上小田井ステーション マンション長期修繕委員会

長期修繕委員長日記 管理員室電話FAX:052-505-8998

当マンションの耐震補強 を もしすると、3千万?・・・・

2005-05-17 | ステーションニュース
★当マンションにおいても、壱番館ピロティ(1階駐車場)の震災時のリスク、調査・対策工事費を調査検討中です。しかし100万円かけて耐震調査し、それでやっと3000万円の補強工事の工法と工事費が見積もりでき、それでも、設計会社いわく・・・阪神大震災クラスの地震に完璧に耐えれる保証はありません。・・とのことです。安心料として3千万円が安いか、高いか、皆さんどう思いますか?。

■添付の写真は「ピロティの耐震補強工法」のイラストです。工法の概要は曲げ強度と剛性の向上に寄与するハンチ取付け工法とせん断強度とじん性の向上に寄与する鋼板巻き付け工法を組み合わせることで、ピロティ階の構造性能を大幅に改善できます。

★耐震工事はいつおこるかわからない東南海地震と、そのときにどうなるかわからない対策に多額の費用をかけるべきか?また、共用部、専用部の地震保険は?共用部(建物躯体)については保険にはいっているが、専用部の地震保険に加入されている戸宅がどのくらいか・・・など、難しい問題が数多くあります。継続して研究・報告したいとおもいます。

地震被害マンション住民、業者に賠償請求へ・・(福岡)

2005-05-17 | マンション関連ニュース
■賠償金にマンションを免震構造にするための費用を含めることも検討している。受け入れられない場合は訴訟も辞さない構えで、早ければ来月中に交渉に入る。

マンションは1999年11月に完成。3月20日の地震で、通路の壁が崩れ落ち、鉄筋がむき出しになったり穴が開いたりしたほか、多くの世帯で玄関ドアが変形して開かなくなった。現在も半数以上の世帯が避難生活を送っている。

市内では、ほかに8棟のマンションが半壊と認定されたが、このマンションは特に損壊が激しく、柱や梁(はり)も大きく変形したという。

このため、住民でつくる管理組合は設計ミスや施工不良など何らかの欠陥があったのは明らかとして、臨時総会を開き、欠陥住宅に詳しい弁護士を代理人に選任。販売(福岡市)、設計(同)、施工(東京)の3社に損害賠償を求めることにした。

賠償額は、施工会社が見積もった共用部分の補修費約2億700万円と、各世帯の専有部分の補修費計3000~5000万円、慰謝料などから算出する。

さらに、住民から「修復するだけではなく、安全な建物として返してほしい」との声が出ており、組合は建設会社数社に免震構造にする際のコストの見積もりを依頼。その結果によって、免震構造にするかどうかを決める。

 既存マンションでも、一階駐車場の柱などを切断して特殊ゴムの「積層ゴム」を挟むことで免震構造にできるという。

 代理人弁護士は「阪神大震災が起きた後に建てられたマンションなので、大地震を想定した設計、建築が求められた」と指摘している。

 これに対し、施工会社は「販売会社が窓口になって話し合っており、コメントできない」、販売会社は「設計・施工などに欠陥はないと考えている」と反論している。(福岡新聞)