goo blog サービス終了のお知らせ 

かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

あの日から5年~岩手宮城内陸地震

2013年06月13日 | 旧ブログ記事(その他)
「えっ!?まつるべが落ちた?」


祭畤大橋の一部は当時のままの状態で保存されています。

思わずか携帯電話にかってきた電話に聞き返してから明日で5年。

2008年6月14日8時43分です、岩手県・平泉町・一関市の職員とともに成田に戻って来た頃、岩手県内陸を震源とするマグニチュード7.2、最大震度6強の岩手宮城内陸地震が発生したのは。

とりあえず上野駅まで行ったものの、当然東北新幹線は運休。

しかたないので、レンタカーを借りて岩手に向かいました。

栃木県を通過したお昼すぎ頃から現地の情報がだんだん分かってきましたが、それは市街地のみ。

宮城県に入ったあたりで一関の職員に運転を交替してもらって助手席に座ってすぐ、運転手の携帯電話が鳴りました。

電話の主は運転手と同じ一関市の職員。

代わりに応答して、どんな状況なのか、人的被害は?文化財は大丈夫か?など、いろいろ尋ね、最後に「どのくらいの揺れだったのですか?」というkaneurikichiji の質問への返事は、「まつるべ(大橋の橋桁が)落ちたぐらい」というものでした。

思わず耳を疑ったkaneurikichiji は、冒頭のように聞き返したわけです。

あの日から5年。

大陸プレートがぶつかり合う日本列島では、火山が多く、また地震も頻繁に発生します。

私たちは、東日本大震災のような地震と津波に限らず、火山の噴火、洪水、竜巻と隣り合わせに生きているのだということを毎日忘れず、出来る限りの備えをしておこうと思います。