皆様、こんばんは。
事務局です。
19日の一宮市内は、少し雲が多かったものの、晴れの少し暑い天気となりました。
尾張一宮駅前にあります、コンビニエンスストアの改装工事が進み、今朝、ファミリーマートの看板が取り付けられました。
本日の寺西は、一宮市青色申告会ホールで開催された、「記帳確認」の当番日でした。
夕方からは現場作業でした。
記帳確認にいらっしゃいました会員の皆様、お疲れ様でした。
確認を担当して、寺西が感じたことを、少し書いていきます。
平成27年の売掛金処理―――――――
パソコンソフトを利用されている会員様に見受けられる小さなミスです。
平成27年12月に商品を販売して、[売掛金/売上]として計上した金額を、
平成28年1月以降に、[現金/売掛金]で消す処理がなされていない方が見受けられました。
以下は、おさらいになります。
その年(平成27年)の各種所得の収入金額は、その年(平成27年)において収入すべき金額になります。
収入すべき金額とは、以下の金額になります。
1.権利が確定していること。
2.事実が発生していること。
3.金額が確定していること。
以上3つの要件をまとめて別の表現にしますと。
1.現実に現金等で受け取った収入。
2.未収の収入。
となります。
去年12月に商品を販売し、今年1月以降に、商品代金を受け取った場合は、以下のように処理をしてください。
商品を販売した時点で、必ず「売上げ」として、収入金額を計上してください。
振替伝票には、売上げと同額の「売掛金」を計上してください。
去年12月に起票した振替伝票です。
[借方] [貸方]
売掛金〇円/売上〇円
今年1月以降に、商品代金が入金されていましたら、同額の売掛金を減らす処理をしてください。
振替伝票に起票します。
[借方] [貸方]
現金〇円/売掛金〇円
※現金が普通預金口座に振り込まれ場合は「普通預金」になります。
起票の見本です。
(1)12月〇日に100円の商品を掛け売り。
[借方] [貸方]
売上100円/売掛金100円(去年12月)
(2)1月以降に掛け売り100円が入金。
[借方] [貸方]
売掛金100円/現金100円(今年1月以降)
上記の処理がなされていませんと、試算表や精算表などの、貸方と借方の金額が合わなくなります。
事業主貸と事業主借――――――――
個人事業主様が、経営する事業(会社)にお金を提供するのが、「事業主借」になります。
会計ソフトの入ったパソコンを「会社」、パソコンに数字を打ち込む自分を、「個人事業主」として考えてみましょう。
・個人事業主(自分)→パソコン
[事業主借]です。
個人事業主様から借金をするかたちになりますので、負債の扱いになります。
・パソコン→個人事業主(自分)
[事業主貸]です。
個人事業主様にお金を貸すかたちになりますので、資産の扱いになります。
個人事業主を「銀行」と見立てると、もう少し、分かりやすくなるかもしれませんね。
ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
事務局です。
19日の一宮市内は、少し雲が多かったものの、晴れの少し暑い天気となりました。
尾張一宮駅前にあります、コンビニエンスストアの改装工事が進み、今朝、ファミリーマートの看板が取り付けられました。
本日の寺西は、一宮市青色申告会ホールで開催された、「記帳確認」の当番日でした。
夕方からは現場作業でした。
記帳確認にいらっしゃいました会員の皆様、お疲れ様でした。
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平成27年の売掛金処理―――――――
パソコンソフトを利用されている会員様に見受けられる小さなミスです。
平成27年12月に商品を販売して、[売掛金/売上]として計上した金額を、
平成28年1月以降に、[現金/売掛金]で消す処理がなされていない方が見受けられました。
以下は、おさらいになります。
その年(平成27年)の各種所得の収入金額は、その年(平成27年)において収入すべき金額になります。
収入すべき金額とは、以下の金額になります。
1.権利が確定していること。
2.事実が発生していること。
3.金額が確定していること。
以上3つの要件をまとめて別の表現にしますと。
1.現実に現金等で受け取った収入。
2.未収の収入。
となります。
去年12月に商品を販売し、今年1月以降に、商品代金を受け取った場合は、以下のように処理をしてください。
商品を販売した時点で、必ず「売上げ」として、収入金額を計上してください。
振替伝票には、売上げと同額の「売掛金」を計上してください。
去年12月に起票した振替伝票です。
[借方] [貸方]
売掛金〇円/売上〇円
今年1月以降に、商品代金が入金されていましたら、同額の売掛金を減らす処理をしてください。
振替伝票に起票します。
[借方] [貸方]
現金〇円/売掛金〇円
※現金が普通預金口座に振り込まれ場合は「普通預金」になります。
起票の見本です。
(1)12月〇日に100円の商品を掛け売り。
[借方] [貸方]
売上100円/売掛金100円(去年12月)
(2)1月以降に掛け売り100円が入金。
[借方] [貸方]
売掛金100円/現金100円(今年1月以降)
上記の処理がなされていませんと、試算表や精算表などの、貸方と借方の金額が合わなくなります。
事業主貸と事業主借――――――――
個人事業主様が、経営する事業(会社)にお金を提供するのが、「事業主借」になります。
会計ソフトの入ったパソコンを「会社」、パソコンに数字を打ち込む自分を、「個人事業主」として考えてみましょう。
・個人事業主(自分)→パソコン
[事業主借]です。
個人事業主様から借金をするかたちになりますので、負債の扱いになります。
・パソコン→個人事業主(自分)
[事業主貸]です。
個人事業主様にお金を貸すかたちになりますので、資産の扱いになります。
個人事業主を「銀行」と見立てると、もう少し、分かりやすくなるかもしれませんね。
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