老麗・美しく老いる

「美しく老いる」を余生の目標として、そのあり方を探る。

笑顔は太陽

2009-02-01 07:44:38 | Weblog
埼玉県文化団体連合会という組織がある。

県内の文学や美術・芸能・教養・郷土文化
或いは各市町村の文化団体などの
団体を会員とする連合会である。
その事務局長の増倉伊桂衣さんには
ほとほと感心する事がある。
 
事務局長といえば、
県内各種文化団体の会長などの
役員を相手にしているわけだから、
そうした団体の性格上、
様々な難問が寄せられるが、決して怒る事がない。
それどころか常に笑顔で対応する。
会議での説明などもにこやかな面持ちで丁寧に説明する。
 
いつも笑っているからと言って決して馬鹿なのではない、
むしろ極めて聡明な方だ。
その証拠には、芯の強い所があって、
笑いながらも肝心な所では決して譲らない。

にこやかに、おだやかに接せられると、
各界の強者共も振り上げた拳の行き場を失うのである。
結果、
いつの間にか彼女の思惑通りに事が運ばれてしまう。
 
怒りは北風、笑顔は太陽。
笑顔に「老麗・美しく老いる」姿を見た。