かたなのきれあじ!!!

本年度もひとつよろしくどうぞ★

TheTimeIsRipeforInvestment47「退場」

2007-10-07 23:05:37 | ご隠居のフォルダ
 すっかり秋の足音が聞こえてまいりましたまいどどうも、ご隠居です。
 季節の変わり目は風邪をひきやすいということで、皆様もお気をつけください。私はそれなのか花粉症なのか鼻水が毎日リットル単位で放出されている気がします。

 そんなことはさておき、本日のトピックは「退場」です。
 以前より普通に使っておりましたが、意味は「大損により投資活動を断念せざるを得なくなった状況」となります。
 先日のサブプライムローンの影響で大痛手をくらい、泣く泣く退場となってしまった現実投資家の方もいらっしゃるのではないでしょうか?私の周囲だけでも、3名が撤退の憂き目にあっております。
 
 当然、我々の世界においても退場とは、諸々の理由からずたずたになり投資活動を続けられないさまをさします。枚挙にいとまがありませんが、例えば
―全額一点投資をされていると思っていたら、自分はポートフォリオ中の一物件に過ぎなかった(数あるうちのひとりであった)
などです。

 現実であれ我々の投資であれ、退場となってしまう理由で最たるものは、リスク管理を怠った(適切でなかった)ことに尽きます。
 高めのリターンが取れそうだードキドキだーなどと言って、危ない相手(=リスクが高め)に全額投資するのは、はっきり言って投機・ギャンブルです。このような場合(人それぞれスタイルはありますが)、安全な銘柄等にも投資をしておくことが一般的な手法となっています。

 
 とはいえ、将来が不確実であるからこそリスクやリターンが存在するわけで、これから先退場してしまうこともあるかもしれません。しかし、多くの人にとって退場したときが投資家として成長するべき好機であると言われています。
 みなさんの周囲にも、退場処分となって
「まじで好きだったから死んじゃう~」
といってたにもかかわらずたちまち気づいたら既に新規投資していたなどという猛者系投資家がいることでしょう。その無限に湧き出る資産(=この場合は投資しようという意思)にはただただ感服するばかりですが、投資にはそれくらいの割り切りが必要だということかもしれません。
 
 先は読めないからこそ、退場しないために一生懸命に「今」がんばりましょうということです。
 今回は珍しく人道的な結びでおわりとしたいと思います。

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