桑原名誉顧問からの投稿
マイナンバーによるe―Tax確定申告 (2017年2月26日)
思いがけず2月初旬に1週間入院してしまった。この時期は例年所得税の確定申告作業をしているのだが、今年は退院後となった。公的個人認証に用いていた住基台帳カードが昨年で期限切れになったのとタイミングが合い、今年は個人番号(マイナンバー)カードによる認証手続きを用いた。古いカードリーダーはCに非対応なので、入院前に新しいリーダーを購入、e―Taxサイトに接続しセットアップを済ませておいた。
所得税申告用ソフトは年を追うごとに改善され、記録しておいた前年のデータを引用するとスムースに作成作業が進められる。厄介なのは医療費控除である。筆者と家内は高齢化にともない医者のお世話になることが多く、頭から足まで各種の病で治療費を支払った医療機関は10指を超え、対応して院外処方薬局がある。これらに支払った金額や要した交通費はエクセルに整理して置いたが、申告書の書式に再投入しなければならない。
つまずいたのは申告書の課税対象額が記載されないことだった。その後の支払うべき税額や源泉徴収との差額は出ているのである。国税庁のe―Taxヘルプデスクに電話して相談をしたが、対応してくれた担当者も原因を探索できない。最後まで正確に記帳が済んでいることで、そのままで良いことになり、送信を済ませた。時に2月16日、たまたま確定申告の書類受け付け開始日であった。
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