晴旅雨旅

爺の前に道は無し。爺の後にも道は消えかけて…枯れた中年爺の独り言

トランプノミクスの「光と影」

2016-11-14 10:17:46 | 経済
「トランプ円安」のナゼ 減税などの政策に期待(日経新聞2016/11/13)
予想外のトランプ氏大統領勝利が、予想外のアメリカ経済展開を連想させ、円高必至と思われていた為替市場も“予想外”となっている。

しかし、もう少し引いた目で、全体を“点”ではなく、“線”や“面”さらには時間軸まで加えてみると、自由経済資本主義の終焉が加速し始めていることに気付く。中国やロシアの指導者たちは、トランプ氏が“同類”であるかもしれないという嗅覚を働かせ、彼の勝利を自国に有利になるのではないかと思い始めていることにも表れてきている。

グローバル資本主義は、極端な所得の不公平を引き起こし、環境問題を深刻化させて臨界点を超え、その歴史的役割を終えようとしている。ここからはもう引き返せない。引き返せないが、残念なことに先は誰にも見通せない。為政者のみに任せるのではなく、私たち自身が取り組み、解答を導かねばならない。
ただ、どうなるかは全く不明だ。私たちにできることは、頭の片隅にこうした“不透明感”を置きつつ、常に自分の頭で考え、修正することをためらわず、臨機応変にフットワークを軽くしておくことだろう。

さて、安保条約をどうする?

2016-11-12 14:59:27 | 政治
<外務省>日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約
<LITERA>安倍首相の対米従属が日本を危険に晒す!「米国はどうなる」ではなく、「自分たちがどうあるべきか」を自分の頭で考える必要がある。リベラルにこそ、覚悟が問われる時代なのだ

《第三次アンポ論議を》
思わぬ形で決着したアメリカ大統領選。世界史は一つの転換点を迎えたと言える。
そして、これは間違いなく日本の激震へと連鎖した。私たちが避けてきた刃、「米軍の撤退」がにわかに現実性を帯びてきたからだ。

さて、どーする。安全保障の新段階の扉が開きそうだ。そうなればアメリカに寄りかかった甘えは通用しなくなってしまうことになる。
本格的に武装するのかしないのか。中国、ロシア、朝鮮半島との関係はどうするのか…ただし、軍事費の増強は、ただでさえアップアップの国家財政を危険水域に落とし込む。
単純な力に依拠した安全保障などできようはずもない。

無意味に、もう“昔の話”となったTPP論議などで貴重な時間を浪費する余裕はない。日本の政治家の公約とは次元が異なるのが、新大統領の言葉だ。

新大統領は沖縄をどうする? そのとき日本は??

2016-11-12 11:46:54 | 政治
<米大統領選>翁長・沖縄知事がトランプ氏に祝電
日本の与野党や官僚が大慌てで、今まで散々けなしてきたトランプ氏の発言を無理やり解釈し直したり、、彼の手足となって動いてきたり動こうとしたりする人物を物色し始めている矢先、翁長沖縄県知事はさっさと手を打った。
今後の展開は今まで予想されていたものとは明らかに異なるだろうということだけは分かるが、どうせ大勢に変わりはないだろうとタカをくくっていると、大どんでん返しが待っている…現代史のダイナミックな展開に、果たして私の石頭がフォローできるかどうか自信は全く無いw