◆くも膜下出血から半年◆

２０１３年５月２３日木曜日の午後１時。
歯磨きをしていると突然右のこめかみ辺りに“プチン”という違和感がありました。
痛いというより熱いような感覚。

あれからちょうど半年です。『くも膜下出血』という病気の知識はまるでなかったけど、もしかして死んじゃうかもと本能的に感じました。今でもあの時の恐怖は鮮明に覚えています。
こめかみのプチンの後、動悸がして冷たい汗が流れました。すごく頭が痛くなって、更に動悸も激しくなり。。。
気のせいかも知れないけど、頭の中が生ぬるい何かに包まれているような感覚も時々感じました。
一番ヤバイと思ったのは、首の後ろから後頭部にかけて硬直したようになった事。
肩凝りとはレベルが違います。というか、それまで何ともなかったのに突然首が固まるなんて、これは絶対大変な事になっていると思いました。

震える手でおとーさんに電話したら出先だったので、ご近所のママちゃんが駆けつけてくれて救急車を呼んでくれました。
救急車を待っている間に、おとーさんも帰って来てくれました。
２回ほど視界が白いもやに包まれたみたいになって、耳をふさいだ時のように音が聞こえなくなる感覚があったけど、あれは意識が遠のきそうになってたのかな。。。
意識って『ダメダメ！頑張れ！』って思ったらどうにかなるもの？私は幸い意識を失うことなく会話もできる状態で病院に到着しました。

ＣＴ検査でくも膜下出血と分かり手術する事に。おとーさんが先生から説明を受けているのが少し聞こえましたが、私はちょっと意識が朦朧としていてあまり理解していなかったです。
ここから記憶があいまい。。。昼食のご飯が硬くてショックを受けたところぐらいから覚えています。
金曜のお昼？土曜のお昼？？

毎日毎日頭が割れそうに痛かった。術後１週間経った頃に「ちょっと背中から水分採りましょうね～」と先生がやって来た時はすっごくビビリましたが、髄液を抜いてもらったら頭痛がとても楽になりました。

このまま記憶をたどって書いていくと、とてつもなく長くなりそうなので、ここらへんで。。。
入院中、退院後の事はこちらのカテゴリに書いておりますので興味のある方は読んでみてくださいね。


「今日で半年だよ。」とおとーさんに言ってみたら、「そうだ！半年だ。『今日で半年だね』って笑って言えるなんて、あの日には考えられなかった。」って。
怒涛の一日だった５月２３日からちょうど半年。

いつもそばにいてくれて支えてくれて、とらうたのお世話もしてくれて、私よりおとーさんの方が精神的にも大変だったと思います。
おとーさんには感謝の気持ちでいっぱいですアリガトウ


２５日（月）の夜にテレビ東京の「主治医が見つかる診療所」で脳卒中の特集をやるそうです。
どんな内容かな～。実際に体験したのでとても興味深いです


画像がないのは寂しいので・・・

お茶の時間ですよ～のとらうた


お茶についてはまた後日～



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