血液の巡りを良くするための方法その③
前回までの血液の巡りに関連する記事はこちら
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血液の巡りを良くするための方法として、水分補給の次にあげるのは、ずばり運動です。
運動をすることで、全身の細胞のエネルギー産生が高まり酸素や栄養素の必要量が一気に増えます。
心臓は心拍数を速め、血液の巡りのスピードを上げ細胞での需要に応えるよう供給を急ぎます。
日頃から定期的に運動をすることで心配機能が向上し、筋肉が発達するため、血液の巡りを支える身体のポテンシャルが高くなるのです。
時間にとらわれて、なかなか運動をする時間が取れないという方も多いと思います。
そんな時は、第二の心臓とも呼ばれる「ふくらはぎ」の筋肉を動かすことだけでも意識する事をお勧めします。
ふくらはぎには、毛細血管が密集しているので、筋肉の収縮や弛緩を利用し、血流を改善することが出来、ゴースト血管の予防にも繋がるのです。
一番簡単なのは、その場での足踏み運動です。
高齢者でもできる簡単な運動です。
ふくらはぎから血液を送るポンプ機能が高まり、上半身に血流が促されます。
足踏みは、その場で片足づつ地面から上げて、またつけるという動作を繰り返すことです。もっと簡単に説明すると、前には進まず、その場でウォーキングをしているようなイメージになります。
<その場での足踏み運動のやり方>
1.床に背筋を伸ばして、リラックスして立つ
2.肩の力を抜いて腕を振りながら、背筋を丸めないように片股関節を60度ほど引き上げる
3.足の指の付け根から着地し、もう片方の足を上げる時も足の指の付け根から離すことを意識する
4.2~3を繰り返す
5.1秒間に2歩の間隔で、まずは1分間続ける
6.終了
足踏みの回数目安は、1秒間に2歩×1分を1セット。慣れてきたら、股関節を90度に引き上げるようにしてみましょう。
時間も1分間から少しづつ伸ばしていき、5分間もやるとそこそこの運動量になります。
仕事をしている人は、デスクワークの合間にしたり、リフレッシュしたい時にするといいですね。
集中力が落ちてきた時にするのも気分転換になっていいです。
まずは、手短に身体を動かす習慣を身に着ける事が大切ですね。
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