老麗・美しく老いる

「美しく老いる」を余生の目標として、そのあり方を探る。

一線を越える

2009-02-05 07:27:57 | Weblog
定年後の暇つぶしに写真を始めた人が多い。
しかし、
3年経ち5年経つ内に止めてしまった人も多い。

金が掛かる、暇が無くなった、難しい等理由は様々だが、
その道に入ってみて初めて解った事が多かったのだろう。
 
マンホールの蓋ばかりを撮っている人がいる。
あんな物はどれも同じで、つまらないだろうに、
と思うのは素人のようだ。
ある線を越えて深入りしてしまった人が、
その物事の本当の魅力に取り憑かれた場合、

最早別れる事が出来なくなる。
 
ヨーロッパアルプスに取り憑かれた友人が、
また、自ら製作したDVDを送ってきた。
今回は、
モンブラン(4,810m)を観に行ってきたという。

と言っても
麓のシャモニーと3,842mの展望台迄は
ロープウェイで行く事が出来るというのだが、
話が大き過ぎて想像もつかない。

今年も
「四年目のアルプストレッキングを目指して頑張る」
という。

彼の趣味も、いよいよ一線を越えたようだ。