またまたまたご無沙汰してしまいました毎度どうも、ご隠居でございます。
何だかやけに寒いこの冬、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はご隠居などと名のらさせて頂いておりますが、今年もコートはなくのりきれそうでございます。
さて、本日のテーマは、Black Swan。
直訳すれば、黒い白鳥。その矛盾すべき名の示すとおり、「ありえねー」ことが起こるということです。
もはや何だかわからずともとりあえず耳にしたことがある、
「昨今のサブプライムローンに端を発する未曾有の経済不況により…」という書き出しに表される今日の不景気。
創業百数十年の世界に名だたる投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻。
こんなことは百年に一度あるかないかだ!ありえねー!
ってことが実際次々起こったもんで、これをタレブという偉い学者さんが「黒い白鳥」と例えたことから一躍有名となったものです。(cf.タレブ氏HPhttp://www.fooledbyrandomness.com/)
ここで、「ありえねー」というのをもう少し説明すると、
「今までのことから考えると確率的にありえねー」ということ。
あの人はもう5年の付き合いだから、きっと最後には私のところへ戻ってきてくれるはず。
…ってこねーのかよ!!
今までアイツはおれにベタ惚れで、おれがいないと何もできないのさ。3ヶ月の海外出張から戻って今日あったら、きっと涙を流して喜b…あれ、新しい彼氏紹介?何で?
私どもは将来のことなど予想できません。
従って、できることといえば過去から学び、将来を推定することだけです。
しかしながら、ある程度「確率的に」確からしい予想が仮にできたとしても、それは完全なものになりうることはなく、予想だにしないことは往々にして起こりうるのです。
黒い白鳥とは、このように過去の統計から将来のイレギュラーを予想することはできないということをいいます。
嗚呼、無情ながら、しかしながら、それをわかった上でも我々は将来を予測し、賭けていくことでしか勝利を得られないのです。
何だかやけに寒いこの冬、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はご隠居などと名のらさせて頂いておりますが、今年もコートはなくのりきれそうでございます。
さて、本日のテーマは、Black Swan。
直訳すれば、黒い白鳥。その矛盾すべき名の示すとおり、「ありえねー」ことが起こるということです。
もはや何だかわからずともとりあえず耳にしたことがある、
「昨今のサブプライムローンに端を発する未曾有の経済不況により…」という書き出しに表される今日の不景気。
創業百数十年の世界に名だたる投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻。
こんなことは百年に一度あるかないかだ!ありえねー!
ってことが実際次々起こったもんで、これをタレブという偉い学者さんが「黒い白鳥」と例えたことから一躍有名となったものです。(cf.タレブ氏HPhttp://www.fooledbyrandomness.com/)
ここで、「ありえねー」というのをもう少し説明すると、
「今までのことから考えると確率的にありえねー」ということ。
あの人はもう5年の付き合いだから、きっと最後には私のところへ戻ってきてくれるはず。
…ってこねーのかよ!!
今までアイツはおれにベタ惚れで、おれがいないと何もできないのさ。3ヶ月の海外出張から戻って今日あったら、きっと涙を流して喜b…あれ、新しい彼氏紹介?何で?
私どもは将来のことなど予想できません。
従って、できることといえば過去から学び、将来を推定することだけです。
しかしながら、ある程度「確率的に」確からしい予想が仮にできたとしても、それは完全なものになりうることはなく、予想だにしないことは往々にして起こりうるのです。
黒い白鳥とは、このように過去の統計から将来のイレギュラーを予想することはできないということをいいます。
嗚呼、無情ながら、しかしながら、それをわかった上でも我々は将来を予測し、賭けていくことでしか勝利を得られないのです。