鴨頭の掲示板

日本史学関係の個人的な備忘録として使用します。

【受贈】 岡本健一郎《年次大会共通論題》「京都鉄道博物館の活動と鉄道文化財の保存」(2023年度『年次大会 企業の社会連携活動について考える』、京都鉄道博物館)

2024年04月15日 00時01分00秒 | いち研究者としての日記

岡本健一郎さんより標記論文の抜刷を1冊、私へも贈ってくださりました。ありがとうございます。

課題「企業の社会連携活動」に対し、鉄道省・日本国有鉄道(国鉄)・西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)が設置した鉄道系博物館の取り組みを、鉄道文化財の保存問題を踏まえつつ検討しています。そして、今後の課題点にJR各社の、すなわち平成時代の記録・史料をいかに引き継ぎ保存していくかを挙げました。論文では、施設・構造物など文化財に重点を置いていますが、もちろん文字の記録(アーカイブ)も重要になってくるでしょう。ただ、その前に文化財の保存をいかに負担少なく効率的におこなっていくか、道筋をつけていきたいようです。確かに、施設・建造物をなんでもかんでも永久保存していくのは関係機関の負担を増やすばかりであり、適切な選択と方法論を求められますね。

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