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石原都知事・・・気持ちはわかるが・・・

2007年09月01日 | Weblog
 先日の射殺警察官に退職金がでるかもしれない・・・。そのことに対して石原都知事が「論外!!」と一蹴した。
 殺人者(犯罪者)に退職金?常識で考えておかしいじゃないか!!と最初は石原都知事の考えを支持したし、これだから公務員は常識がないといわれるのだ!!と思ったのだが、ちょっと考えてみて欲しい。

 感情で条例、法律を無視していいのだろうか?
 確かに射殺警察官のやったことは常識はずれでまったく共感できないし憤りを私も持っている。だが条例、法律で決まっていることを「許せない」「おかしい」という感情で捻じ曲げるのは社会秩序の面で非常にまずい。
 我々が社会生活を営む上で法律、条令などのルールを守るのは至極当然の事ではないのか?法律を破る、捻じ曲げるのを認めるのは極論すれば「許せないから殺した」という論法を認めることになるのではないのだろうか?
 
 我々がすべきことは条例改正を求めることでこのようなバカバカしい不条理なことがおきないようにするしかないのだろう。

 最後に石原都知事は東京都で「一番」条例を尊重し遵守する立場でないといけない。あなたは社会に与える影響が一般的にはるかに大きいということを理解して欲しい。