田中真紀子氏は大臣に起用するとほぼ100%の確立で問題を起こす。
この人物は基本的に官僚を敵とみなしているため、合理性のかけらもない行動をとる。今回田中氏が文部科学相に任命され、正直文部科学省の職員は、頭が痛くなったことだろう。
その痛みは、今回の大学設立不許可の件で、慢性的なものになる可能性がある。
【記事引用】
来春に新設される予定だったはずの大学が、突然、「不認可」とされた。
田中文部科学相が2日の閣議後記者会見で明らかにした、3大学の設置を認めない決定。文科相の諮問機関の判断を覆す前例のない措置に、文科省幹部も驚きを隠さず、事実上、開校の道が閉ざされた学校側からは、「まさかうちが不認可になるとは」など戸惑いの声が上がった。
今回、不認可とされたのは、文科相の諮問機関「大学設置・学校法人審議会」が来年度の認可答申をしていた、岡崎女子大(愛知県岡崎市)、札幌保健医療大(札幌市)、秋田公立美術大(秋田市)の3校。
このうち、岡崎女子大側では「子ども教育学部子ども教育学科」(定員100人)の開校を予定していたが、2日午前、文科省から「不認可」の連絡が入ったという。ホームページでは「開学の案内」を掲載し、認可を前提に短大の定員も来年度から100人減らすことを決めており、大学設置準備室の担当者は「理由も分からず納得できない。経営的にも影響は避けられないだろう」と語った。
札幌保健医療大の設置準備室も、受験を希望する生徒らを対象に学校説明会などを開催してきた。同室の担当者も「認可が遅れて、不安を感じていたが、まさかうちの大学が不認可になるとは」と驚いた様子。「入学を希望してくれていた生徒に申し訳ない」とした。
秋田公立美術大を新設予定だった、秋田市大学設置準備室の担当者は「情報収集中でコメントできない」と言葉少なだった。
驚きの声は文科省内でも上がった。同省幹部は「寝耳に水で驚いている。審議会から答申が出た段階になって、その判断をいきなりひっくり返すのは良くないのではないか」と語った。文科省では、教育内容や経営状況が不十分な場合、新規大学の設置を不認可にしてきた経緯はあるが、この日の唐突な決定に別の同省幹部は、「政策的な理由で不認可にしたのは初めてのことだ」とした。
今回の認可の件であるが関係者は、正直な話、意味が判らないだろう。一体どのような不備があって不認可になったのかが、現時点で何もわからないからだ。
文科省が教育内容や経営状況が不十分という理由で設置を不認可にするのは合理的な理由がある。不認可にされた大学側は、そこを改善し、再申請すればいいのだから不認可にされた方も十分納得できるだろう。
だが、今回の田中文科相の不妊化には明確な理由がなされていない。
これって確か行政手続法違反ではないのか?
たしか、申請を不許可する時には、却下理由も同時に示さなければならなかったはず、昨日の段階のNHKのニュースでは、「明確な理由は説明されてませんでした」と報道されていた。
田中文科相は行政手続法を理解した上での行為だったのだろうか?
また、その後の何とかという内閣官房長官も「不認可にする権限は国務大臣にある」とかいうもっともらしい発言をしていたが、それよりも「行政手続法違反ではないか?」というコメントをだしてほしいものだ。
民主党はおそらく行政手続法は「官僚が守るものであり政治家である自分は関係ない」と思っているのではないか?
民主党の掲げた「政治主導」とは法律を無視するという事を意味するものらしい。
民主党の能力は間違いなく史上最低レベルだ。1日も早く解散総選挙がされることを願ってやまない。
野田首相は在任中一度くらいは日本のために善い事をすべきだろう。
そして民主党も日本のためには一秒でも早く消えるべきだろう。
おまえらに政治は無理だ。