与謝野氏は『自民党』を離党して、『たちあがれ日本』に入った。そして、このたび『たちあがれ日本』を離党して、無所属として経済産業相に就任した。
さて・・・
ここで一つ疑問があるのだ・・・
与謝野氏はなぜ国会議員を続けることが出来るのだろうか?
与謝野氏は果たしてそもそも国会議員の資格があるのだろうか?
何も私は、『たちあがれ日本』を裏切ったとか、『民主党にすりよって節操がない』とかいう理由で言っているわけではない。個人的にはこういう節操のない人物に好感は持てないのは事実だが、これはただの主観的な感想なのでここでは置いておく。
私は与謝野氏に『国会議員の資格がない』と思うのは他の理由だ。
何の事はない、この与謝野氏は先の衆議院選挙において小選挙区で立候補し落選、自民党の比例区で復活当選を果たしたのだ。
この人物は、自分の名前で国会議員になったわけではなく、自民党に投票した人の票により復活したのだ。
この人物、自民党を離党した際に一度国会議員を辞めるのが当然ではないのか?
なんで比例区で当選した奴が、離党する事が許されるのだろうか?比例区で当選した奴は政党を離党する際には退職するのが筋だと思う。
別にこれは与謝野氏に限った事ではない。だが、この人物に本当に国会議員の資格があるのかちゃんと考えないといけないのではないのか?
日本の国債の格付けが下がったらしい。
日本の国債格付けを下げたのは、アメリカの格付け会社スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)だ。
【記事引用】
[東京 27日 ロイター] スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)は27日、日本の外貨建て・自国通貨建ての長期ソブリン格付けをAAからAA─に引き下げた。アウトルックは安定的。外貨建て・自国通貨建て短期ソブリン格付けはA─1+に据え置いた。
S&Pによると、格下げは、日本の政府債務比率がさらに悪化するとの見方を反映している。S&Pでは日本の財政赤字が今後数年にわたって高止まりし、それに伴い財政の柔軟性がさらに低下すると予想している。
日本の債務比率はすでに格付け先ソブリンの中で最も高いレンジにあるが、さらに、S&Pが世界的な景気後退以前に予想していた水準を上回る水準まで上昇し、2020年代半ばまで下降に転じないとみている。なかでも、一般政府財政赤字の対国内総生産(GDP)比率は2010年度の概算値である9.1%から、2013年度には8.0%へと若干の低下にとどまると予想している。中期的には、大規模な財政再建策が実施されない限り、2020年より前に基礎的財政収支(プライマリーバランス)の均衡は達成できないと予測している。
長引くデフレも日本の債務問題をさらに深刻化させている。物価の下落は1992年以降の日本のGDPの推移と一致しており、名目ベースで経済規模が同年以降変わっていないことを意味する。加えて、急速な高齢化が日本の財政・経済見通しを悪化させている。社会保障関連費は国の2011年予算案の31%を占めており、2004年度の社会保障制度改革を上回る規模の改革を実施しなければ、この比率は上昇する見通しである。生産年齢人口の高齢化と減少を踏まえ、S&Pでは日本の中期的な成長率を約1%と予測している。
S&Pは民主党率いる連立与党が参議院選挙で過半数議席を確保できなかったこともあり、民主党政権には債務問題に対する一貫した戦略が欠けていると考えている。また、政府は2011年に社会保障制度と消費税率を含む税制の見直しを行うとしているが、これにより政府の支払い能力が大幅に改善する可能性は低いと考えている。国債発行額の承認を含めた2011年度予算案と関連法案が国会の承認を得られない可能性さえあるとみている。したがって、国内には引き続き国債に対する強い需要があり、それに対応して超低金利環境が続いているものの、日本の財政の柔軟性はさらに低下すると予想している。
とはいえ、日本のソブリン格付けは、高水準の対外純資産残高と比較的強固な金融システム、多様化された経済によりAA─の水準で下支えされている。加えて、日本円は世界の主要準備通貨である。
日本の2010年末の対外純資産残高は、概算で経常取引受取額の254%と世界最大。また、外貨・金の準備高は1兆ドルを超え、中国に次いで世界第2位である。加えて、金融部門と企業部門と家計部門をあわせた非金融民間部門も対外純債権者である。S&Pでは経常黒字が続いていることから、対外純資産は今後数年さらに増加するとみている。
厳しい財政状況と経済成長見通しの弱さを、高水準の対外純資産と円の国際通貨としての役割によってもたらされる柔軟性に照らし合わせて考慮し、アウトルックは安定的とした。2000年代前半のように政府が財政再建と成長見通しの改善に向けた施策を実行できれば、格上げを検討する。一方、S&Pが日本の財政見通しを再び引き下げた場合には、格付けへの下方圧力が再度強まるとしている。
アホらしい・・・
どこまでもアホらしい・・・
格付け会社の格付けなんぞ信用している奴がいるのか?
