私は、いま憤っている。
憤って3月号から「編集方針」を変更した。
日本人は、
「あいまい」な民族である。
白か黒かよりも、その中間色を好む。
「わび」や「さび」、或いは
「余情」「余白の美」「言外の意味」のような
「あいまい」を好む。
従って「あいまい」な言葉が極めて多い。
しかし、
日本の国の漢字の字体が「あいまい」
であって良い筈がない。
学校で教えるのは常用漢字表字体で、
印刷物は印刷標準字体、
パソコンやケータイは日本工業規格(JIS)字体
とバラバラで良い筈がない。
私は、
月刊短歌雑誌「作風」を編集しているが、
毎月の投稿原稿の文字が
パソコンやケータイ・電子辞書
の字体で書かれてくるため、
もはや「常用漢字を原則とする」
編集方針があまりにも空しくて、
抗しきれなくなってしまった。
経済産業省よ、文部科学省よ、
縄張り争いをやっている段階ではない。
漢字ならぬ
「日本字はこれだ」
という字体に統一して貰いたい。
憤って3月号から「編集方針」を変更した。
日本人は、
「あいまい」な民族である。
白か黒かよりも、その中間色を好む。
「わび」や「さび」、或いは
「余情」「余白の美」「言外の意味」のような
「あいまい」を好む。
従って「あいまい」な言葉が極めて多い。
しかし、
日本の国の漢字の字体が「あいまい」
であって良い筈がない。
学校で教えるのは常用漢字表字体で、
印刷物は印刷標準字体、
パソコンやケータイは日本工業規格(JIS)字体
とバラバラで良い筈がない。
私は、
月刊短歌雑誌「作風」を編集しているが、
毎月の投稿原稿の文字が
パソコンやケータイ・電子辞書
の字体で書かれてくるため、
もはや「常用漢字を原則とする」
編集方針があまりにも空しくて、
抗しきれなくなってしまった。
経済産業省よ、文部科学省よ、
縄張り争いをやっている段階ではない。
漢字ならぬ
「日本字はこれだ」
という字体に統一して貰いたい。