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かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

踏み切ってジャンプぅ~

2013年07月15日 | 旧ブログ記事(競馬関係)
愛馬クイックブレッドが出走した次のレースは障害レースでした。


福島競馬場は右回りなのですが・・・・



障害レースではスタートは左回り。

それは・・・・


山の右手に谷があります。見づらいですが、赤矢印の先に谷にいる馬が見えます。

周回コースの内側の障害コースには、福島競馬場名物、バンケットがあるから。

バンケット、すなわち人工的に造った谷と山があり、そこをたすきがけに走って、最後は右回りに戻ります。



この日の午前中の実況は山本直也アナ。

実は山本アナさんの障害レースの実況にはひとつ特徴があります。

それは、障害を飛越(ひえつ)する時に、



必ず障害の直前で「踏み切って」といってから、



飛越中に「ジャンプぅ~」と続けるのです。

今までテレビ中継でした聞いたことがなかったのですが、今回生実況を聞くことができて、感激しました。

障害レースは毎日あるわけでもなく、アナウンサーさんは午前と午後に交替して実況するので、山本アナが必ず障害レースを実況するとも限りません。

ですので、貴重な体験ができました。

そんな意味でも、クイックブレッドには感謝しなければなりませんね。


負けたり勝ったり

2013年07月14日 | 旧ブログ記事(競馬関係)
今日はkaneurikichiji の愛馬が2頭、別々の競馬場で走りました。

1頭は地元岩手競馬に所属のシルクフィリア

もう1頭は、JRA所属のクィックブレッド。

どちらのレースも見たかったのですが、クィックブレッドは競馬場で応援したことが、まだなかったので・・・



福島競馬場に行って来ました。



さっそく応援馬券を買って、パドックで待ちます。



放牧を挟んでレースに出るのが3か月半ぶりだったからか、周回を重ねるごとに、落ち着きがなくなり、騎乗した騎手が首筋をポンポンと叩いてなだめます。



本場馬に入場して、少しは落ち着いたかも。

レースはダート1700mで、13番枠からの発走。



外から先行しようとしますが、行ききれず。

しかも、バックストレッチで手応えが怪しくなり、最終コーナーの手前で後ろに下がってしまいました。

 

が、何とかがんばって、入線。



馬場から引き上げてきても痛いところはなさそうでした。

ブービーで、しかもシルクフィリアが勝ったのでそちらも見たかったのですが、クィックブレッドを初めて生で見られたので満足な一日でした。



5枚目の花びら

2013年05月30日 | 旧ブログ記事(競馬関係)
競馬をやっていると、当たり前ですが、うれしいこともあれば、かなしいこともあります。

うれしいことは、もちろん応援している馬が勝つこと、応援している馬がいないレースなら馬券が当たること。

でも、応援している馬が負けたり、馬券が外れてもかなしくはなりません。

かなしくなるのは、ジョッキーが落馬で命を落としたり、ひどい怪我を負ったり、競走馬が走っている最中に大けがをして、関係者が大きな決断をしなければならない時です。

そんなかなしくなることが、2日連続で起きるなんて。

昨日はジョワドヴィーヴル、そして今日はフィフスペトル。

特にフィフスペトルはキャロットクラブの所属で、2歳時から息長く活躍していたこともあり、ずっと応援していました。

フィフスペトル Fifth Petal

お母さんはライラックレーンという名で、そこから連想して名づけられた名で、その由来はこうです。

  「5枚目の花びら」の意。 5枚の花びらを持つライラックはハッピーライラックと呼ばれ、
  幸運のシンボルとされる。皆に幸せをもたらし、自身も幸運に恵まれるように願って。」
                                      (キャロットクラブHPより)


一度、2010年4歳の時に骨折しましたが、そこから復活して翌年にはG3の京王杯AHを勝ち、マイルCS(G1)も2着になるなど、その名の通り「幸運に恵まれた」のに。



競走馬が怪我のために命が絶たれると、必ず次の文章を思い出します。

高橋源一郎さんの「天国のどこかで」(『競馬漂流記』所収)の一文です。

アメリカ最大の競馬のレースブリーダーズカップの記者席で、競走中に怪我をした馬のことでメキシコ人記者ガルシアとの会話です。

  「そういう時、おれはこう思うことにしているんだ」とガルシアが言った。
  「空のずっと上の方にチャーチルダウンズやサンタアニタよりずっといい
  競馬場があって、天に召された連中はそこで走ってるってね。こういう
  考え方は感傷的かい?」
  「そんなことはないよ」思わずわたしは強い調子で言った。
  「なにかの本で読んだんだけれどね。天国っていうのは、わたしたちの
  記憶や追憶で出来ているんだそうだ。だから、わたしたちがその馬を
  覚えている限り、彼らは天国でも走り続けられるはずだよ」


そして、最後に「天国のどこかで」という詩が紹介されています。

その最後の一節です。

  「この競馬場では/誰も苦しまない/誰も傷つくことはない/
  馬たちはただ全力で走るだけだ/ここでは誰もラシックスなんか使わない/
  鞭うたれることもなければ/注射を打たれることもない/病気も骨折も苦痛も死も/
  もう馬たちには追いつけない/さぁ、走っておいで/友よ/
  きみが地上で走るのを止めたところから」



2009年ダービー

フィフスペトルよやすらかに


父に似る

2013年05月29日 | 旧ブログ記事(競馬関係)
予想ではバッサリと消していたのですが、パドックでの仕草を見て、『もしかしたら勝つかも』と思いました。

逆立ちするように前脚2本で立って、後ろ脚を蹴り上げるその仕草。



お父さんのディープインパクトも、ダービーを勝った時のパドックで同じ仕草をしていたからです。



その馬は、キズナ。



案の定、20分後には、先頭でゴールを駆け抜けていました。

ダービー馬からダービー馬とはよく言われますが、その通りですね。



鞍上の武豊ジョッキーはこれでダービー5勝目。

武騎手のお父さん、武邦彦さんも1972年のダービーをロングエースで勝っています。

ダービージョッキーの子どもが騎手になっているのは、豊ジョッキーの弟、幸四郎騎手と、横山和生騎手※ぐらいでしょうか。
 ※父横山典弘騎手は2009年にロジユニヴァースで勝利。ちなみにロジユニヴァースのお父さん、ネオユニヴァースも2003年のダービーを勝っています。


この2人に期待ですね。





白馬ならいる!

2013年05月28日 | 旧ブログ記事(競馬関係)
白馬に乗った王子様なんて、この世にいないかもしれませんが、本物の白馬ならいます。

ちなみに、芦毛の馬は歳を取るとかなり白くなり、アルスブランカのようにまれに現役中から誘導馬のように真っ白になる馬もいます。





ちなみにこちらが2013年ダービーの先頭を務めた現役の誘導馬。

そうした芦毛でなく、本当の白馬が競走馬に何頭かいるのです。

正確に言うと、白毛なのですが。

ここのHPで紹介されているように、ちょっと前までサラブレッドの毛色は、鹿毛・黒鹿毛・青鹿毛・青毛・芦毛・栗毛・栃栗毛の7種類でした。

が、今では白毛を加えた8種類ここをご覧下さい)

それは、突然変異でなく白毛の遺伝子を持ったその名もシラユキヒメの子の登録がきっかけでした。

で、ダービーデイの1Rの1番にそのシラユキヒメの子、ブラマンジェが登場。



白いですね~。

 

やっぱりきれいです。

白馬に乗った王子様はなかなか見つけられないかもしれませんが、白馬なら競馬場にいますよ~