無添加・自然食品の店「Kamome Life」店長のブログ

健康、自然療法、代替医療、瞑想、波動、肥田式、精神世界など見えない世界の事を発信しています。

甘いもの食べたい病からの脱却法 その①

2022年04月26日 | 健康


前回まで、白砂糖による害を書いてきましたが、今回から、

白砂糖の依存性から脱却する方法を、

断食療法の大家でもある医師の甲田光雄が書いた本から紹介したいと思います。


 甲田光雄著:「白砂糖の害は恐ろしい」―これを防ぐためにー


その前に、そもそも白砂糖を摂るとなぜ依存症になるのでしょうか?

食べ物や甘いものを摂取すると、消化酵素によって分解されブドウ糖に変化します。
血中に溶け込んだブドウ糖は体内をめぐり、血糖値を上昇させます。

特に砂糖は分子が小さいために体内でブドウ糖に分解されやすく、
空腹時に砂糖を摂取すると血糖値が急上昇します。

そうすると、体内では血糖値を下げる働きのあるインスリンが大量に分泌され、
血糖値が急低下し、低血糖を引き起こします。

体が低血糖になると、今度は、脳がその低血糖状態を「エネルギー不足で空腹」
と勘違いして、「食べ物や甘いもの摂取して血糖値を上げろ!」と指令を出します。

この指令が出て、私達は甘いものに走るのです。


さらには、砂糖には「幸福感や癒やし」を感じさせるドーパミンやセロトニン、
ノルアドレナリンなど脳内神経伝達物質の分泌を促す働きがあります。

そのため、甘いものを食べて「幸福感」状態が頻繁に繰り返されると、
脳はこの快感がクセになり、やがては中毒のように「甘いものを摂ること=幸福感」
と無意識に脳が感じるようになってしまいます。

これが、白砂糖の依存性のメカニズムになります。

砂糖依存症とは、「快感を得るためには、甘いものを摂らなければいけない」
と脳が勘違いしている状態ともいえます。


白砂糖の依存性から脱却する方法は次回に。

からだに安心・安全だけにとどまらず
「食べたらからだが元気になる」ことに
焦点を置き、家族みんなが健康に繋がる
食べ物をお届けする事を目的としています。  
からだに良いものは、美味しい。

あなたは気付かないうちに「砂糖病」になっていませんか?その③

2022年04月12日 | 健康


前回からの続き➡前回の話



砂糖は体内のカルシウムやビタミン類を奪う。

白砂糖は、酸の結晶のようなものだとも言われています。

砂糖を摂りすぎると血液は酸過剰の状態に傾き、生体はそれを中和しようと、体内の予備アルカリであるカルシウムを動員するのです。

ドイツの自然療法家ブラウフレは「白糖は灰盗だ」と、早くから警告していました。

白砂糖はまさにカルシウム泥棒なのです。

だから砂糖を摂りすぎると骨が弱くなるし、虫歯も出来やすくなります。

またカルシウムには精神系の興奮を抑制する働きもありますから、カルシウム欠乏によって神経過敏になったり、やたらとイライラしたり、ノイローゼになったりする可能性があるわけです。


砂糖はカルシウムだけでなく、ビタミンB1も奪っていく

砂糖は体内で単糖類に分解され、エネルギーを生み出すクエン酸サイクルという分解過程に用いられます。

そのとき、体内のビタミンB1が使用されます。中でも果糖はブドウ糖の50倍ものビタミンB1を消費します。

ビタミンB1が欠乏すると、全身倦怠感に悩まされます。


糖質は中性脂肪になって血管壁に付着してしまう。

砂糖を摂りすぎると、体内で過剰になったこれらの含水炭素食品は、その大部分が中性脂肪の形で貯蔵されます。

血液の中に脂肪分がたくさんたまる状態を"高脂血症"と呼んでいますが、この高脂血症は動脈硬化の一歩手前の段階として知られています。

元慶応大学医学部教授、相沢豊三氏によると高脂血症の50%は脂肪に起因するコレステロールだけが多いタイプでしたが、30%はコレステロールと中性脂肪の両方が多いタイプ、そして全体の20%は中性脂肪だけが多いタイプだったそうです。

こうして砂糖の摂りすぎは動脈硬化の原因をつくります。


一番怖いのは、白砂糖の依存性

砂糖が人間の身体に及ぼす悪影響は他にも色々あるのですが、いずれにしても、砂糖は知らないうちに摂りすぎてしまうもの。

そしてそのありとあらゆる害を見るにつけ、白砂糖を食卓からなるべく追放したいと感じると思います。

ですが実は、それは簡単ではありません。


<それは魔法が人を魅惑するように、白砂糖には依存性があるからです>


次回は、白砂糖の依存性から脱却する方法を、断食療法の大家、

甲田光雄著:「白砂糖の害は恐ろしい」―これを防ぐために

から紹介したいと思います。


白砂糖の代わりに使いたい甘味料➡デーツシロップ

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あなたは気付かないうちに「砂糖病」になっていませんか?その②

2022年04月08日 | 健康



「低血糖症が引き起こす数々の心身症状」について

そもそも、低血糖症とは、どういうことでしょうか?

