120年前に和歌山沖でトルコのエルトゥールル号という軍艦が沈没した。
そのエルトゥールル号の発掘調査が始まったらしい。
始まったのは2007年かららしいんだが今年の調査で金貨、銀貨などの遺品が発見された模様。
6日間の潜水調査で745点の遺品が見つかったとか。
このエルトゥールル号に着いては一部では結構有名な話しで俺は最近、といっても半年前とかそのくらいだけど知ったんだけどトルコが親日の理由にも関係しているらしい。
1890年に横浜港に入港。
日本に来た理由は「明治天皇に親書と勲章を献上」という事らしい。
日本の皇族の小松宮夫妻のイスタンブール訪問に応えた物らしい。
11ヶ月かけて日本に到着し約3ヶ月日本にいて9月過ぎに出航。
ところが台風に見舞われて座礁、機関部に浸水して水蒸気爆発を起こした。
昔の船の動力は石炭燃やしてたからな。
その時に大島村(現、串本町樫野)が住民総出で救助、看病に当たった。
これがあっちの新聞でも伝えられた事で日本人に対する印象が良くなったらしい。
未だに歴史の授業でも教えてるとか言ってたな。
この話だけだと単なる昔話なんだが続きがある。
エルトゥールル号の話しではないけど1985年にイランとイラクで戦争があった時にフセインが「今から48時間後にイラン上空を飛ぶ全ての飛行機を打ち落とす」と声明を出した。
日本企業の社員が多数行っていてこのままだと戦争になるわけで一刻も早く逃げ出さなければならんとテヘランの空港に向かった。
けどそんな状況だからどこの航空会社の便も自分の国の人間が優先だし席は余っていない。
専用機を出している国もあったらしいが日本政府がもたもたしていたので間に合わず。
こういう場合今話題になっているJALは日本政府からの要請で専用機を飛ばすわけだけどこの時危険が大きいって事でJALの組合側の反対で要請を断っているらしい。
ああいうデカイ会社は組合の力がでかいからな。
まあそんな会社救う必要あるのか?って思ってしまうが。
自衛隊にしてもまだ容易には出せない時期だな。
その時に2機のトルコ航空が日本人215名のためにチャーター機を出して成田に送り届けてくれた。
タイムリミットまであと1時間チョイとのこと。
わざわざ危険を冒してまでチャーター機を飛ばした理由がその100年も前のエルトゥールル号の件に寄るものだったらしい。
ただ近いってだけのカス民族なんぞ相手にしている暇があったらこういう国こそもっと親交を深めて行かなきゃ駄目なんだよ。
それとこういう話し歴史の授業でちゃんと教えろっツーの。
ほんとつかえねぇ┐(´-ω-`)┌
金貨と銀貨を発見 串本沖のトルコ軍艦遺品発掘(紀伊民報) - Yahoo!ニュース