無添加・自然食品の店「Kamome Life」店長のブログ

健康、自然療法、代替医療、瞑想、波動、肥田式、精神世界など見えない世界の事を発信しています。

甘いもの食べたい病からの脱却法 その⑥

2022年06月17日 | 健康


甲田医師は、甘いものをやめる方法の一つとして、

「疲労しない体を作り上げる」、事も言及しています。

「甘いものやアルコール類は疲れるとどうしても余計欲しくなってくるのは、皆さんもすでによく知っておられる通りである。
甘いものを止めようと思っても、疲れてくたくたになってくると、どうしても甘いものに手を出してしまう事になる。
そこで、日頃から、疲労が重ならぬような生活法を考案して実行に移す事である」

確かに、からだが疲れてると、普通に食事しても、その後に甘いものが、無性に食べたくなる事ってありますね。

では、「疲労しない体を作り上げる」方法ってのは何があるのでしょうか?


①睡眠を十分にとること

「疲労に最も関係するものは、なんと言ってもまず睡眠である。
睡眠不足が続くと、どんな健康体でも駄目で参ってしまう。

そこで疲労を解消しようとして無性に甘いものが欲しくなってくる
だから、充分な睡眠がとれるようにすること

充分な睡眠と言っても、決して睡眠時間が単に長いということではない。
深く眠れば案外、睡眠時間は短くてすむものだ」

ありきたりですが、なんといっても睡眠。

十分な睡眠がとれてないと、いつまでもからだに疲れが残ってることってあります。


深い睡眠するための注意事項として、以下の事を挙げています。

①夜寝る前に腹一杯食を詰め込まない
②夜食は原則として摂らない習慣をつける
③夕食をなるべく早く済ますようにする
 (就寝時にちょっと腹が減って何か食べたいなあと思う位でちょうどよい)
④毎日快便のあるように工夫すること(便通がないと、深い睡眠を妨げることになる)
 ・副食に野菜、海藻類を多くとり、主食も白米を止めて五分搗き米か、いっ 
  そのこと玄米に替る。
 ・便秘の原因となる粉食(パン、うどん、ビスケットなど)を極力少なくす
  る。
 ・大食は一般の常識とは反対に便秘を招くもとであることを知っておく。
 ・水分の欠乏も、便を固くして通じが悪くなるから飲み水の量にもよく注意
  する事。

食事と睡眠は、密接に関係していると言えます。
どんな食べ物を食べるのかは大切ですが、いつ?どれくらい?

という食べ方が、とても大切なことがわかります。

続きます。

からだに安心・安全だけにとどまらず
「食べたらからだが元気になる」ことに
焦点を置き、家族みんなが健康に繋がる
食べ物をお届けする事を目的としています。  
からだに良いものは、美味しい。




甘いもの食べたい病からの脱却法 その⑤

2022年06月07日 | 健康
前回の記事では、甘いものをやめる攻略法として、背骨の狂いのある人は矯正したほうが良いという事を書きました。

詳しい話は➡前回の記事


甲田医師は背骨の矯正法としては、柔らかいマットレスを廃し「硬床・硬枕」で寝る事をすすめました。


背骨の矯正法は、他にもう一つあって、それは金魚運動というものです。



b.背柱整正運動(金魚運動)




板の上に寝て、木枕を使用することが静力学的な脊柱整正法というならば、これは動的な脊柱整正法で、俗に金魚運動という(写真13)。
すなわち、仰臥して身体をなるべく一直線に伸ばし、足先を膝の方へ直角以上にそらし、両足裏が一平面上にあるようにし、両手を組んで頸椎四番・五番の辺にあて、両ひじをはって開き、金角ぐ真似を素早く行なうこと。これを朝夕一、二分間ずつ毎日実行する。

この運動を行なうことにより、脊柱の左右の副脱日が矯正され、脊髄神経の派出孔である椎間孔の歪みを整え、脊髄神経に対する圧迫や末梢神経のマヒを除き、全身の神経機能を整正すると共に、血液循環を順調にする。

そしてまた、自律神経をも整え、これが内分泌相互の調和を招来し、結局、円満な性格の形成に役立つのである。
したがって、甘いものを止めることの出来ぬ者は、自分の性格の矯正をも心がける必要上、かかる運動を忠実に実行しなければなるまい。そしてまた、この運動の実行によって得られるものは、全身の健康増進そのものであるから、実に多方面にわたる収穫がある。
例えば便秘症が治ったり、虫垂炎の予防や腸閉塞、腸捻転などの治療にも卓効を奏することを知っておくと便利である。

    ―白砂糖の害は恐ろしいー 著者:甲田光雄  より転載



この金魚運動の特筆なのは、全身の健康増進であり、更には便秘症に効いたり、虫垂炎の予防や、腸閉塞、腸捻転の治療にも有効だという事です。


時間も朝夕、1~2分で良いので、毎日の健康法として、取り入れてみるのも良いですね。


続きます。

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