低血糖とは、血液中のブドウ糖濃度:血糖値が70mg/dL以下と異常に低くなっている状態です。

ブドウ糖は、細胞の中のミトコンドリアというエネルギー工場の重要なエネルギー源です。

ですから、低血糖は細胞にとって、エネルギー切れ=いのちの危機となるわけです。

とにかく、大変重大な出来事ですから、なんとかこれを回避しようと自律神経やホルモンを使って血糖値をあげようとします。

興奮と覚醒に関わる交感神経が刺激され、コルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリンなどの副腎ホルモンが分泌されることで、血糖値が上がります。

交感神経も、これらのホルモンも、ストレス時に反応するシステムですね。

つまり、低血糖は、心身にとって重大なストレスとなり、疲弊させるのです。

"低血糖症はエネルギーの源である血糖が不足する病気なので、強烈な工ネルギーショックによって身体には様々な症状が引き起こされます。


【多くの人に共通する症状】

・午前中の消耗感
・頭痛
・強い疲労感
・立ちくらみ
・不眠

などが挙げられます。


【精神面への影響】

・落ち着きのなさ
・意味のない不安や恐怖感
・集中力の欠如

などが低血糖症によって引き起こされています。

これはいわゆる学習障害や精神障害、そして増加し続ける犯罪行動の背景にある、大きな原因の一つになっているとも言われています。

またインシュリンを頻繁に大量生産していた膵臓がやがて疲労し、必要なインシュリンを出せなくなると、今度はさらに進んだ段階の糖尿病がやってきます<怖>。

次回に続く!

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あなたは気付かないうちに「砂糖病」になっていませんか?その①

2022年04月07日 | 健康



あなたは気付かないうちに「砂糖病」になっていませんか?

あなたは疲労感や、身体のだるさに悩まされていませんか?

皮膚にトラブルがあったり、夜に熟睡できなかったり、頭痛がひどかったりしませんか?

 風邪を引いてばかりいませんか?

集中力がなかったり、イライラしがちではありませんか?


もし、思い当たるところがあるとしたら、あなたは砂糖の摂りすぎで、"砂糖病"になっているのかもしれません。


白砂糖は"空っぽのカロリー"だとよく言われます。

精製過程で全てのビタミン、ミネラル分などが除去された白砂糖は、純粋にカロリーというエネルギーしか持たないからです。


白砂糖は体内に入ると素早く吸収され、血液中の血糖値を急激に上昇させます。

疲れた時に砂糖をなめると楽になった気がするのは、この即効作用によるものなのです。

しかし、これは私たちの体が持つ本来の消化吸収のペースを、全く無視したものです。

だから砂糖によって急激に血糖値が上昇すると、スピード違反に面食らって大量に出されたインシュにリンによって、今度は血糖値が逆に下がりすぎた低血糖状態が発生します。

そして、この血糖値の乱高下が"低血糖症"と呼ばれる隠れた現代病を引き起こしているのです。


次回は、「低血糖症が引き起こす数々の心身症状」について

あなたは気付かないうちに「砂糖病」になっていませんか?その②に続く!

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アトピーやアレルギー疾患に有効と言われる 「ゆきひかり」の米粉

2022年04月04日 | 健康

 
ゆきひかりは、かつて北海道で多く食べられていた昔のお米の品種です。

昭和59年に登場したゆきひかりは味が良いということで、北海道で大変人気のあったお米ですが、その後、さらに美味しいきらら397やほしのゆめといった新品種の登場に押され、作り手はほとんどいなくなってしまいました。

しかし、最近、アトピー性皮膚炎やリーキーガット症候群、アレルギー疾患に有効として再び注目を集めています。

ゆきひかりは従来のコシヒカリ、ひとめぼれ、あきたこまちなどのように、祖先にもち米系のお米を含んでいないうるち米系の品種です。

粘りが少なくアミロースがやや高い品種で、タンパク質も他の品種よりは少ないお米です。

その為、アトピー性皮膚炎、米アレルギーやその他のアレルギー症状の改善に有効と言われているお米です。


※平成20年に北大大学院農学研究院のグループが道産米の「ゆきひかり」には腸内の”悪玉”細菌を減らす性質があり、アレルギーを抑える働きがあることをつきとめました。米アレルギーばかりではなく、他のアレルギー反応を抑制する効果も実験で確認されました。


ゆきひかりの米粉



【米粉はグルテンフリー】

米粉の大きな特徴は、グルテンが含めれていないので、グルテンによるアレルギーの人も安心して食べられることです。

小麦にはグルテンが多く含まれています。グルテンはアレルギー症状を起こしたり、欧米では自己免疫疾患のセリアック病の原因とされています。日本ではセリアック病は少ないのですが、小麦アレルギーの人は増えています。


【米粉には、グルテンフリーだけでなく様々な特徴があります】

①米粉は小麦粉に比べると油の吸収率が低いので、天婦羅粉として使うとカラっとしたサクサクの食感になります。
(油の吸収率=米粉21%、小麦粉38% ※鶏もも肉を揚げた時の衣の吸収率)また、時間がたってもサクサク感が長持ちするのでお弁当にも最適です。

②米粉は水分を吸収しやすいという特性上、パンやケーキなどを作ると、しっとりもちもちと焼き上がります。クッキー作りに使えばサクサクに仕上がり、調理法によって、いろいろな食感が楽しめます。

③米粉はとろみをつける作用があるので、ホワイトソースや料理のとろみづけ、離乳食などに便利です。

④ 米粉はくせのない味わいなので、スイーツから料理までどんな食材とも相性が良いのです。だから、パンもお菓子も、どんな料理にも万能に応用が可能です。もちろん甘いお菓子もおいしく作ることができます。


おすすめの、ゆきひかり米粉はこちら→ゆきひかり米粉(ライスパウダー)


※ゆきひかりは、米アレルギー用に開発されたお米ではありません。
※米アレルギーの原因は様々で又、個人差も大きいので、ゆきひかりが全てのアレルギー・アトピーに有効というわけではありません。

からだに安心・安全だけにとどまらず
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食べ物をお届けする事を目的としています。  
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