メイキング・オブ・マイマイ新子

映画「マイマイ新子と千年の魔法」の監督・片渕須直が語る作品の裏側。

新年早々スタジオの引越し

2010年01月06日 12時47分10秒 | 日記
あけましておめでとうございます。

      
しばらくこのブログが滞っていてすみませんでした。
年末にマッドハウスが引っ越して、新年になっても机の配置だとか、荷物の方付けでゴタゴタしていたのです。まだ社内の勝手もよくわからない状態です。
ほら、ちょうど今しがたも、自分の席に行く道に迷った平田敏夫さんがさまよい通り過ぎていかれました。

昨年末、ラピュタ阿佐ヶ谷で『マイマイ新子と千年の魔法』のレイトショーが第一次最終日を迎えた12月26日。その日こそ、旧社屋からの荷物運び出しの日でした。梱包は24日までに終えるようにいわれていましたので、例のマッドハウスのプリンターでアート・カードを刷り出す作業も、ちょっとマキが掛かったりして、おまけに調子が悪くなって用紙手差しでしか使えなくなって、それなりにたいへんなことになったりしてしまいました。もしかして、アート・カードをもらった方の中で絵が斜めになってるものなどありましたら、そうした理由ですのでどうかご容赦下さい。

荷解きをしてみたら、「カタブチ」とラベルが貼られた段ボールが22箱もあってしまいました。『マイマイ』関係のものもかなりあります。それらを整理するにはちょうど良い機会ですので、棚に並べ直したりしていたら、原作本が3冊も出てきました。

3冊並んでいる右端の一番くたびれきっている本が、5年前の企画当初にもらった1冊です。ずっとカバンに入れて持ち歩いていたので、カバーが擦り切れてバラバラになってしまっていたのですが、今回、貼り合わせて修理してみました。

並んで2冊置いてある『高樹のぶ子BOOK』は、映画『マイマイ新子と千年の魔法』を語る上で重要な書籍です。創作である『マイマイ新子』に対して、こちらには、高樹のぶ子さんの子ども時代から青春期のエピソードがノンフィクションとして綴られているのですから。
『マイマイ新子』単行本に収録されていない、雑誌連載時の飯野和良さんの味わいある挿絵もたくさんおさめられています。
ずいぶんと参考にさせていただきました。
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