関東学院小学校 オリブの若木

関東学院小学校オリブの会のブログです。「あなたの子供たちは食卓を囲んでオリブの若木のようである。」(詩編 128:3)

【開催報告】2015年度 第9回 聖書をひもとく集い

2016-02-18 11:49:01 | 聖書をひもとく集い
日時:2016年2月9日(火)
場所:小学校3階会議室
奏楽:伊澤さん

テーマ:「キリスト教を学ぶ意味」
参加者:16名
賛美歌:讃美歌 338番 『聖潔』

 岡崎先生による賛美歌のお話しです。『聖潔』は洗礼を受ける時に多く歌われる賛美歌だそうです。聖書にはイエス様がお生まれになった後、成長するまでの出来事はあまり書かれていません。イエス様は30歳くらいから伝道を始められましたが、伝道をする前に40日間の断食をなさったそうです。その間サタンの3つの誘惑を退けました。1つ目は、お腹が空いているだろうから、君の力で石をパンに変えてごらんという誘惑です。イエス様は食べる物は大事だが自分の思いを満たす事はない、と誘惑を退けました。2つ目は、神殿の上から飛び降りてみなさい。天使が助けてくれるだろうというものです。イエス様は、神を試してはいけないと、自己顕示からの誘惑を退けました。3つ目は、高い山の頂上で見渡し、ひざまずけば全てをあげよう、という誘惑でした。イエス様はこれも退けました。歌詞には、「生涯信じます」「心の中の誘惑、外からの誘惑がたくさんありますが、惑わされずついていけますように」という内容が歌われています。

 続いて冨田先生のお話です。冨田先生は、学生に「何故キリスト教を勉強しなければならないのか」とよく質問されるそうです。確かに「単位を取るため仕方なく」という学生は多いかもしれません。冨田先生は、イエス様は私たちと神とがよい関係であるように、取り持ってくれる人であるとお話し下さいました。「ヘブライ人への手紙 9章11節~15節」「旧約聖書 ミカ書6章8節」「コロサイの信徒への手紙1章16節~17節」を読みました。イエス様は祭司・預言者・王のような存在であるそうです。イエス様は、ご自身の血によって、人間の罪を背負って下さり、心に住んで平和をもたらして下さる方で、イエス様が行ったように行おう(Way of Life)、仕えられる人ではなく、仕える人が偉い人であるそうです。聖書にはまだまだたくさんの事が書かれていて、1度では理解できない事も多いですが、学んでいけばわかる事もまた多くあると思いました。

 今年度の集いは今回で終わりになります。担当役員になり初めて集いに出席させて戴きましたが、参加する前に描いていた「重々しい雰囲気」「洗礼を受けてる人ばかりが参加しているのではないか」「聖書は難しいもの」のイメージとは全く異なりました。もちろん、まだまだわからない事はたくさんありますが、意見や質問がしやすくわかりやすいお話しが多かったので、来年度はもっと多くの保護者の方に参加して戴き、子どもたちが日々学ぶ聖書で子どもと共通の時間を持って戴ければ嬉しく思います。

聖書を身近な物にし、親身にお話しをして下さった冨田先生、賛美歌の意味や背景を教えて下さった岡崎先生、会議室を準備して下さった辻先生、奏楽を担当して下さった伊澤さん・武藤さん・田中さん、毎回準備を手伝って下さった内田さん、そして、最後になりましたが、温かく見守りお手伝い下さった参加者の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

2015年度 担当役員 渡辺 千佳子
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