaくんに

トレラン「ごめん、今着いたところ。1時半までに行くから」

nishikawaくん「大丈夫ですよ~」

ということで本日のお宿ぶーわんさんにて準備。
これが噂に名高いぶーわんさんか、いい感じです。
噂の初ぶーわんさん、入口でわんちゃんと優しくてお若い奥さんが出迎えていただけました。
ウエキヨさんやnakagakiさんは以前泊まりになられたようでとっても顔なじみでした。

やったね!タクちゃんからチョコいただきました。

大急ぎで着替えて山の家へ。

トレラン「nisikawaくん、お久しぶり!」

nishikawaくん「お久しぶりですー♪」

そしてsatoさんもいらっしゃいました。

トレラン「satoさん、すっかりカリスマレースディレクターになられたそうで(笑)」

satoさん「いえいえ(笑)」

satoさんにお会いするのは1回目の信越五岳以来でした。

nishikawaくん本日はよろしくお願いします。

出発前に山の家の模型図の前でブリーフィング。
今日は希望湖周辺を散策します。
念願の冬の希望湖を渡れるゼ!

山の家からバンにのってスタート地点へ。
さすが地元のnishikawaくん、我々がトロトロと進んできた雪道も、普通にガンガン進む姿は男前でした。

スタート地点でスノーシューを装着。
いざ森の中へ出発!

森の中にはnisikawaくん達がスノーシューコースとして設置された看板があります。
これはリスコースの看板。
今回はnishikawaくんがいろんなコースのいいとこをバリエーションコースとして案内してくれました。
本日は雪と風もありとっても寒く感じられます。

nishikawaくん「今の時期は海の方から風が吹いてきます」

木々の雪も見事に一方向に付いていて、方向の参考にもなります。
どうりでnakagakiさんから鼻水が垂れているわけですね(笑)

我々はダウンヒルでは新雪を掛け下り、
それ以外はnishikawaくんのトレースをぴったりと(笑)
nishikawaくんにラッセル大変でしょー?と聞きますと

nishikawaくん「馴れちゃいました」

だって!スゲー。

目の前に真っ白な空間が

nishikawaくん「目の前が希望湖です」

みんな「ウォーッツ!!」

誰か先頭で行って下さいということで

トレラン「ウエキヨさん!ゴー!」

ウエキヨさん「沈んだら助けて下さいよ(笑)」

ということでウエキヨさんに先陣を切って頂きました。
みんな様子を見守ってましたが何ともないようです(笑)

となりゃみんなガンガン行きますよ!


この下はどうなっているんだ?ということになり
nishikawaくんがスコップで掘ってくれました。

みんな「オオーッツ!」

確かに湖面です。
お魚はこの下に居るんだって!

みんなで好きなように希望湖を進みました。

ポイントポイントでnishikawaくんが白樺をはじめとする植生の話をしてくれます。
標高に合わせて生える数種類の白樺。
さすがカリスマガイドnishikawaくん。

とっても良さげな下りにてnishikawaくんが俺を突き落とそうとするそぶりをするもんだから何かと思いきや、先日斑尾に石川さんから”俺を雪の中に付き落しすように”と特命を受けたとのこと。
石川さんがいたら帰り打ちにしてさしあげるのに(笑)


すごい雪が積もってるんですね。
nakagakiさんもこれくらい埋もれちゃいました(笑)
なんだかほんとに妖精みたくカワイイことになってますね。

スタート地点に戻る手前はみんなでラッセルを交代しながらすすみます。
いやーめっちゃシンドイ!
これをなんなく行くnisikawaくんてめちゃくちゃスゴイよ!

