青色鉄道模型運転会

一宮市青色申告会ホールで開催されている、鉄道模型運転会公式ブログです。Xアカウントは@railaoiro138a

出雲文化伝承館(2)

2015-01-31 21:00:05 | 日記
皆様、こんばんは。
事務局です。

31日の一宮市内は、晴れましたが風が強く、寒いままでした。

前回の続きでございます。

写真は、2000年発行の出雲文化伝承館のリーフレットです。

表面には、(5)独楽庵(どらくあん)と路地庭の写真が使われています。

引き続き、施設を見学ルート順に簡単に紹介していきます。

庭園を堪能した後、(2)出雲屋敷を出て、(4)松籟亭(しょうらいてい)に向かいます。

(4)松籟亭は、喫茶機能を持つ、洒落た木造数寄屋建築の茶室です。

設計監修は、斯界(しかい)の権威・中村昌生博士によるもので、部屋飾りは季節ごとに変わるそうです。

結構なお手前を頂戴いただき、お茶を楽しみました。

次に茶室(5)独楽庵(どらくあん)に向かいます。

千利休(せんの・りきゅう)が、長柄(ながら)の橋杭に領地を得て、宇治の田原に建てた茶室「独楽庵」は、利休没後、所有者が転々と変わり、京都、大阪と移築されたそうです。

江戸時代、松江藩主・松平治郷(まつだいら・はるさと)、いわゆる不昧公(ふまいこう)が所有することになり、江戸大崎の下屋敷内に移築されたとのこと。

幕末、江戸深川の松平下屋敷内に再移築後、地震による津波で被災してしまったそうです。

伝承館に復元された(5)独楽庵は、中村博士の考察により、当時の姿を忠実に再現しているとのこと。

前庭、外露地、下腹雪隠、中露地、内露地と施設とお庭を堪能し、(5)独楽庵の、船越席、利休席、泰そう席から、お庭を眺めます(私は偶然にも茶室内に入れてもらえました)。

(5)独楽庵を出て、(6)献上そば羽根屋前に出ます。

入館した時間が16時過ぎだったことから、「出雲そば」を味わうことはできませんでした。

続いて(7)常設展示室、そして(8)企画展示室を見学します。

訪れた日は、(8)企画展示室では、鷹擧(おうきょ)に関係する展示がなされていました。

近年、出雲文化伝承館の南側には、新しい施設が整備され、「出雲そば」のお店も作られました。

浜山公園北口駅に戻ります。

次回に続きます。

ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする