かたなのきれあじ!!!

本年度もひとつよろしくどうぞ★

生で!!

2005-08-30 19:52:40 | ご隠居のフォルダ
 今日は太陽が部屋の気温を早くから上げてくれたので、寝苦しくて早起きした。九時半。のんびり朝食をとって、修理が完了したデジカメを取りに及び図書館へ本を返しにバイクで駅前へ。

  

 警察車両が左右の道路をびっちりと固め、警察官がうじゃうじゃいる。そして駅前周辺は人だかりが。こりゃおれも小泉首相を一目拝むしかないということでその中へ突撃していった。明らかにカタギさんじゃない目をしたSPがそこかしこにいて目を光らせており、いつもの駅前とは雰囲気が全く違った。

 しばらく立候補者の演説を聞いていると、人の群れにどよめきが起こり、気づいたら壇上に小泉さんが現れた。ここで自分が郵政民営化がありやなしやなど偉そうに講釈たれるつもりはないが、彼の演説はやっぱり上手というか聴いている者を引き込ませる何かがあると感じる。野次馬のつもりで覗いたつもりが、ほ~ぅとかうなりつつ結局最後まで聞き入ってしまった。
 笑ったのは「シュプレヒコール」とかいう、「改革を止めるなー!!」と候補者さんが叫ぶと、聴衆が「止めるなー!!」と叫ぶのがあって、協調性をことさら重視しちゃう典型的日本人なおれは皆さんと一緒になって「とめるなあ」とか言ってたこと。

 
 昨日もちょっと触れたが、選挙前になると決まって白々しく世間話から始まる厄介な学会電話が自分のところにもかかってくる。その電話は、いつも(そんな君が言うようにすばらしい方ならばこんな電話などせずとも有権者はちゃんと選び当選するだろうに)と内心思いつつも「ふ~んそうか~へ~そうか」と皮肉たっぷりな生返事で適当に切っているのだが、そいつの方が自分よりはまだましなのかもしれないとふと思った。「有権者はちゃんと選び」って、おれは郵政~についてぼんやりとしかわからないし、メリットデメリットも知らない。
 郵政~に賛成か反対かぐらいしか各党についての立場も知らないから、さぁ選挙ですどれにしますかって言われてもわからない。
 厄介電話をかけてくる友人に「いやですわたしはそのひとにはいれたくありません」と断ることはできたとして、「じゃあ何でおれはいれたくないのか」っていう問いに納得する答えを自分で答えられない。おいおれはもっと学んだ方がいいんじゃないのか?


 群集に混じって「とめるなあ」とやっている自分にそんなことが浮かんだ。

 とにかく、生で小泉さんを見れたのは貴重な体験だったと思う

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