第一格付け会社の格付けがあてにならない事なんぞ、サブプライムローンの信用格付けを行った時点で実証積みではないか?
世界中にサブプライムローンなどという毒をまき散らす事に一役買った格付け会社がだ。こいつらの格付けが役立たずの産物であるのは明白だ。
そんな役立たずの格付け会社が日本国債の格付けを引き下げてくれたらしい。
正直素晴らしいと思う。
無能な格付け会社が国債格付けを下げたのだ。
逆に日本国債の信頼度が確立したと私は見る。
私は格付け会社の格付けの利用方法はそれぐらいしか思いつかない。
多くの人が、格付け会社は世界を不況のどん底に叩きこんだ、共犯者である事を忘れても(主犯の投資銀行はすでに存在しない)私だけは覚えておこうと思う。
結果は不合格です・・・
また1年頑張ろうと思います。
ただ、今日は通知が来ていなかったので、HPの合格者発表のみなので、一体自分が何点取ったのかは現段階では分からないです。
昨年よりも点数が悪かったら、さすがにへこみますが、これはあくまで自分の実力不足なので、へこむ事自体が間違っていますね。
いずれにせよ、勉強をこれまで以上にがんばり、来年こそは合格を勝ち取りたいです。
河野新知事は就任からわずか2日で鳥インフルエンザ対策の指揮を執る事になる。
正直な話、運が無さ過ぎる・・・
東国原知事も就任してすぐに鳥インフルエンザに見舞われたが、今度の河野新知事も就任してすぐに、鳥インフルエンザに見舞われている。
なんという運の悪さだろうか・・・
ただ、前回の口蹄疫の対応の遅さに比べ、今回はすぐに消毒作業が始まっている。
私はこの土日に福岡に行く用事があったためにさっきまで宮崎の現状がよくわかっていなかったのだが、今日、宮崎に帰ってきて、道路で消毒作業が始まっており、今回の対応の早さは素晴らしいと思う。
前回の口蹄疫の反省がよく活かされているのだ。
国(民主党)ははっきりいって役に立たないので、県の対応の早さは非常に頼もしいと思う。
願わくば、今回の鳥インフルエンザは口蹄疫のような被害にならないように頑張ってほしいと思う。
昨年のクリスマスに、養護施設に伊達直人という人物からランドセルが届けられるという出来事がおこり、年が明けてから、日本各地で同じような事が起こっている。
【記事引用】
10日午前10時40分頃、兵庫県赤穂市の赤穂署に、漫画「タイガーマスク」の主人公、伊達直人を名乗る男性の声で「署の玄関先にランドセルを置いた」と電話があり、署員が玄関に出たところ、近くの駐車場に、新品のランドセル4個が置かれているのを見つけた。
同署によると、ランドセルは黒色とピンク色の各2個で、1つずつ箱に入れて置いてあり、箱に「お年玉 伊達直人」と書かれたのしが張ってあった。電話の主は「養護施設に持っていきたかったが、場所がわからなかった」と話していたという。
私個人はこういうやり方は非常に好きだ。
良い事をしているのだから、本名をさらしてもまったく悪いことではない。しかし、本名を伏せ、善行をつむというやり方は私にとってとてもかっこよく思えるのだ。
なんというか行動が『粋だねぇ~』といった感じだ。
初めにやった『伊達直人』氏と年明けから行われている『伊達直人』氏達は間違いなく別人だろう。
だが、偽物では決してない。
年明けから出ている『伊達直人』氏の行動は間違いなく善意からきているものだ。
このような、善意から来る行動を真似するという事は実にうれしい。
昨日、日本人の道徳観が悪くなっているという新聞記事を書いた人はこの行動をどうとらえているのだろうか?
やはり日本人が道徳観念が無くなっているというのはおかしいのではないか?
こういういい話をマスコミはもっと流すべきではないのだろうか?