さてさて午後から半日の吹雪の中のスノーシューでしたが、カリスマガイドのおかげでほんとうに楽しめました。
自分だちだけでは吹雪いてコースも分からないとなればこんなに楽しみ事はできませんでしたし、ラッセルでとんでもなくエラカッタことでしょう。
nishikawaくんのお陰です、ありがとうございました。

トレラン「nishikawaくんのおかげで最高やったわ。ほんとありがとうね」

nishikawaくん「ほんと昨日は緊張して眠れませんでした」

トレラン「ハァ?全然クマ出来てへんがな。せめてクマ書いてこんかい(笑)」


夜になっても雪の勢いは増してまいりました。
宿からまだらおの湯に行く道中も、まったく目の前がホワイトアウト状態。
GPSのルートが唯一の情報です。

みんなで、「ここでいいの?どこ、ここ?ここじゃないの?そっちじゃないよ!」

とワーワーギャーギャー言いながら無事到着。
あー死ぬかと思った...
こんな日には客は少ないかと思いましたが、結構な人数の方がいるんだわこれが。

温泉でホッとしたのも束の間、帰りも同じく命カラガラぶーわんさんに戻りました。
やっと夕食です。

nakamuraさんが特大ボトルのベルギービールを持参していただけました。
こんなの初めてみた!
さらにこれがすんごい美味いの!
タクちゃんが持ってきてくれた日本酒や、ぶーわんさんのワインを飲んて楽しい夜を過ごせました。

さて明日はメインの斑尾山。
カリスマ地元トレイルランナーも参戦?
天気良くなってくれ~。

スノーシュー#3 氷ノ山

2013-02-09 22:39:29 | トレイルランニング★工房
『氷ノ山のモンスターが見たい!』
という俺の突然の要望に、かーじーさんにご一緒していただきました。
しかもハチ北側ではなく、鳥取側から登りたい!
というさらに面倒くさい希望で一番自分が困ってましたが(笑)
まずそのアクセス。
普通に行けば2時間足らずなのに、裏側となると5時間コース。
中国道から攻めるか、鳥取側から攻めるか、考えることが山ほどあります。
運転手をやってる友達なんかに冬の道路事情の話を聞きながらドタバタの中で計画たててみました。

前日はかーじーさんに私の家に泊まっていただきました。

で、おすすめのお蕎麦屋へ今回は夜に伺いました。

鴨の野菜すき鍋。

鍋用の蕎麦は、なんとうどんのごとく太い!
噛みごたえ満点です。
しかし蕎麦の風味は抜群!

そのままお塩で食べたり、鍋すきで食べたり、つゆで食べたりいろいろできます。
昼もメニューにしてくれたら嬉しい、夜だけの限定の一品でした。


当日4時出発。
ちらほら雪が降ってます。
道中心配された雪も、さすが雪国水がシャーシャー出まくってとくに心配もなく、持って行ったチェーンも使わずに済みました。
かえって車がキレイになってラッキー!
4時間半くらいでわかさ氷ノ山スキー場到着。
まあまあ雪が降っておりましたが、思案するもなく行くということに。



スキー場のパトロール隊のところで登山届を記入していると、

おじさま「登山届はどうしたらエエんかな」

おじさま2人、どうやらわれわれ以外に氷ノ山に登られるようです。

トレラン「今日はどちらまで?」

おじさま「三ノ丸まで行って考えます。われわれスノーシュー初めてなんです。いろいろと教えて下さい。ではお先に!」

初めてで氷ノ山?
とビビりましたがご一緒できる方がいて良かったです。

リフトを2回乗り継ぐので、回数券を2枚購入。
人はまだちらほら。


1本目のリフトを乗っている途中でとんでもないことに気付きました。

トレラン「シもたー!さっき買ったご飯全部車の中に忘れたー!」

山飯・命のわたくしにとって大打撃。
もう一度下に戻るも、下りのリフトは乗せてもらえないので自力で下山になります。
下るだけでも大仕事、下ったはいいけどもう辞めてしまうかも・・・
しかしかーじーさんが余分をお持ちでしたので分けてもらうことに。
良かった、よかった。

1本目を下り、2本目の乗り場へ向かうとリフト前には行列が。
どうやらゲレンデチェックのためのようです。

15分ほどしてリフトが動き出しリフトトップへ。

リフトトップはとても狭いスペースでした。
みなさん急な斜面を勢いよくドロップして行きます。
われわれはここでスノーシューを準備。
左側斜面へとつづくトレースがあります。
スノーシューとスキーの方のようです。
なんのトレースもなければいきなりどこに向かうのか一瞬迷いますね。

