老麗・美しく老いる

「美しく老いる」を余生の目標として、そのあり方を探る。

挨拶の理由

2009-02-14 07:32:47 | Weblog
梅林堂という老舗菓子舗がある。
先日、
頼んでおいた母の13回忌法要の引き出物を受け取りに行った。

店へ入ると、すかさず店員が
「いらっしゃいませ」という。
常識的な営業上の挨拶言葉である。
 
昨日、
熊谷総合病院へエコーの検査に行った。
警備員が「お早うございます」という。
さすがに「いらっしゃいませ」とは言わない。
受付でも「お早うございます」という。

エコー検査室の前の廊下の椅子で順番を待っていると、
看護師が「お早うございます」
と言いながら前を通って行った。

待つ辛さも薄れ、
それだけで嬉しい気持ちになった。

挨拶は、積極的にすべきであるが
「何で俺が見も知らずの人に挨拶をしなきゃあならないんだ。」
という人がいる。挨拶は、
そんな義務とか権利とか言うものではない。

しかし、
私から挨拶をすると、私の気持ちが明るくなる。
私が挨拶をされると、私の心が楽しくなる。
 
だから、
それだけの理由で、どうだろうか。