薫子の暮らしの便り

日常の暮らしで感じたことを写真や絵手紙でお届けします。

盛岡・花巻・遠野・山形

2013年08月09日 | Weblog
盛岡はお約束の「ござ九商店」へ。この前来た時から15年以上経ってしまったかな…
ござ九の店の佇まいはそのまま、店内も変わらず。これってなにかほっとする。
なのに周辺はビルが増え、様変わり。



この建物も以前のまま。


周辺をぶらぶら歩いたら、こんなオブジェが目を引きます。小児科医院の壁。


染物屋さんを覗いたら、じぇ、じぇ、「あまちゃん」じゃねぇのぉ、おもわず、店さ、入ってしまったよ。
「北の海女」と「あまちゃん」のTシャツ買ってしまったもんね。

この日は光原社(陶器、漆器、籠などの民芸品を扱う店)にも寄り、日常使いのお盆をみつくろいました。

翌日は花巻の宮沢賢治記念館を見学。館内は親子連れが多かったです。
賢治が残した著作はいまだに古びず、子供から大人まで読む人の心を震わせ続けているってことでしょうか。
彼は他にも作曲、演劇、エスペラント語(イーハトーブは岩手のエスペラント語よみですって)、
造園設計、岩石や宗教への深い造詣等、37歳の短い生涯でこれほどにやれるものかと目を瞠る。

賢治記念館からの眺め。こんな景色の中、遠野まで足をのばしました。



さてさて終盤が近づいてきた長旅は
山形から往復80キロの山中にある蕎麦屋さんにひたすら向かいます。
息子が仙台にいた頃に何度か通った店で、まるでおばあちゃんの家にいって蕎麦をご馳走になっているようなところです。
でも、もうおばあちゃんの姿は見えず、山形弁も聞けず、それらが醸すものが失われていた今回でした。
ただ、突出しの山菜鉢は健在なり。季節により変わりますが、
今回はきくらげ、甘酢大根、ワラビの醤油煮に生姜みじん切りからめ。
蕎麦は何回でもお替わりOK、だけど私たちは二人で一つお替わりし、分け合い食べるのがやっと。
若くなくなったってことかな。

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