梅雨が終わったのかどうなのかはっきりしろよ、まいどどうもご隠居です。むしむしと暑い日が続きますが、へこたれずにがんばりましょう。
今日のテーマは初のマーケティング用語、「ブランディング」です。ブランド好きの日本人、というように耳にするブランドと同じ単語です。意味は「企業が顧客にとって価値のあるブランドを構築するための活動」をいいます。多くの商品またはサービスの中から、一つを選択してもらう(差別的優位)ための長期的なイメージ創造活動のことです。
われわれは投資家であると同時に、他の投資家から取引される「企業」でもあります。今日は、その「企業」の側面にたったお話です。今日の議題を一行でまとめると以下になります。
「いかにお高くとまるか・安売りしないようにするか」
多くの商品・サービスすなわち競合他社はわれわれにとっては同性のことを指します。山のようにいる男、もしくは女、の中からいかに相手投資家に「あの人がいい」と選択してもらう(差別的優位化を図る)、これがブランディングの目的となります。
みなさんは「あんなやつよりおれの方が絶対いいのに何であいつの方がモテるんだ」とくだをまいているやつを見たことないでしょうか?仮に彼をA、「あんなやつ」をBとしましょう。実際に取引(=お付き合い)してみたら、彼のいうようにA君の方がいいのかもしれません。ただ、そんなことは取引後に分かることであって、実際女性たちの投資計画に名も挙がらない時点で宝の持ち腐れとなります。
これが、ブランディングミスの例です。
ブランディングの目的、差別的優位化とは次の3つ、すなわち機能的価値・感覚的価値・心理的価値から構成されるといわれています。
機能的価値とは、製品の性能や品質。頭がキレる、仕事ができる、経済力がある、外見がよろしい、等。
感覚的価値とは、かっこいい・斬新などのそのまんま感覚的なもの。
心理的価値とは、満足させてくれる、安心・信頼できる等。
さて、差別的優位化の構成要素がわかったところで、一番の難関は如何にそれを対外的にアピールするか=ブランディングの仕方、です。
※女性は感覚的に巧くやっていることが多いので今回は男性を話の主役とします。
これは難しく決まった正解肢などもありません。
まず基本的なこととして、よく笑うといった簡単なことがあげられます。これは、漠然とプラスのイメージをかもし出すとことを目的とします。
具体的な例として、、。頭にともだちの顔を三人思い浮かべてください。誰でも結構です。いいですか?
では、頭に浮かんだともだちはどんな表情をしていますか?笑顔、仏頂面、いろいろあるでしょうがそれがあなたのともだちに対する漠然としたイメージです。
発言に関しても「うぜー」「ねみー」「だりー」「むかつく」など負の感情しか表さないと、周りは漠然とあなたを「負」と認識します。
もちろん、あくまで漠然レベルのことなのでやめたから取引が突然絶好調になるなんてことはまずありません。しかし、個人的には検討の余地はあると思っています。
次は具体的なケースです。
欧米と比べて、曖昧な文化のわが国においては間違ったブランディングは自慢に過ぎず、むしろ市場価値を下げる結果になりかねません。
直接的かつ自ら発言などは要注意です。
「おれってさ~○○なんだ~すごくない??」
男性投資家に時折見られます。有限不実行型といって、市場価値の最下層にいるタイプです。ブランディングが逆の方向で大成功している例です。頭に幾人か浮かぶでしょう。
これとは逆に、黙って人のやりたがらない仕事をやった、など行動で示す方法は有効のようです。ここに上の「おれって~」を付けてしまうとカテゴリ分類は上の方へ言ってしまいますので注意が必要です。
また、最初にかいたようにブランディングとは長期的創造活動であるところに難しさがあります。普段無口な人が一日くらい快活にしゃべったところで奇異に思われ、おしゃべりがクールを装ったところで具合でも悪いのかと思われる程度です。
反面、よいブランドイメージが定着していてもそれが崩壊する方へ作用する場合は一瞬です。くどいですが、上記の「おれって~」がそのよい例です。
定石がない分、非常に難しく、またそのせいで文章もばらばらになってしまい恐縮ですが、頭の片隅程度に入れておいて欲しい概念です。
おまけ:いかに自己アピールするか、に関して自己の能力や実力以上のものをアピールし始めると、「粉飾決算」の範疇となります。
ということで、次回は粉飾決算で。
終