最初の急斜面を登って行きます。
先日の新雪が膝くらいまであって、トレースがないと相当つらいラッセルになりそう。

まっさらの雪できれいに木々が雪化粧していました。

しばらく登って先ほどのおじさん達の後ろ姿発見。
かーじーさんがゆっくり後から登って来るので追い抜くことはありませんが。
スノーシューが初めてとおっしゃってましたが、山は相当慣れていらっしゃると思いました。


40分ほど登ると雪原が広がっておりました。
右からの尾根と合流する緩やかなエリアです。
気持ちイイ!天気も少しましになってきました。


前にはおじさま2人の姿が見えます。
三ノ丸手前で追いつき

おじさん「いつでも抜かして下さいよ」

トレラン「いえいえボチボチ行きますんで」

かーじーさんを待っては進みます。
この雪原はボードとか気持ち良さそうだけど斜面が緩やかなので途中で止まりそうです。

三ノ丸到着。
おじさんたちが休憩中です。
本日のスノーシューはレンタルのもので、横滑りして大変とのこと。
天気も良くなってきて、せっかくここまで来たのだから氷ノ山を目指されることに。

おじさん「会社経営と一緒や!勇気ある撤退が必要や!」

トレラン「一度潰すくらいとこまで行くのも必要かもしれませんよ(笑)
そういう人たちは2回目で大成功しておられる人もいますし」

おじさん「なるほど!勉強になったわー(笑)」

ま、ここは山。
間違いなく勇気ある撤退が必要ですね(笑)

おじさん「いつでも抜かして下さい」

と言って行かれました。


エー、がんばれかーじーさん。
われわれも氷ノ山山頂を目指します。

出たーモンスター!
まだまだ雪付きはこぶりですが素晴らしい!
天気はコロコロ変わるのですが、時折見れる晴れ空が素晴らしいこと。

トレラン「来てヨカッター!最高ー!」


この大雪原が鳥取側からわざわざのぼる見どころですね。
間違いありませんでした。

途中で燃料切れというおじさん達を追い越します。

モンスターの森



さらに先にはお二人の姿が見えます。
どうやらラッセルしてらっしゃるようです。

視界も悪くなってきましたがトレースがあるので進むことができます。

山頂も視界に入ってきたころ先頭の方に追い付きました。

トレラン「ラッセルありがとうございました。本当に助かりました!」

ラッセルしていただいていたのはご夫婦でした。

Kさん「楽やったでしょ~。二人で50歩ずつ交代でやってたんやけど。しんどい」

ということでここからは初・ラッセルさせていただくことに。

なんと言うえらさ!
トレースを行くのとは次元が違います。
場所を選びながら、足のさし具合など考えないと大変です。
これを最初の登りからしていただいたかと思うと感謝しきれません。

山頂の手前の小屋。

20分ほどで山頂到着!

奥さん「ラッセル、ありがとー!」

山頂小屋に中に入って休憩。
お話を伺っていると、スキーヤーの方が後から追い付いてこられ、途中からドロップインされたとか。
奥さんになんで誰もおらん新雪のところへ来たんだとプチ喧嘩になりつつもここまで来られたようでした(笑)
お二人ともMSRのスノーシューにアークのザック、ピッケルにアイゼンにGPS、完璧です。

ようやくおじさん達と一緒にかーじーさん到着。
かーじーさんに分けていただきお昼ごはんとしました。
ありがとうございました。

先のおじさん達はできたら氷ノ山越に行きたそうです。
ご夫婦にこの後のことを聞かれると、そちらとコースを行かれるそうなのでご一緒されることに。
われわれもトレースがなければ危ないので氷ノ山のピストンと決めていましたが、このチャンスに乗っかることにしました。

