無添加・自然食品の店「Kamome Life」店長のブログ

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若々しさの秘訣、細胞内液と細胞外液って?

2022年03月03日 | 健康



成人の場合、からだの約60%は水で出来ていることは良く知られています。

体内の水は、新生児で約80%、成人で60%、高齢者で約50%と年を重ねていくにつれて、身体に占める割合が減っていきます。

成人を例に例えると、この体内の水60%の内訳は、約40%が細胞内液、残りの20%が細胞外液になります。

これを簡単に説明すると、細胞内液は細胞の中に含まれている水分の事で、細胞外液は主に血管に流れる水分の事といえます。

細胞外液においては、5%が血漿・リンパ液・脳脊髄液で、残り15%が細胞の周囲を満たす組織液(間質液)というものになります。

※細胞内液や細胞外液といった、細胞とは主に筋肉(筋肉細胞)や脂肪(脂肪細胞)を言います。


細胞外液(血管の中を流れる水など)は、高齢になってもそれほど減少しませんが、細胞内液は徐々に少なくなってくることが分かっています。

これは、年齢とともに水を多く貯蔵できる筋肉の細胞が減少し、水を維持しにくい脂肪細胞が相対的に増えるためです。

からだに、水分を溜めずらくなるのですね。

そのため、循環血液量が減少した際に、若年者では細胞内液が血管内に移行することで循環血液量を維持しますが、高齢者では細胞内液が少ないため脱水に陥りやすくなります。

よく高齢者が脱水症状を起こすニュースが飛び込んだりしますが、この事が起因となっているといえます。

高齢者を介護している人にとっては、この事を念頭に入れておく必要があると思います。

高齢者になると、水分を摂ることによって、おしっこが近くなるので、多く摂りたがらない傾向にありますが、少しづつでもこまめに水分を摂って脱水症状に陥る事がないよう注意したいですね。


【若々しさを保ちたい人が知って欲しい事】

細胞内液や細胞外液といった、細胞とは主に筋肉(筋肉細胞)や脂肪(脂肪細胞)を言います。

筋肉細胞の水分量は約 80%であるのに対し、脂肪細胞の水分量は約 20%です。

筋肉の方が、脂肪よりずっと保水力があるという事ですね。

という事は、脂肪を減らして筋肉をつければ、体内の水分量を保持する力が高まり、保湿・美容効果にも繋がります。

逆に、筋肉量を減らして、脂肪を増やすと、全体的な水分量は減る事になるので、たるみによるシワや、真皮層の老化を早める事になります。

潤いのある美しい身体を保つためには、筋肉が衰え脂肪が増えてしまわぬよう、日々筋肉に負荷や刺激を与え続け、筋肉量を減らさない運動が大切という事です。

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