理不尽なクレームをつける事を『モンスター』と表現する事が最近、定着してきている。
その事に対しては、別にどうでもよい。呼び方は別にそれほど私にとって重要でないからだ。産経新聞の記事にあった『モンスター』に関する記事でその例に対しては正直、私の感覚では『あり得ない』『正気か?』という感覚だ。
【記事引用】
【ボーダー その線を越える時】第1部(7)
「病気が治らず、仕事を辞めた。医者のせいだ」。平成22年3月上旬、東京慈恵医大病院に元患者を名乗る女が電話をかけてきた。
「仕事を辞めなければいけなくなった。補償金として100万円支払え」「患者を殺しに行こうと思う」
電話を受けた女性職員は「次回までに院内で協議する」と伝え、指定した日時に電話をかけるよう依頼。電話を切るとすぐ、「院内交番」と呼ばれる渉外室に報告した。同病院は増加する理不尽なクレームなどに対応するため、16年から警察OBを採用し、現在は4人が対応に当たっている。
報告を受けた渉外室顧問の横内昭光(66)は即座に警察に通報。指定日時に電話をかけてきた埼玉県内の40代の女が恐喝未遂容疑で逮捕されたが通院していたのは17年も前のことだった。
いつでも医者は病気を診てくれる、いつでも病気を治してくれる-。そんな期待が裏切られたと思った瞬間、患者は“モンスター”へと変貌する。
「待ち時間が長い」「大部屋の隣のベッドの患者がうるさい」。患者からのこうしたクレームに加え、見舞客が酒に酔ってトラブルを起こすこともある。「大きなトラブルにならなければいいが…」。現場に向かうたび、足取りが重くなるという横内は語る。
「相手を思いやる気持ちが足りず、ちょっとした信頼関係すら築けずにトラブルになるケースが多い。本来なら自分たちが必要とされなくなるのが理想だが」
◆逆ギレ
22年11月15日、千葉県船橋市内を走行していた船橋新京成バスの車内で、携帯電話の使用を注意された会社員の女(34)が、事件を起こした。
女はバスが出発した途端に大声で電話を始め、乗務員の警告も無視。複数の乗客が注意して女は通話をやめたが、「何で私ばかり注意するの!」などと“逆ギレ”し、約15分間にわたって怒鳴り散らしたという。
たまりかねた乗務員が乗車拒否を宣告。女に途中で降りてもらおうとしたが、女は「金を払っているから乗車する権利がある」などと拒絶。男性客の一人が再度「いい加減にしろ」と一喝すると、催涙スプレーをまき散らした。車内が白く煙り、慌てた乗務員が前後のドアを開放すると女は走って逃げた。
「こんなトラブルの対応まで想定しないといけないのか…」。バス会社の男性社員は頭を抱えた。
女は傷害容疑で逮捕後、処分保留で釈放されたが、調べに対し「注意した方が悪い」などと供述。逮捕されたことに最後まで納得いかない様子だったという。
◆言った者勝ち
日本学校教育相談学会事務局長で東京都立川市立立川第一中校長、嶋崎政男(59)の元には毎年、“モンスターペアレント”と呼ばれる保護者についての多くの相談が寄せられる。
「修学旅行の記念写真で娘の写真写りが悪い」とクレームをつける▽子供の非行のことで呼び出すと「休業補償」として金銭を要求する▽夜中に何時間も電話をして担任教諭を精神的に追い詰める…。
かつては保護者から信頼され、児童・生徒らの指導を任されていた学校を取り巻く環境は、ここ10年あまりで大きく変化した。
嶋崎は保護者が“モンスター化”する原因について「自己中心的な親が増え、『言った者勝ち』の風潮が蔓延(まんえん)し、モラルのないクレーム時代が始まっている」と分析する。
一方で別の見方もある。大阪大で12月4日に開かれた研究会。大学教授など有識者が集まる中で、娘が部活中に倒れ、意識不明となった兵庫県内の公務員の男性(48)が講演した。
「学校が原因や責任、再発防止策を明らかにしないので尋ねると、モンスターペアレント扱いされた。学校という場所は閉鎖的で、当たり前のことを指摘しただけで白い目で見られる」
学校の対応に納得できなかった男性は結局、22年4月に事実究明と損害賠償を求めて提訴した。
研究会の代表も務める大阪大大学院人間科学研究科教授の小野田正利(55)は言う。
「明らかにおかしい学校の論理を保護者に押し付けているケースもある。学校側の初期対応のまずさが保護者の要望を苦情に、苦情をいちゃもんにアップさせる場合もある」
相手の立場に立って思いやる-。当たり前と思われるこの美意識の欠如が、モンスター化する境界の底流にある。=敬称略
確かに、モンスターの行動は極端に酷いものだと思う。
だが、個人的には『本当だろうか?』と思う事がある。
『当たり前と思われる美意識の欠如』という個所だ。
本当に昔の人たちは、そんなに現代の人々に比べて『道徳意識が高かったのか?』『美意識を兼ね備えていたのか?』
昔の人たちが現代の人たちよりも『道徳意識が高かった』という客観的データはどこにあるのだ?
少なくとも私はそんな客観的データなど一度もお目にかかった事はない。それどころか、そもそも『道徳意識が高かった』という客観的データなんて存在するのか?
確かに、モンスターの行動は『おかしい』『酷い』『こんなバカげた行動をとる奴がいるのか』という感想を正直、ほとんどの方が持つだろう。
だが、こんな極端な例に一年間でクレーム処理担当者以外の人間はどれだけお目にかかる事だろうか?
またこの病院のクレーム担当者に寄せられたような内容のクレームを寄せる患者は全患者の果たして何%なのだろうか?
私自身、『印象だけで物事をとらえる』という事をよくやる。だが、ある意味それは何も考えていないということだ。
2011年は私は『印象だけで物事をとらえる』という事をしないように心がけたい。
最後になりましたが本年もよろしくお願いします。