おじさまSさん「今日世界中で氷ノ山に居るのは我々6人だけですよ!」

6人の貸し切り!なんと贅沢でしょう。
こんな素晴らしい日にわれわれの他には誰も登って来ていないなんてもったいない。

来た道


これから行く道

出発前にみんなで記念撮影。

この先K先生ご指導よろしくお願いします。


奥さま「ここからのラッセルは若い人にお願いしましょ」

ということで一番若い、かーじーさんお願いします。
が、ここまでで股関節が痛くなったということでいきなりラッセル辞退。

おじさまが先頭で下っていかれます。
下りなので勢いよく進めます。

Kさん「ちょっと待って―!」

どうやらルートが違うようです。
KさんはポイントポイントでGPSで確認されます。

Kさん「そっちじゃなくって、こっち」

ということでいったん登り返して方向転換。


ハチ方面への稜線が見えて後半戦へのテンションが高まります。

やっぱりたくさんの人で行くと楽しいですね。

おじさまSさんは携帯で動画撮影しながた下って来られてます(笑)


この先に見えるのが最大の難所、こしき岩。
夏の登山道は左の鳥取側ですが、積雪期は右の兵庫側を行きます。
固まった雪の上に、この新雪が積もっているので表層雪崩の危険があります。

KさんがGPSでルートを確認しながら慎重に進んでくれます。

オオーッツ、なんとかこしき岩を巻けました。
ハピトレ氷ノ山の時にはこの岩におっちゃんが乗ってました。

さてここから山越えまで、わたくしがラッセル担当させていただきます。
兵庫側に雪庇が出来ているので気をつけながらルートを作っていきます。

先頭を任せていただき責任重大ですが、新雪を一番に歩かせていただくのはほんとうに貴重で幸せな経験です。



途中行き止まり?
というポイントでもKさんにルートを教えていただきました。





幸せを満喫しながら山越避難小屋に到着。


奥さん「あーありがとご苦労さんやったねー」
おじさま「我々とはエンジンが違うねー」

後方に氷ノ山山頂が。

さてここからの下山ルートも先頭を任せていただきました。
わさび谷に下りないように尾根を慎重に行かなければいけません。
しかも最後は登山口以外は崖なのでそこをピンポイントで目指す必要があります。
Kさんに地図で尾根づたいの下り方を教えてもらいました。
本当に今日は生で山の勉強もさせていただき贅沢です。


山越からの下りは、ありえない急坂。
尻セードしか無理です。

奥さんは尻セード命らしく、一気にテンションが上がっておられます。

奥さん「楽しいーー!」


下りは勢いよく走り下って行くととっても楽です。
登りの大変さはなんのその、下りは一気に下りて来てしまいます。
すでに眼下には氷太くんの施設が見えてきました。


森を抜けるとゲレンデのような広さの斜面が。


みなさん尻セード全開です。
わたくしも必殺の尻そりをザックから取り出しましたが、雪が深く断念。
思いっきり掛け下りまくりました。




そして森を抜けて無事下山。
Kさんのおかげでピストン地獄が一転、天国コースになりました。
こしき岩の巻き方や、雪尾根の歩き方、下る時の尾根の見方等たくさんご教授いただきました。
下山後も記念写真。
こういう出会いがあるから山はいいですね。

本当にみなさんありがとうございました。

われわれは本日は鳥取市内に移動です。
鳥取と言えば
『鳥取カレー』
な、なんとカレールー消費量日本一だとか。
週3、4のペース?!

おじゃましたのは駅前のベニ屋さん。
スパイシーというより優しい家庭のルーの味がします。

食後にはこれまた名物インド氷。
ココア味ですが、美味し!


駅前の炉端かばさんに場所を移し、山陰の海鮮に舌打ち。


翌日はふたたびわかさ氷ノ山スキー場へ。
今日はバックカントリーに向かわれる方も大勢いらっしゃります。
本日はスノーボードを楽しみました。

こちら側からの氷ノ山スノーシューは最高でした。
リフトであそこまで上がれるというのも魅力です。
大雪原にモンスター、すでにもう一度見たくなってきました。