今日のテーマは初のマーケティング用語、「ブランディング」です。ブランド好きの日本人、というように耳にするブランドと同じ単語です。意味は「企業が顧客にとって価値のあるブランドを構築するための活動」をいいます。多くの商品またはサービスの中から、一つを選択してもらう(差別的優位)ための長期的なイメージ創造活動のことです。
われわれは投資家であると同時に、他の投資家から取引される「企業」でもあります。今日は、その「企業」の側面にたったお話です。今日の議題を一行でまとめると以下になります。
「いかにお高くとまるか・安売りしないようにするか」
多くの商品・サービスすなわち競合他社はわれわれにとっては同性のことを指します。山のようにいる男、もしくは女、の中からいかに相手投資家に「あの人がいい」と選択してもらう(差別的優位化を図る)、これがブランディングの目的となります。
みなさんは「あんなやつよりおれの方が絶対いいのに何であいつの方がモテるんだ」とくだをまいているやつを見たことないでしょうか?仮に彼をA、「あんなやつ」をBとしましょう。実際に取引(=お付き合い)してみたら、彼のいうようにA君の方がいいのかもしれません。ただ、そんなことは取引後に分かることであって、実際女性たちの投資計画に名も挙がらない時点で宝の持ち腐れとなります。
これが、ブランディングミスの例です。
ブランディングの目的、差別的優位化とは次の3つ、すなわち機能的価値・感覚的価値・心理的価値から構成されるといわれています。
機能的価値とは、製品の性能や品質。頭がキレる、仕事ができる、経済力がある、外見がよろしい、等。
感覚的価値とは、かっこいい・斬新などのそのまんま感覚的なもの。
心理的価値とは、満足させてくれる、安心・信頼できる等。
さて、差別的優位化の構成要素がわかったところで、一番の難関は如何にそれを対外的にアピールするか=ブランディングの仕方、です。
※女性は感覚的に巧くやっていることが多いので今回は男性を話の主役とします。
これは難しく決まった正解肢などもありません。
まず基本的なこととして、よく笑うといった簡単なことがあげられます。これは、漠然とプラスのイメージをかもし出すとことを目的とします。
具体的な例として、、。頭にともだちの顔を三人思い浮かべてください。誰でも結構です。いいですか?
では、頭に浮かんだともだちはどんな表情をしていますか?笑顔、仏頂面、いろいろあるでしょうがそれがあなたのともだちに対する漠然としたイメージです。
発言に関しても「うぜー」「ねみー」「だりー」「むかつく」など負の感情しか表さないと、周りは漠然とあなたを「負」と認識します。
もちろん、あくまで漠然レベルのことなのでやめたから取引が突然絶好調になるなんてことはまずありません。しかし、個人的には検討の余地はあると思っています。
次は具体的なケースです。
欧米と比べて、曖昧な文化のわが国においては間違ったブランディングは自慢に過ぎず、むしろ市場価値を下げる結果になりかねません。
直接的かつ自ら発言などは要注意です。
「おれってさ~○○なんだ~すごくない??」
男性投資家に時折見られます。有限不実行型といって、市場価値の最下層にいるタイプです。ブランディングが逆の方向で大成功している例です。頭に幾人か浮かぶでしょう。
これとは逆に、黙って人のやりたがらない仕事をやった、など行動で示す方法は有効のようです。ここに上の「おれって~」を付けてしまうとカテゴリ分類は上の方へ言ってしまいますので注意が必要です。
また、最初にかいたようにブランディングとは長期的創造活動であるところに難しさがあります。普段無口な人が一日くらい快活にしゃべったところで奇異に思われ、おしゃべりがクールを装ったところで具合でも悪いのかと思われる程度です。
反面、よいブランドイメージが定着していてもそれが崩壊する方へ作用する場合は一瞬です。くどいですが、上記の「おれって~」がそのよい例です。
定石がない分、非常に難しく、またそのせいで文章もばらばらになってしまい恐縮ですが、頭の片隅程度に入れておいて欲しい概念です。
おまけ:いかに自己アピールするか、に関して自己の能力や実力以上のものをアピールし始めると、「粉飾決算」の範疇となります。
ということで、次回は粉飾決算で。
終
>てづか ウフフさん除いて初コメントありがとうございます。これからも努力して参りますゆえ引き続き積極的な参加をして頂ければと願う次第でございます。
0から9まで一気読みしてしまったさ。
続きに期待してるわぁ☆
どちらにしろあんまり理解できないまま終わってしまいましたが。
自分もブランディングがんばりたいと思いました。